3月14日に開業を迎えた北陸新幹線。東京から金沢を、最短2時間28分で繋ぐ今までにない新ルートとして、注目を集めています。さっそく開業日に北陸新幹線に乗り込み、東京から金沢まで行ってきました!
北陸新幹線の開業日当日、東京駅の新幹線改札付近の交通広告は、もちろん北陸新幹線一色!
なんだか、これだけでもテンションが上がります。
改札を抜けると・・・ありました! “はくたか” “かがやき” “金沢” の文字が。
そして予想通り、北陸新幹線のプラットホームは、たくさんの人で混み合っていました。
新幹線が到着すると人々はカメラを手に撮影。それにしてもこの人気ぶり・・・
北陸新幹線の先頭形状はワンモーションラインと言われ、スピード感を醸し出すよう、シンプルな流線形で構成されています。車体上部の青色は、北陸新幹線の沿線に広がる空の青さを表現し、帯色となる銅色(カッパー)では、日本の伝統工芸である銅器や象嵌の銅色をモチーフにして、伝統と未来的なイメージの融合を表現しているそう。
さあ、それでは北陸新幹線に乗ってみましょう!
グランクラスもグリーン車も席が取れなかったので(苦笑)、普通車の指定席でしたが、足元は十分な広さ。乗り心地だって良好です。
嬉しいのはコンセントがそれぞれの席にあること。どの席になっても携帯やPCの充電を心配することはありません。
北陸新幹線は、通過ルートにトンネルが多く、他の新幹線と比較すると景色に物足りなさを感じてしまうかもしれません。でもそんな中でも、「わぁ〜」っという、北陸を感じる風景がありましたよ!
長いトンネルを抜けると、新潟〜富山あたりで見ることができる日本海。首都圏から最もはやく見ることのできる日本海だそうです(社内アナウンスによる)。
もっと荒々しい日本海を想像していましたが、この日の日本海はとても穏やかでした。
富山に近づくと、荘厳なる立山連峰が。関東平野に見慣れていると、こういった山々が連なる景色に感動するものですね。
建物が多く目に入るようになると、いよいよ、終点の金沢です。
金沢駅に降りると、この日は金沢の伝統品のひとつである加賀友禅の着物を纏った方々が出迎えてくれました。
金沢のゆるキャラ「ひゃくまんさん」を記念にぱちり。
“世界で最も美しい駅” にも選出された金沢駅の象徴とも言える鼓門を後に、金沢の街に繰り出すのでした・・・。
新幹線の中で食べたい、北陸グルメ弁当はこれ!
北陸と言えば、美味いものどころ。新幹線の中で美味しい寿司でもいかがでしょうか? 新幹線の中で食べたい、とっておきのお弁当をお伝えしましょう。
・金澤笹寿し premium(芝寿司)
「芝寿司」と言えば、金沢の味。ひとつひとつ笹の葉で包まれた押し寿司には、上品な味の中に、日本海の旨味もぎゅっと詰まっています。今なら、ひとつひとつ手作りした押し寿司が限定で販売されています。食べるなら「プレミアム」がおすすめ!
・手押し棒鮨(舟楽)
枠を使わず、布巾で巻き一本一本手で押しながら丁寧に作られている「舟楽の棒鮨」。昔ながらの作り方と味を今に引き継ぐ伝統の逸品です。のどぐろ、鯖、平目、鮭、穴子、鯛、海老などバリエーション豊かな日本海の味が楽しめ、大吟撰 鯖の手押し棒鮨は、金沢ブランド優秀商品にも認定されています(あんと ヤマカ水産内で販売)。
・ますのすし(源)
“駅弁の西の横綱”として愛されているという「ますのすし」。その歴史は古く、加賀藩の前田利興より八代将軍吉宗に献上され、明治時代には駅弁として売られるようになったのだそう。
みんなでシェアして食べると、美味しさも倍増です。
・あわびめし(潮屋)
蒸しあわびを贅沢にあしらった、海産物専門店・潮屋の「あわびめし」はぜひ食べて欲しい逸品。毎日店頭の奥にある厨房で炊きあげているそう! 潮屋百番街店限定・数量限定の一品です。
紹介したものは全て、金沢駅の「あんと 100bangai」で購入できます。他にも美味しそうなお弁当が勢揃いしているので、要チェックです!
[Photo by Loco yoneda, Masashi Yoneda]
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