寒さが厳しさを増す今日この頃。春のアウトドアが待ち遠しい人も多いのではないでしょうか。
さて、そんなアウトドアで遊ぶ時にも役立つロープワーク、みなさんはご存知ですか。テントを組み立てるときに使ったり、洗濯物を干すときにロープを木にかけたりと、知っておくと便利だったりするんですよね。
今回は、そんなアウトドアや普段の生活にも役立つ紐の結び方についてご紹介したいと思います。
色々な結び方を見てみましょう。
もやい結び
もやい結びは、すばやく結べ、強度が高く、固く締まっても簡単に解けます。ロープの端に輪を作り、荷重がかかっても結び目が動かず、輪の大きさが変わりません。小型船の係留やバケツなどを上げ下げしたり、小包などを結ぶ紐を固定するときに使う結び方です。
幅広い用途に使うことができるので、結び方の王様と言われています。
巻き結び
巻き結びは、ロープを芯に結び付けたり、袋の口などを縛ったりするときに使われる結び方で、アウトドアでは、ボートなどを一時的に係留するときに使ったり、テントの支柱を縛る時に使われたりと、とても便利な結び方です。
一度縛ったら緩みにくく、解くのも簡単という万能な結び方です。
自在結び
自在結びは、テントやシートなどをピンと張る時に有効で、テントの自在金具の機能を、結び方で行なうことができます。
結び目を動かすことで、ロープを張ったり、緩めることができる自由度の高い結び方です。
結び方が書かれているスカーフ
代表的な紐の結び方を知ることができるスカーフを見つけましたよ。16種類の結び方がデザインされています。
外遊びの前に、紐の結び方を習得しておくのはもちろん、今のうちにこんなスカーフを手に入れておくと春がより楽しみになるかもしれませんね。次にアウトドアで遊ぶ時、ロープをしっかり結べたら皆の人気者になれるかも?