ヨーロッパを旅行していると、坂続きの道を歩きすぎてヘトヘトになってしまった、そんな経験をお持ちの方もみえるのではないでしょうか。今回は、ヨーロッパの街にある素敵なケーブルカーをリストアップしてみました。どのケーブルカーも街の景観にぴったり、個性豊かなデザインが印象的です。
クロアチア・ザグレブ
クロアチアの首都、ザグレブにあるケーブルカーは、世界で一番短いケーブルカーとして知られており、約66mの距離間を走っています。
写真からも分かるように、これだけ急な道であれば階段で上り下りも一苦労。1世紀前以上から地元民を助ける「大切な足」になっているようです。
ポルトガル・リスボン
(C)Rob van Esch/Shutterstock.com
こちらは観光客にもよく知られている、ポルトガルの首都リスボンのケーブルカー。電線が町中にひしめいていますが、それも町の景観の一部として建物や町並みとうまく調和しているところが素敵ですね。
しっかり際立つイエローカラーが観光客に元気を与えます。日照日が多い南ヨーロッパの気候にもぴったりですね。
スイス・チューリッヒ
1889年から動いている、スイス最大の都市チューリッヒにあるこのケーブルカー。元々は、水力式だったそうです。
スイスといえばアルプス。山の中を走るのにもぴったりな、赤のデザインが素敵ですね。
ポルトガル・ポルト
リスボンに次ぐ、ポルトガルの第二の都市ポルトは国の北部に位置する港湾都市です。そんなポルトにあるケーブルカーからは町の素敵な景色が楽しめると観光客の間で話題になっています。
交通手段としてだけでなく、景色を楽しむという意味でもケーブルカーは大きな役割を果たしているのですね。町の別の姿に出会えるかもしれません。
スイス・フリブール
1899年に運転を初めて以来、変わらぬ姿で走り続けるこちらのケーブルカー。愛着のわく、レトロなデザインが歴史を感じさせます。
一世紀以上も前から、人々の移動に大きな役割を果たしてきたケーブルカー。旅先でケーブルカーに出会ったら、移動手段としてはもちろんの事、ケーブルカーからの眺め、そしてお隣さんとの会話も楽しんで、より思い出深い旅にしてくださいね。
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