金沢 兼六園 (C) Shutterstock.com
日本のベニスと呼ばれる内川の夜景<富山県射水市>
内川夜景 写真提供:公益社団法人とやま観光推進機構
富山県射水市にある内川は、富山新港から東西を結ぶ運河。川沿いに民家が並び、漁船が浮かぶ風景は、人と生活の香りがして惹きつけられます。「日本のベニス」と呼ばれる印象的な風景は、2016年公開の映画「人生の約束」(主演:竹野内豊さん)のロケ地にもなりました。
◆内川/映画「人生の約束」ロケ地 ガイドマップ
https://www.info-toyama.com/db_img/cl_img/80326/document.pdf
てくてくとやま Presents by くすくすとやま
しっとりとした色気が漂う「おわら風の盆」<富山県富山市八尾町>
おわら風の盆 画像提供:富山市観光協会
毎年9月1日〜3日に行われる富山市八尾町の「おわら風の盆」は、日本で最もロマンティックな祭りのひとつ。哀愁を帯びた胡弓の音色、顔が見えないほど深く被った編笠、音もなく現われるたおやかな踊りには「静の美しさ」があります。切ない恋の歌詞や、風のようにふと現れる町流しは、初秋の夜によく似合います。
「おわら風の盆」富山市八尾町/富山市広報課
2万5000個のあかりが棚田を輝かせる白米千枚田「あぜのきらめき」<石川県輪島市>
写真提供:輪島市産業部観光課
石川県輪島市白米町にある棚田「白米千枚田」は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定。日本海に面して小さな田が海岸まで連なるさまは、郷愁を呼ぶ絶景。太陽光エネルギーのLED装置「ペットボタル」が、夜に2万5,000個の灯りをともす「あぜのきらめき」は、ピンク→グリーン→ゴールド→ブルーへと15分ごとに色を変えて輝きます。日本夜景遺産認定。2021年3月14日(日)まで開催。
白米千枚田 あぜのきらめき 2019/輪島たび結び
主に女の子が演じる子供歌舞伎「お旅まつり<石川県小松市>
写真提供:石川県観光連盟
神輿が氏子町内を練り歩くことが「旅する」と言われたことに由来する「お旅まつり」。曳山で行われる、250年の歴史を持つ「小松の子供歌舞伎」は、全国でも珍しく女の子が主に演じます。一夜だけ各町が一堂にそろう「曳山曳揃え」は、ライトアップされ華やか。
曳山二五〇年本祭/komatsuguide
詳細については、公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:http://www.komatsuguide.jp/index.php/otabimatsuri/detail/tanosimu
思いが夜の川に光の帯をつくる「永平寺大燈籠ながし」<福井県永平寺町>
九頭竜フェスティバル 永平寺大燈籠ながし 写真提供:公益社団法人福井県観光連盟
福井県の夏の終わりを告げる風物詩「永平寺大燈籠ながし」。永平寺の役寮雲水約120名による読経の後、先人たちへの「愛と感謝」と供養の思いを込め、「供養燈籠」や「願い燈籠」などが九頭竜川へと流されます。夜の川面を照らしながら、約1万個の燈籠が光の帯となって、現世から離れていきます。日本夜景遺産認定。
永平寺大燈籠ながし 「燈籠流しと花火風景」/永平寺町役場
あなたの心にあかりを灯す日本の夜景。生涯忘れられない夜景に、きっと巡り合えるはずです。
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