音楽の都ウィーン、そして気軽においしい食の都!?
成田からなら直行便で12時間で、オーストリアの首都ウィーンに到着します。ウィーンはモーツァルトも活躍した音楽の都。そして実は、おいしいものがたくさんある食の都でもあるんです。
お一人様女子でも安心して利用でき、もちろん味もおいしいお店を、使い勝手と一緒にご紹介しますね。
ウィーンは、アート、音楽、歴史、ショッピングなど、見どころがたくさん。それも歩いて行けるくらいの範囲に点在しているのがうれしいところ。
ですから、数日間滞在する人が多いみたい。「チョイ住み」を楽しむには絶好の旅行先です。上の写真は世界一美しい図書館ともいわれる「Prunksaal」(プルンクザール)の神聖ローマ皇帝カール6世の像です。
朝ごはんはローカルなカフェで食べる!?
ホテルに宿泊していると、宿泊費に含まれているホテルの朝食を食べることが多いと思います。しかし滞在地がウィーンなら、2日目以降は朝から出かけちゃうのがおすすめです。
Figar 1040 (フィガール1040)| これぞウィーンの朝定食!
Figar 1040はウィーンの4区にあるカフェです。ウィーンは19区まであって、中心部が小さな数字で、周辺に行くほど大きな数字になります。この辺り、ナッシュマルクトという市場に近く、新しいセレクトショップやコンセプトショップも点在する地域。ウィーン工科大学もそばで、学生も多い自由な雰囲気がする地域です。
大きな窓の明るい店内、その壁には新しいアーティストの作品が。テーブルも椅子もシンプルで、ちょっと学校のような雰囲気です。
朝食のメニューは20種以上で、簡単なチーズとハムのサンドウィッチから、サラダ、フレンチトーストやエッグベネディクト、さらにブレックファスト・バーガーまで、おなかのすき具合と気分に合わせて選べます。
というのも、この朝食メニューは夕方4時まで。日中は完全に朝食フォーカスです。夜にはもちろん、前菜からメインまで楽しめるメニューも登場します。ドリンクが充実したバーとしても夜遅くまで利用できますよ。
コーヒーは、ウィーンでも他のヨーロッパの都市と同様に、フィルターで入れるものよりも、エスプレッソで作るタイプがほとんどです。
Schleifmuehlgasse 7, Vienna 1040, Austria
Tel: +43 01 890 3160
月-水 / 8:00~24:00
木-金 / 8:00~翌2:00
土 / 9:00~翌2:00
日/ 9:00~24:00
http://1040.figar.net/
ERICH (エリッヒ)|女の子に大人気の気持ちいいカフェ
入ってびっくり、店内は若い女性客ばかりでした。お一人様も。
ERICHは、ファッション・ディストリクトである7区にある「ノイバウ」という地域にあります。表には広いテラス席があって解放感もバッチリ。こちらも Figar 1040同様に、深夜2時までやっていますが、もちろん朝食が充実しています。
メニューは軽いものからいろいろありますが、こちらのワンプレートはかなり充実しています。パン、ハム、チーズという基本は押さえながらも、スモークサーモンにアサイーボールまで乗っていて、新鮮な野菜も魅力的です。
散策の合間にまったりカフェ!
散策の合間にカフェにいくのか、カフェ巡りの間に散策するのか、という疑問はさておき、ウィーンのカフェで楽しむスイーツもまたおいしいんです。
Café Landtmann (カフェ ラントマン)|老舗カフェでこれぞウィーンの伝統を満喫!
長い歴史のあるウィーンのカフェ文化。その中でもなかなかの貫禄があるのが、Café Landtmannです。この威風堂々とした佇まい!圧巻です。
中に入ってみれば、あの話に聞いていた新聞ホルダーがお出迎え。これを読みながらゆっくりとした午前中を過ごすのは贅沢ですよね。
そしてこちらがメインのホール。奥行きが凄い。そして、テーブルや椅子の調度品にも歴史が感じられます。
秋ということで栗を使ったケーキを。なかなか濃厚でしっかり甘いので、濃いコーヒーによく合います。とはいっても、コーヒーは「メランジェ」。ふわふわのフォームにしたミルクが乗ったタイプでウィーンでは定番人気です。
表にはテラス席があって、こちらもワイワイと盛り上がっています。観光客も多いようでした。また、日本なら青山にも支店があります。
Universitätsring 4, 1010 Wien, Austria
Tel / +43 1 24100120
月-日 / 7:30~24:00
http://www.landtmann.at/
Palmenhaus(パルメンハウス)|温室で緑いっぱい!
ウィーンの中心にあるホーフブルク宮殿は、名門ハプスブルク家の栄華を極めた煌びやかな夢のような世界。宮殿とは言え、次々と建てられたいくつもの建物で構成されています。
その一つがこの王宮温室。個々の中がカフェになってるんです。
高い天井に、生い茂る緑。日常感が全く感じられないこのお店も、気軽に入れるお店です。
こちらはキノコのソースにパンを使ったダンプリング「Serviettenknödel」(ゼルビーテンクヌーデル)。こんなオーストリア料理もメニューに並びます。
また、オーストリアは海なし国。淡水魚のマスを使った料理もなかなかです。上に乗っているのは、バナナを揚げたものでした。
このお店も、敷居がたかそうでそうでもなく、カジュアルに友達とランチに来ていたり、お一人様女子もちらほら。
それにしても太陽の光に包まれて、幸せなひと時です。
Burggarten 1, 1010 Wien, Austria
Tel/ +43 1 533 10 33
http://www.palmenhaus.at/content/de/palmenhaus
ウィーンのカフェ【朝からお昼編】をご紹介しました。【お昼から夜編】もお楽しみに。
[All photos by Atsushi Ishiguro]
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【今回のウィーン特集で紹介したスポットのマップはこちら】