ありえない!日本人がオーストラリアの罰金事情で驚いたこと3選

Posted by: 金子 愛

掲載日: May 15th, 2018

オーストラリアは罰金大国と言っても過言でないほど、細かなルールで溢れています。旅行者と言えども問答無用、知らなかったがばかりに痛い目に遭われた方も多いんです。オーストラリア在住歴8年の筆者が、これだけは知っておきたい驚愕のルールをご紹介!

「ありえない!日本人がオーストラリアの罰金事情で驚いたこと3選」
(C)KoBoZaa / Shutterstock.com

オーストラリアは罰金大国と言っても過言でないほど、細かなルールで溢れています。中には日本では考えられないような、「え!?こんなことまで!?」と思うものも。旅行者と言えども問答無用、知らなかったがばかりに痛い目に遭われた方も多いんです。オーストラリア在住歴8年の筆者が、これだけは知っておきたい驚愕のルールをご紹介します!

赤信号、みんなで渡っても・・・怖かった!Jaywalk 罰金$79

「ありえない!日本人がオーストラリアの罰金事情で驚いたこと3選」

交通規則や信号を無視し道路を横断することを、英語のスラングで”Jay-walking(ジェイウォーキング)”と言います。簡単に言えば、歩行者の信号無視のこと。

「赤信号だけど車来てないし、まいっか!」

といって渡ると交通違反、罰金の対象になってしまいます。罰金の金額は州によって決められており様々。例えば・・・

シドニーがあるNSW州 $71
メルボルンで知られるVIC州 $79
ブリスベン・ゴールドコースト・ケアンズなどのQLD州や、パースがあるWA州 $50

特にCBDエリア(街の中心地)など歩行者の多い信号の近くでは、定期的に警察官が抜きうちチェック。数え切れないほどの違反切符が切られているんです。

電車の中ではお行儀よく!座席に足を載せたら罰金$252

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(C)Neale Cousland / Shutterstock.com

電車内にはイラスト付きで、「No feet on seats(座席に足を乗せちゃダメ)」などの注意書きが貼られていたり、Transit Officers(トランジット・オフィサー)が定期的にパトロールを行っています。

巡回オフィサーが入ってきた瞬間、男子学生たちが椅子から足をサッと下ろす!そんな早技をよく目撃したものです。それもそのはず、待ち受けるのは笑えない額の罰金。

NSW州WA州 $100
VIC州 $238
QLD州 $252

公共交通機関におけるその他の禁止行為としては、飲酒や喫煙、有効な切符を持たない乗車・・・などもあります。

海辺でお酒を乾杯〜!したら最高罰金$2000

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美しい海を眺めながらビール片手にバカンス!といきたいとこですがちょっとお待ちを。ビーチに限らず、公園や道など公共の場での飲酒は禁止されており、”alcohol-free zone”を示す看板が立っています。筆者は初めてこの看板を見た時、

「フリー?ご自由にお飲み下さいってこと?」

と勘違いしてしまいました。しかしalcohol-free zoneは ”飲酒禁止エリア”、という意味。くれぐれもお間違いのないようご注意下さい。各州の罰金は以下の通り、西オーストラリア州に至っては、なんと最高$2000が課せられる可能性があるんです。

VIC州 $125
QLD州 $126.15
WA州 $200- MAX$2000

泣く子も黙る!罰金大国オーストラリア

「ありえない!日本人がオーストラリアの罰金事情で驚いたこと3選」

実際に捕まった筆者の知り合いに、「Me・・・No・・・ENGLISH!!!」などと言って英語がわからないフリをし見逃してもらった強者もいましたが、それは極稀なケース。基本素直に支払う以外術はありません。オーストラリアの規則は州やテリトリーごとに定められており、ルールや罰金の金額も様々。その土地の罰金事情を知ることが、あなたのお財布事情を救うことになるのです。ぜひ、旅行前にチェックしてみて下さい。

*規則は改正される可能性があります。最新情報は各所公式HPでご確認下さい。

[Jaywalk]

[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

金子 愛

Ai Kaneko 暮らし旅ライター

【オーストラリア】役者として映画やミュージックPVなどに出演。現地撮影コーディネーターとしても様々な作品に携わる。【日本】TV番組制作や旅メディア運営を経験 【現在】「暮らすように旅して、旅するように暮らす」をモットーに、”暮らし旅ライター”としてフリーで活動中。

【オーストラリア】役者として映画やミュージックPVなどに出演。現地撮影コーディネーターとしても様々な作品に携わる。【日本】TV番組制作や旅メディア運営を経験 【現在】「暮らすように旅して、旅するように暮らす」をモットーに、”暮らし旅ライター”としてフリーで活動中。

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