台北・西門町の人気豆花店「本願豆花店」
台北MRT西門駅周辺は、夜遅くまで若者たちや観光客でにぎわう人気のエリアです。このにぎやかな一帯から少し離れたところに、豆花の人気店「本願豆花店」は店を構えます。
真っ白な看板に青と赤の文字が描かれたレトロな看板、そして白と黄色が基調となった明るい色合いのカウンターがかわいいです。
お好みの豆花に2種類のトッピングを
豆花メニューは、砂糖シロップがかけられた一般的な「傳統嫩豆花」、仙草ゼリーに豆花を加えた「黒白花」、新たに登場した「鮮奶嫩豆花(ミルク豆花)」と、いくつか種類があります。中でもミルク豆花は、ほかの豆花店ではなかなか見かけない一風変わったメニュー。今回はこちらを試してみることにします。
豆花のトッピングは、お好みで2種類選ぶことができます。ここのトッピングの注文の仕方は少し変わっていて、トッピング名が書かれた色付きスティックをお店の方に渡す形となります。日本語の説明も書かれているので、言葉がわからなくても安心です。
筆者は「地瓜圓(サツマイモ団子)」と「花生(ピーナッツ)」のトッピングを選んでみました。価格は59元(約220円)。
簡単なイートインスペースあり
注文を終えて会計を済ませると、店員さんが手際よく豆花を盛り付けてくれます。室内のイートインスペースはないのですが、お店の前に簡単なカウンターテーブルとベンチが置かれているので、そこでいただくことができます。
ふと「壁にポストがかかっている?」と思ったら、さりげなくティッシュが入っているのに驚きました。スペースが有効活用されていますね。
新たに登場したミルク豆花のお味は?
さっそく豆花をひとくちいただいてみると、ふわっとしつつも豆の味わいがぎゅっと濃縮されているのを感じます。ミルクシロップはミルクキャラメルのような優しい甘さで、濃厚な豆花とのハーモニーが絶妙です。
トッピングは地瓜圓(サツマイモ団子)を選んだのですが、芋圓(タロイモ団子)も一緒に入っていました。大きな芋団子はモチモチな食感で食べ応えがあり、おいしいです。ピーナッツもちょうどよい硬さに茹でられていて、豆花と相性バツグン。
「本願豆花店」は、にぎやかな西門町エリアからは少し離れているものの、豆の味をしっかりと感じるこの豆花のおいしさは歩く価値があると感じさせます。ちなみに「本願豆花店」のすぐ近くには、大型スーパー・カルフール(家樂福)もあります。観光やショッピングの合間にスイーツタイムを楽しむのに、ぴったりなお店です。
住所:台北市萬華區貴陽街二段1號
[All photos by Yui Imai]
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