烏來へのアクセス方法
烏來へのアクセスは、台北MRT新店駅から849番バスに乗って行く方法が一般的です。約30分で終点の烏來駅へと到着します。といっても849番バスの始発駅は新店ではないため、MRT中正紀念堂駅や公館駅などの始発に近い駅からバスに乗るほうが座れる確率は高いです。
山の美しい景色にリフレッシュ
烏來駅に到着すると、目の前一面に山の緑が広がります。開放感たっぷりの景色にリフレッシュすることができるでしょう。大きな吊り橋の上から美しい景色を眺めるのもおすすめです。
烏來老街を抜けるとトロッコ乗り場が
烏來老街と呼ばれる通りには、さまざまなグルメのお店やお土産店が立ち並びます。イノシシ肉のソーセージや温泉卵などは、食べ歩きにおすすめです。
この烏來老街を抜けて橋を渡ると、烏來台車(トロッコ)の乗り場に到着です。このトロッコは、烏來老街と烏來滝までの約1.5kmの道のりをつないでいます。
階段を上っていくと、線路とトロッコが見えてきます。
この日は平日であることに加え、新型コロナウイルスの影響ですいていましたが、休日のピーク時には大勢の人でにぎわう人気の乗り物です。
トロッコに乗って烏來滝を見に行こう
トロッコは片道大人1人50元(約180円)で、窓口で購入します。
購入したら、さっそくトロッコに乗り込みましょう!カラフルなトロッコがかわいいです。
座席はコンパクトで、カーブのたびに結構揺れます。でも、目の前一面に広がる山の景色がきれいで気持ちがよいです。風を肌に感じながら、しばしトロッコの旅を楽しみます。
途中、小さなトンネルも通りました。
このトンネルを抜けると、烏來瀑布駅に到着です。
到着と同時に、この駅から烏來老街まで移動する方がトロッコに乗り込んでいました。
迫力満点の烏來滝!
トロッコの駅から少し歩くと、烏來瀑布(烏來滝)が見えてきます。
こちらが烏來瀑布です。迫力満点の滝に、しばし目が奪われます。
筆者が訪れた日は天気の良い日が続いていた関係で、いつもより水が少なめだったようです。雨が続いた日の後などに訪れると、水量の多い滝が見れるのかもしれませんね。
周辺にはレストランや博物館も
烏來滝の周辺には原住民料理のレストランやカフェ、小さな博物館などもあります。
この「烏來林業生活館」という小さな博物館では、烏來林業やトロッコの歴史などの展示物を見ることができます。入館料は無料です。
この博物館は地下へと続いていくのですが、地下には間近で滝を見ることのできるスペースも設けられていました。烏來滝を訪れたついでにちょっと寄るのにぴったりのスポットです。
台湾の温泉観光地・烏來は、台北の都会の雰囲気とはまた異なるローカル感たっぷりの観光スポットです。きれいな景色にリフレッシュすることができるでしょう。日帰り観光はもちろん、温泉付きホテルに宿泊してゆっくりと過ごすのもよいですね。
住所:新北市烏來區瀑布路16號
注意:台湾では新型コロナウイルス対策のため、執筆時(2020年4月8日)現在、すべての外国人観光客の入国が不可能となっています。台湾旅行を計画される際は最新の情報を入手することをお勧めいたします。
[All photos by Yui Imai]
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