豆花や黒糖カキ氷などの台湾スイーツは、好きなトッピングをいくつか選んで注文できることがほとんどです。ショーケースにずらりと並ぶトッピングにわくわくすると同時に、どれにしたらよいんだろう!?と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、台湾スイーツ店で定番のトッピングを10選紹介します。お店やスイーツによっては3~4種類のトッピングを同時にのせられることも多いので、気になるトッピングはどんどん試してみてくださいね。
定番中の定番「紅豆(あずき)」
「紅豆(ホンドウ)」つまりあずきは、台湾人にも日本人にも人気のトッピングです。大体どんな味か想像がつくので、無難に紅豆を選ぶという方も多いのではないでしょうか。甘く煮込まれた紅豆はスイーツの味を引き立てます。
緑豆を甘く煮込んだ「緑豆」
あずきが好きな方にぜひ試していただきたいのが、緑豆を甘く煮込んだ「緑豆(リュードウ)」です。日本ではあまり食べる機会がないかもしれません。こちらもほどよい甘さがおいしいトッピングで、台湾では特に夏に食べられることが多いです。
もちもちQQの定番といえば「粉圓(タピオカ)」
もちもちQQなタピオカも台湾スイーツの定番トッピングです。台湾に行ったらとりあえずタピオカミルクティーを飲む!という方も多いと思いますが、タピオカはトッピングとしてもおすすめ。タピオカって珍珠って書くんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、トッピングの場合は「粉圓(フェンユエン)」と表記されることが多いです。
もちもちでくずきりみたい?「粉粿」
もちもちでくずきりのようなスイーツ「粉粿(フングイ)」もトッピングとして人気があります。黄色っぽい色合いのものが一般的ですが、お店によっては黒糖味や抹茶味などバリエーション豊富に揃っていることも。筆者は黒糖粉粿が大好きで、見かけたらよくトッピングに加えています。
甘くてヘルシーなトッピング「薏仁(はと麦)」
はと麦を甘く煮込んだ「薏仁(イーレン)」も台湾で人気のトッピングの一つ。ヘルシーに台湾スイーツをいただきたい時のトッピングにおすすめです。
ボリュームたっぷり「芋頭(タロイモ)」
タロイモを柔らかく煮込んだ「芋頭(ユートウ)」は、台湾人に大人気の定番トッピング。大きなお芋がごろっとのっていることも多く、ボリュームたっぷりです。
やわらかくておいしい「花生(ピーナッツ)」
ピーナッツと聞くと固いものをイメージしますが、台湾のピーナッツトッピング「花生(フアーシェン)」は、やわらかく煮込まれていることが多いです。やわらかくてほんのり甘いピーナッツは、台湾に来たらぜひ一度試していただきたい定番トッピングです。
もちもち芋団子「芋圓」
「芋圓(ユーユエン)」とは芋団子のことで、主にタロイモ団子を指すことがほとんどです。もちもちで食べごたえがあります。オレンジ色のサツマイモ団子は「地瓜圓(ディーグアユエン)」となるのですが、芋圓で注文するとタロイモ団子とサツマイモ団子をセットでのせてくれることもあります。
弾力ある食感がおいしい「椰果(ナタデココ)」
「椰果(イエグオ)」とはナタデココのことで、甘くて弾力のある食感がおいしいです。白いものが一般的ですが、赤や緑などカラフルなナタデココを置いてあるお店もあります。
真っ黒な漢方ゼリー「仙草凍(仙草ゼリー)」
真っ黒な仙草ゼリー「仙草凍(シェンツァオドン)」は、スイーツとしてだけでなくトッピングとしても人気です。ちょっぴり苦みのある仙草ゼリーは、甘いスイーツとの相性がよいですよ。
一度には紹介しきれないほどトッピングが豊富!
台湾のスイーツ店のトッピングはとにかく豊富で、一度ではとても紹介しきれないほどです。台湾でトッピングを選ぶ時ってついつい「早く選ばなきゃ!」と焦ってしまいがちなので、注文する前に何にしようか考えておくとスムーズですよ。気になるトッピングはどんどん試してみてくださいね。
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