深澳レールバイクってどんな乗り物?
「深澳レールバイク(深澳鐵道自行車)」とは、八斗子駅と深澳駅を結ぶレールバイクのことです。鉄道の廃線を利用した片道約1.3kmの道のりを、ペダルを漕いで進んで行きます。八斗子側のレールバイクの駅は、台湾鉄道・八斗子駅を降りたすぐ横にあります。
予約の方法は?
予約は基本的にオンラインですることとなります。公式ホームページは日本語もありますが、予約は中国語のページからしかできないようです。会員登録に台湾の住所が必要なので、在台日本人か台湾人の友人がいないと予約は難しいかもしれません。1人当たり4人分まで予約することができます。空席がある場合に限り、当日窓口でチケットを購入することも可能です。価格は片道150元、往復の場合は割引価格で250元となります。
レールバイクの運転の仕方
レールバイクは2人乗りで、ペダルをこぐと進んで行きます。乗車したら、まずはシートベルトを締めましょう。サイドブレーキやハンドブレーキもあり、全て自分たちで操作します。
移りゆく景色を眺めながらのサイクリング!
それではさっそく八斗子駅を出発! 一面の海を眺めながらのサイクリングは、開放感たっぷりです。
途中、かわいらしいキャラクターの壁画アートが施されたレトロな建物もたくさん目にしました。
どうやらこのキャラクター達は、深澳レールバイクのオリジナルマスコットのよう。海辺の観光地なので、海をイメージした絵がたくさん描かれていました。ペダルをこぎながら景色の移り変わりを眺めるのが楽しいです。
ライトアップされたトンネルも
しばらくこぎ進んでいくと、キラキラと輝くライトアップされたトンネルに到着! 雰囲気ががらっと変わります。結構長いトンネルです。ちょうど旧正月休みに行ったこともあり、音楽やイルミネーションが旧正月仕様になっていた部分もありました。
トンネルを抜けると、緑が深くなっていきます。この先を越えると、深澳駅に到着です。
深澳駅に到着!売店でのショッピングも楽しい
深澳駅を降り立つと、飲み物やちょっとした軽食がいただける売店がありました。色々なフルーツのアイスキャンディや、ちょっと変わった飲み物などが販売されています。
いろいろ眺めていると、台湾人の友人がこれは日本ではなかなか飲めないだろうということで「石花凍飲」という飲み物をご馳走してくれました。中にゼリーのようなものがたくさん入っており、甘すぎなくておいしいです。確かにこの飲み物は台湾ならでは。
筆者は寒い日だったので食べませんでしたが、フルーツキャンディもすごくおいしいとのことでした。フルーツの味をしっかりと感じられるようです。あたたかい季節に訪れた方は、ぜひ試してみてくださいね。
台湾の観光スポットというと、九份や淡水、北投などが有名かもしれませんが、まだ日本人があまり訪れていないちょっと変わったスポットに出かけてみるのも楽しいですよ。もし台湾に友人がいてチケットを取ってもらえそうであれば、ぜひ深澳レールバイクのサイクリングを楽しんでみてくださいね。
[All photos by Yui Imai]
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