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芸術の秋だからこそ!? 旅行の目的が美術館や博物館という方も少なくないのでは。今まで行った美術館や博物館の中で、最も良かったところをオンライン総合旅行サービス「エアトリ」を運営する「株式会社エアトリ」が大調査! 果たしてどんな美術館などがランクインしているのでしょう。
国内の行って良かった美術館・博物館ベスト1は岡山県にある・・・
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調査対象は、20~70代の男女559名。「美術館もしくは博物館が目的で旅行したことはありますか?」との質問に、なんと! 70%以上の人が「ある」と回答。この「ある」と回答した方を対象に、最も良かった美術館・博物館を聞いたそうです。
大原美術館
それでは、まず国内編! 第1位は岡山県の「大原美術館」。倉敷の実業家、大原孫三郎が1930年に設立した、日本初の西洋美術館。西洋の名画を中心に約3000点を収蔵し、モネの「睡蓮」やエル・グレコの「受胎告知」などで知られています。
足立美術館
第2位は島根県の「足立美術館」。日本有数の横山大観コレクションで知られる美術館で、5万坪にもおよぶ日本庭園も見事。120点を超す大観コレクションに加え、近代日本画を中心に約1500点を収蔵。
国立西洋美術館
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第3位は東京都の「国立西洋美術館」。ル・コルビュジエ設計の本館をもち、実業家・政治家として活躍した松方幸次郎のコレクションを中心に、中世末期から20世紀初頭までの西洋美術作品約6000点が収蔵されています。
第4位以下を見ると「東京国立博物館」「国立新美術館」「国立科学博物館」など、東京の美術館や博物館が多く選出されていますが、総合的には全国くまなく選ばれている印象。やはり収蔵作品に特徴のある美術館・博物館、聞き馴染みのある美術館・博物館が上位を占めるような結果となっています。
海外の行って良かった美術館・博物館のベスト1はフランスの・・・
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海外編の結果はというと、第1位は、言わずと知れたフランスの「ルーヴル美術館」。世界最大級の美術館といわれ、その収蔵品は38万点にもおよびます。古代エジプト・古代ギリシアなどの8つの部門に分類して展示され、「ミロのヴィーナス」や「モナ・リザ」などは、とくに有名。第2位にランクインした「国立故宮博物院」に約3倍もの差をつける圧倒的な強さで、訪れて良かった! もう一度訪ねたい! と思わせる魅力に満ちているといえるのではないでしょうか。
ルーヴル美術館
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国立故宮博物院
台湾の「国立故宮博物院」も収蔵品数では負けてはいません。約69万点もの中国歴代皇帝などが所有していた芸術品を所蔵し、中国の美術工芸品のコレクションでは世界一といえる存在。
大英博物館
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第3位はイギリスの「大英博物館」。こちらも世界最級の博物館として知られ、古今東西のバラエティに富んだ収蔵品は800万点にもおよぶというから驚きです!
ランキングを見てみると、所説ありますが世界四大博物館といわれる、ルーヴル・故宮・メトロポリタン・エルミタージュなどはランクイン。圧倒的な差でトップに立ったフランスの「ルーヴル美術館」は、フランスを訪れたら、無理をしてでも必ず行きたいスポットといえるかもしれませんね。
ルーヴル美術館については、過去記事『【世界でも最大規模の美術館】在住者が教える、パリのルーヴル美術館攻略法』で詳しくご紹介していますよ。
【調査タイトル】「旅行先での芸術」に関するアンケート調査
【調査対象】 20代~70代の男女559名
【調査期間】2018年9月6日(木)~9月9日(日)
【調査方法】インターネット調査
【調査主体】株式会社エアトリ
【HP】エアトリ調査結果