【心にあかりを灯す日本の夜景】北陸エリアの夜景5選

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Feb 12th, 2021

全国各地にある、感動を呼び起こす美しい夜景。あかりのひとつひとつは、住宅およびオフィスの照明や街路灯など人々の生活や命の輝き。温かな人のぬくもりを感じるから、眺めているとやさしく癒やされ、心にあかりが灯されるのです。TABIZINEでは「日本の夜景5選」を連載でお届けします。今回は、北陸の夜景です。

石川県金沢市兼六園
金沢 兼六園 (C) Shutterstock.com

日本のベニスと呼ばれる内川の夜景<富山県射水市>

内川夜景 富山県
内川夜景 写真提供:公益社団法人とやま観光推進機構

富山県射水市にある内川は、富山新港から東西を結ぶ運河。川沿いに民家が並び、漁船が浮かぶ風景は、人と生活の香りがして惹きつけられます。「日本のベニス」と呼ばれる印象的な風景は、2016年公開の映画「人生の約束」(主演:竹野内豊さん)のロケ地にもなりました。

◆内川/映画「人生の約束」ロケ地 ガイドマップ
https://www.info-toyama.com/db_img/cl_img/80326/document.pdf


てくてくとやま Presents by くすくすとやま

■新湊内川 射水市観光協会
詳細については、公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:https://www.imizu-kanko.jp/special/uchikawa/

しっとりとした色気が漂う「おわら風の盆」<富山県富山市八尾町>

おわら風の盆1

おわら風の盆2
おわら風の盆 画像提供:富山市観光協会

毎年9月1日〜3日に行われる富山市八尾町の「おわら風の盆」は、日本で最もロマンティックな祭りのひとつ。哀愁を帯びた胡弓の音色、顔が見えないほど深く被った編笠、音もなく現われるたおやかな踊りには「静の美しさ」があります。切ない恋の歌詞や、風のようにふと現れる町流しは、初秋の夜によく似合います。


「おわら風の盆」富山市八尾町/富山市広報課

■おわら風の盆 越中八尾観光協会
詳細については、公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:https://www.yatsuo.net/kazenobon

2万5000個のあかりが棚田を輝かせる白米千枚田「あぜのきらめき」<石川県輪島市>

あぜのきらめき ゴールド

あぜのきらめき ピンク

写真提供:輪島市産業部観光課

石川県輪島市白米町にある棚田「白米千枚田」は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定。日本海に面して小さな田が海岸まで連なるさまは、郷愁を呼ぶ絶景。太陽光エネルギーのLED装置「ペットボタル」が、夜に2万5,000個の灯りをともす「あぜのきらめき」は、ピンク→グリーン→ゴールド→ブルーへと15分ごとに色を変えて輝きます。日本夜景遺産認定。2021年3月14日(日)まで開催。


白米千枚田 あぜのきらめき 2019/輪島たび結び

■白米千枚田 輪島市交流政策部観光課
詳細については、公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:http://senmaida.wajima-kankou.jp/

主に女の子が演じる子供歌舞伎「お旅まつり<石川県小松市>

<石川県>お旅まつり
写真提供:石川県観光連盟

神輿が氏子町内を練り歩くことが「旅する」と言われたことに由来する「お旅まつり」。曳山で行われる、250年の歴史を持つ「小松の子供歌舞伎」は、全国でも珍しく女の子が主に演じます。一夜だけ各町が一堂にそろう「曳山曳揃え」は、ライトアップされ華やか。


曳山二五〇年本祭/komatsuguide

■お旅まつり まるごと・こまつ・旅ナビ
詳細については、公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:http://www.komatsuguide.jp/index.php/otabimatsuri/detail/tanosimu

思いが夜の川に光の帯をつくる「永平寺大燈籠ながし」<福井県永平寺町>

九頭竜フェスティバル 永平寺大燈籠ながし1
九頭竜フェスティバル 永平寺大燈籠ながし2
九頭竜フェスティバル 永平寺大燈籠ながし 写真提供:公益社団法人福井県観光連盟

福井県の夏の終わりを告げる風物詩「永平寺大燈籠ながし」。永平寺の役寮雲水約120名による読経の後、先人たちへの「愛と感謝」と供養の思いを込め、「供養燈籠」や「願い燈籠」などが九頭竜川へと流されます。夜の川面を照らしながら、約1万個の燈籠が光の帯となって、現世から離れていきます。日本夜景遺産認定


永平寺大燈籠ながし 「燈籠流しと花火風景」/永平寺町役場

■永平寺大燈籠ながし
詳細については、公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:https://toronagashi.com

あなたの心にあかりを灯す日本の夜景。生涯忘れられない夜景に、きっと巡り合えるはずです。

※記事掲載の情報は、2021年2月現在のもので、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、変更になる場合があります。最新情報については、必ず公式サイトで確認あるいは直接施設へお問い合わせください。

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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