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予約からオンラインチェックインまで全てネット手配
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EasyJet(イージージェット)のチケットは、公式サイトで予約できます。日本語はないので、英語か他の国の言語を利用する事になりますが、メンバーになったりアプリをダウンロードする必要はなく、予約やオンラインチェックインができます。
オンラインチェックインをすると、ボーディングパスがPDFでダウンロードできるようになるので、それを印刷しておくと安心です。または、スマホにPDFを保存しておくと、Wifiが使えなくてもスマホの画面に表示できるので、ペーパーレスで利用できますよ。
預け荷物がある場合はチェックインカウンターはやはり長蛇の列
他のLCC同様、EasyJetの無料範囲は機内持ち込みの荷物1つのみ。スーツケースなどの預け荷物は、出発の2時間前から40分前まで受け付けていますが、出発2時間前に荷物のチェックインカウンターに行っても、他の便の利用者も同じ列に並ぶので、次から次へと人が集まってきます。なるべく早めに行って時間に余裕を持っておいた方がよさそうです。
預け荷物がない人は、もちろんこの列を通る必要はなく、直接セキュリティーチェックのゲートへ。あらかじめ用意したボーディングパスをスキャンするだけで、セキュリティーチェックを通ることができます。
ジュネーブ空港の待合室は、カフェやWifiも
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LCCのゲートは空港の中でも離れた場所にあるのが通例ですが、ジュネーブ空港も同じでした。そんなに大きな空港ではなかったので歩いて10分強でしたが、LCC各社のゲートは全て離れた場所に。ジュネーブ空港の場合、何か所かに枝分かれした形でゲートがあるので、ゲート番号を間違えてしまうと離れた場所からもう一方の離れた場所への移動がかなり大変になります。まずはゲートへ移動する前にゲート番号をしっかり確認して移動することをお勧めします。
待合室では空港の無料Wifiが利用できたほか、ペットボトルや簡単なお土産を売っている小さな店舗があり、テーブルや椅子が設置してある休憩スペースも。充電用のUSBポート付きカウンターもあるので、そこを確保できればバッテリーの心配なくスマホやタブレットなどを使って時間を過ごせそうです。
出発前、持ち込み荷物はどう扱われる?
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ゲートチェックインの前に「キャリーバッグが機内に収納しきれないので、無料で預け荷物として預けてもらうよう協力をお願いします。」というアナウンスがありました。最初は自発的に預けてくれる人を探していましたが、該当者が少なかったようで、ゲートチェックインの際に係の人がキャリーバッグを持っている人を見つけては、預け荷物として預けるように協力をお願いして荷物タグをつけていました。
そうなると、飛行機に乗る直前に機体の目の前でキャリーバッグを預けなくてはいけなくなるなので、万が一のために貴重品は小さなハンドバッグなどに分けて持参しておくと安心です。
ちなみに、機内持ち込みバッグの規定サイズは、56 x 45 x 25 cm(2019年7月現在)1つのみですが、2つに分けて持っていても、それが規定範囲内の1つのバッグとして収納できそうなら何も言われませんでした。これは、それぞれの係員によって対応が違うかもしれません。
機内について
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今回のフライトの機内では、手荷物を前方座席の下に置いている人は、すべて頭上の棚に収納するように言われていました。機内の座席には、スクリーンや充電用のUSBポートはなく、座席リクライニングはできないシート。もちろん機内サービスは全て有料なので、一般の航空会社と比べると支払いもしなければならず時間がかかっていましたが、フライトクルーはフレンドリーな印象でした。
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日本からの旅行だと、どうしてもスーツケースが必要な場合がほとんどだと思うので、荷物を預ける時間や追加料金も加味して考えなければいけませんが、ヨーロッパ内を飛行機で早くお得に移動したいという方にとっては、便利なオプションのひとつとなりそうです。
公式サイト(英語): https://www.easyjet.com/en
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