トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【愛知編】

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Oct 4th, 2018

旅の達人、プロのトラベルライター22人に「47都道府県のおすすめ観光地」アンケートを実施。各県それぞれ、行ってよかったスポットTOP5を選んでもらいました。TABIZINE5周年企画として、1県ずつランキングで発表していきます!今回は、愛知編です!

トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【愛知編】

日本の都道府県にはさまざまな見どころがあります。全国各地、繰り返し行くチャンスは少ないと考えると、できれば必見のエリアを効率よく周りたいはず。

そこで今回はTABIZINE5周年を記念して、TABIZINEで執筆する旅慣れたライターたち22人に、各都道府県の主要観光地一覧を提示し、その中からTOP5を選んでもらいました。その結果を独自のシステムで採点し、集計して独自ランキングを作成してみましたので、ぜひともチェックしてみてください。今回は愛知編です。

 

第5位・・・豊橋の路面電車(15.0ポイント)

トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【愛知編】

最初は、豊橋の路面電車がランクインしました。豊橋とは愛知県東部、静岡県との県境近くにある町で、静岡県の浜名湖も目と鼻の先にあります。知多半島と渥美半島に囲まれた三河湾に面する自治体で、市の中心部には町のシンボルとして路面電車が走っており、その路面電車を推す声が目立ちました。

「豊橋のシンボル的な存在の路面電車です。豊橋を思い出すと同時に路面電車を思い出します」(あやみ)

「豊橋はチョコレート菓子・ブラックサンダーの町。電車にもブラックサンダーバージョンが!」(石黒アツシ)

豊橋鉄道にはレトロな車両から、ブラックサンダーバージョンの車両、純国産のモダンな全面低床車両(LRV)に至るまで、魅力的な路面電車が走っています。路面電車が走っている町は、それだけで旅情を誘いますよね。個人的にもうれしいランクインでした。

 

第4位・・・渥美半島ドライブ(16.5ポイント)

トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【愛知編】

渥美半島ドライブが第4位にランクインしました。渥美半島は知多半島と共に三河湾を作りつつ、一方で遠州灘の風浪を受け止める半島です。

「晴れた日のドライブは最高に気持ちがいいです」(米田ロコ)

といったコメントと共に、渥美半島を愛知県No.1の観光地と推す声もありました。

「海を見ながらのドライブは最高です。潮風を感じながら半島を爽快にドライブできます」(SHIORI)

という声も。愛知県東部、あるいは静岡県西部を旅行する際には、半島の先端まで足を延ばしたいですね。

 

第3位・・・大須(17.1ポイント)

トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【愛知編】

大須観音

第3位は名古屋市内の大須エリアがランクインしました。名古屋市の中央区にある1,200ほどの店舗が密集した商店街で、古着店からメイドカフェ、グルメショップに大須演芸場まで、多種多彩なカルチャーが共存するエネルギッシュなスポットになっています。

「大須観音で引くおみくじはいつでもなぜか大吉です!庶民的な浅草という感じです」(石黒アツシ)

というコメントとともに、大須を愛知県No.1の観光スポットと推す声もありました。他には、

「名古屋の熱気が凝縮しています」(青山沙羅)

などと、サブカルを評価する声もたくさん。大通りから路地裏に至るまで、あれこれ開拓したいですね。

 

第2位・・・名古屋城(17.7ポイント)

トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【愛知編】

第2位には定番の名古屋城がランクインしました。戦災で焼失した名城の復元工事が進む最中ですが、金のしゃちほこ(金しゃち)はあまりにも有名ですよね。お城周辺の公園の雰囲気も素敵です。

「名古屋に行ったら一度は行っておきたい!」(西門香央里)

「名古屋のシンボル」(青山沙羅)

などと、やはり定番のスポットととして評価されている様子。天守閣の復元工事は2022年に竣工予定(目標)です。そのころにはまた大きな盛り上がりを見せそうですね。

 

第1位に行く前に・・・番外編

愛知でも番外編を紹介します。番外編とは、票を入れるライターが他に1人も存在しない状況下で、誰か1人でも最高評価を与える観光地があったら紹介するコーナー。愛知編では熱田神宮、佐久島、豊川稲荷の声がありました。

熱田神宮

トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【愛知編】

熱田神宮は日本を代表する神宮の1つで、その知名度は全国区ですね。

「数少ない名古屋のパワースポットだと思います」(Chika)

というコメントとともに、愛知県No.1の評価がありました。

佐久島

佐久島は三河湾に浮かぶ離島。

「アートの島・佐久島!自転車で回りながらアート散策を楽しめます」(SHIORI)

というコメント共に、最高評価をする意見がありました。

豊川稲荷

最後は豊川稲荷。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など天下人も訪れたとされる日本三大稲荷の1つです。

愛知に住む人たちにとって商売繁盛のご利益があるとされている有名な神社。神社の入り口向かいにある『門前そば山彦』のいなほ稲荷寿司が絶品です。商店街で売っているきつねグッズも豊富」(あやみ)

といった評価もありました。

 

第1位・・・名古屋テレビ塔(19.5ポイント)

トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【愛知編】

数々の観光地を抑えて第1位に輝いた観光地は、名古屋テレビ塔でした。名古屋城と同じく、名古屋のど定番のシンボル的存在ですが、

「名古屋に行ったら絶対に行く場所が栄。そこのシンボルには必ず会いにいきます」(西門香央里)

というコメントと共に、同地を愛知県No.1の観光スポットに推した声もありました。地上180mの高さを誇る塔の内部にはスカイバルコニー、スカイデッキなどもあり、ショップもいろいろ入っています。初めての名古屋タウンの観光では、欠かせないスポットですね。

 

以上、プロの旅ライターが選ぶ愛知県の観光地トップ5になりますが、いかがでしたか? 他には尾張の犬山城、奥三河の香嵐渓などを推す声も目立ちました。見どころの尽きない愛知県。繰り返し訪れたいですね。

[All Photos by shutterstock.com]

【調査概要】
●調査内容:47都道府県のおすすめ観光地
●調査実施期間: 2018年7月18日~2018年7月31日
●調査人数:22名(男性:4名 女性:18名)
●調査対象:TABIZINEにて記事を執筆するトラベルライター
PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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