チェンゲルキョイとは?
ボスポラス海峡がアジアとヨーロッパを二分する、トルコ最大の都市イスタンブール。海峡沿いにはそれぞれの地域の個性溢れるスポットが点在し、ある地域は交通の要所に、またある地域は行楽地や観光地、さらには別荘地になっているところもあります。この記事でご紹介するチェンゲルキョイ(Çengelköy)はアジア側にある海峡沿いのエリア。対岸は、ボスポラス大橋の架かるオルタキョイを少し北上したあたりです。
チェンゲルキョイの最大の魅力は、ボスポラス海峡を間近に感じることができること。海峡のギリギリのところまで歩いていけて、東洋と西洋が混ざり合う海風をたっぷりと感じられます。
海峡沿いにあるカフェで絶景を堪能
そんなこのエリアの特性を活かしたカフェが、海峡沿いにある「チェンゲルキョイ・ターリヒ・チュナラルトゥ・チャイ・バフチェスィ」。大きな木が覆う開放感たっぷりのエントランスの先は、絶景を楽しむことができるカフェになっています。
海峡に近い席ほど埋まっていることからもわかるように、このカフェから臨むボスポラスの景色はまさに圧巻。アジアとヨーロッパに架かるボスポラス大橋と海峡、カモメたちの見事なコラボレーションを眺めながらゆっくりとカフェタイムを楽しむことができます。
住所 Çengelköy Mahallesi, Çınarlı Cami Sk. No: 4 A, 34680 Üsküdar/İstanbul
名物は巨大なワッフル!
チェンゲルキョイで絶対に食べたいのが巨大なワッフル!どのお店に入ろうか迷うくらい、チェンゲルキョイにはたくさんのワッフル屋さんがあります。チェンゲルキョイのワッフルは、日本でよく食べる手の平くらいのサイズのものではなく、直径が20センチくらいあるものがチェンゲルキョイの定番であり名物でもあります。テイクアウトもできますが、せっかくなら恋人や友達と店内でゆっくりとシェアしましょう。
ワッフルのトッピングはショーケースの中にあるものから自由に選ぶことができます。「どれにする?」一緒に選ぶのも楽しい思い出になるでしょう。定番はいちごやバナナ、キウイなどのフルーツとチョコレートソースですが、アーモンドソースやバナナソース、クルミなどのナッツのトッピング、ココナッツパウダーやパールシュガーなど珍しいものもあり、見た目を華やかにしてくれます。
たくさんトッピングすればするほど一人ではとても食べきれないので、テイクアウトせずに、フォークとナイフで切り分けて店内でシェアするのがおすすめです!
おわりに
イスタンブールには、ガイドブックには載らないけれど魅力的なスポットがたくさんあります。その中でも特に友達や恋人とゆっくりとした時間を過ごせるスポットとしてアジア側のチェンゲルキョイをご紹介しました。海峡越しのヨーロッパ大陸を眺めながら美味しいワッフルを頬張ってみてはいかがでしょうか。
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