新潟の和風中華「Sanpoutei(サンポウテイ)」、アメリカ第1号店としてNY店オープン【ニューヨーク】

Posted by: Kasumi Abe

掲載日: Jan 31st, 2020

1月23日、新潟発の和風中華の店、Sanpoutei(サンポウテイ)が、マンハッタンのイーストビレッジにオープンしました。シグニチャーラーメン「サンポウテイ煮干し醤油ラーメン」のほかにも、一品メニューや新潟の日本酒が充実しています。早速、現地からレポートします!

同店シグニチャーメニューの、サンポウテイ煮干し醤油ラーメン(12ドル〜)

麺も手作り、待望のアメリカ第1号店

ニューヨークはここ10年ほど、至るところでラーメン屋さんが続々とオープンしていますが、豚骨ラーメンが主流です。そんなこの街で1月23日(木)、新潟発の和風中華、三宝亭(三宝グループ)がSanpoutei(サンポウテイ)- Gyoza & Ramen -として、マンハッタンのイーストビレッジにオープンしました。

同店は1967年、新潟で開業以来、日本国内に47店舗、海外(シンガポールとカナダ)にも合計8店舗を展開しています。このニューヨークの新店は、待望のアメリカ第1号店です。

ニューヨーク店の看板メニューは、煮干しでとったブロースの「サンポウテイ煮干し醤油ラーメン」(16ドル)とのこと(写真上)。早速いただきました。

深いうま味のある魚介出汁がしっかり効いたスープに、リングイネのような平麺でややモチっした麺が絡み、「これは手作りの味だ!」と直感でわかる美味しさです。

同社社長の金子博信さんは、「麺もこのニューヨーク店の地下で、手作りしているんですよ」と教えてくれました。

ニューヨークでなぜ豚骨ラーメンが主流になっているのかというと、その理由の1つは煮干し出汁を「fishy」(魚臭い)と嫌厭するアメリカ人が多く、煮干しスープなど魚介の香りがするスープが息づかない背景があるからなんですが、金子さんは「煮干し出汁が苦手な方のために、ほかのラーメンメニューも充実させています。例えば、鶏パイタンラーメン(16ドル)や、ベジタリアンの多いニューヨーク店のためだけに開発したベジ担々ラーメン(17ドル)もおすすめですよ」。

アペタイザーのマグロ&ウニ重ね寿司(15ドル)

ここは、ラーメン屋さんというよりは、チョビチョビ飲みながらいろんな料理をつまめる、ネオ居酒屋という雰囲気です。餃子(10ドル~)や豆腐サラダ(17ドル)など一品料理が充実しているのも嬉しいです。また「ここはどこ?」と一瞬わからなくなるほど、八海山や菊水など新潟産の日本酒もとても充実しているのは、ニューヨークで貴重ですね。

飲んだあとに嬉しい2/3サイズのラーメン

もう一つ嬉しいのは、少しサイズの小さいラーメンがあるということです。

ラーメン1杯が20ドル、もしくはそれ以上というのも珍しくない物価高のニューヨークで、飲んだあとに「ちょっとだけラーメン食べたいけど、丸々1杯はいらないな」っていう時、ありますよね!? そういう時に嬉しい「3分の2サイズ」があるんです。料金も、12ドルからと(この街では)アンビリーバブリー・リーズナブル(信じられないお手軽さ)!

「豚骨ラーメン以外にも日本にはこんな美味しいラーメンがあるんだよというのをこちらの人にわかってもらえたら嬉しい。シンガポールでもカナダでもウケたので、ニューヨークでもいけるんじゃないかと思っています」と、新店に意気込みをかける金子さんでした。

雰囲気もデートやしっぽり飲む大人の会合などにぴったりです。滞在中、日本の上品な味が恋しくなったら、ぜひ寄ってみてください!

Sanpoutei(サンポウテイ)- Gyoza & Ramen –
住所:92 2nd Ave, New York, NY 10003, U.S.A.
電話:+1 (646) 964-4357
営業時間は季節によって変わりやすいので、ウェブサイトで確認のこと。
HP: www.sanpoutei.com/index.html

[All photos by Kasumi Abe]
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PROFILE

Kasumi Abe

a.kasumi ライター・編集者

雑誌、ウェブ、ラジオを通して、グルメから社会問題まで、幅広くアメリカ&NY情報を発信中。著書に『NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ』がある。日本の出版社勤務を経て、NYに移住したのは2002年のこと。アメリカ(出版社時代)でも街ネタ取材でNY中を駆け回った後、14年に独立。物書きとしては、今では信じられないがメジャーミュージシャンのインタビュー含む音楽評論が原点。

雑誌、ウェブ、ラジオを通して、グルメから社会問題まで、幅広くアメリカ&NY情報を発信中。著書に『NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ』がある。日本の出版社勤務を経て、NYに移住したのは2002年のこと。アメリカ(出版社時代)でも街ネタ取材でNY中を駆け回った後、14年に独立。物書きとしては、今では信じられないがメジャーミュージシャンのインタビュー含む音楽評論が原点。

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