1988年創業、愛媛・松山の喫茶店「フライング・スコッツマン」都内2号店
第1号店の秋葉原店に続き、2019年にオープンした御徒町店。御徒町アーバンホテルの1階に入っていて、クラシックなホットケーキの看板に足は止まります。
奥行きのある店内には、カウンター席とテーブルがあり、仕切りも多く半個室のようで落ち着いています。向こう側がぼやけるガラスに照明が反射し、ノスタルジックな雰囲気。
新鮮な豆を挽き、サイフォンで抽出したコーヒーをいただけるのはコーヒー専門店ならでは。ブレンド、カフェオレ、カフェウィンナー、スペシャリティコーヒーまで種類も豊富です。
看板メニューは、注文後にひとつずつ丁寧に仕上げる「手作りホットケーキ」。混雑具合にもよりますが、約20〜35分かけてじっくり焼き上げています。松山店のオープンから約30年間、形は変わっていないそうです。
種類はプレーン・チョコレート・ベリー・ティラミス・抹茶・レアチーズ・季節限定などがあり、追加料金でアイスや生クリームのトッピングも可能です。
ほかにも、パティシエさん考案のパフェ、自家製ケーキなどスイーツ満載。
パスタなどお食事系に、お手軽な焼きまんじゅうもありました。
お酒とチョコの“黒い森”ホットケーキを実食!
お昼から、お酒がきいた大人甘味の一品をいただきました。
混雑していなかったので、約20分で登場した「フォレノワールホットケーキ」(1,200円・税抜)。フランス語の“フォレノワール(黒い森)”をチョコレートで表現したパティシエさんの力作。
厚さ約3cmのホットケーキが2枚重なり、チョコアイスとチョコクリームもたっぷりのった姿は圧巻の大きさです!
ブランデーのきいたダークチェリーを6粒飾り、ビターとミルク2種のチョコレートソースを贅沢にかけて、喜びの黒一面!
最近よく見るスフレやフワフワ系とは違う、ふわっとしながらしっかりとした生地。
卵が濃く、蜂蜜でほんのり甘く、母が作ってくれたような手作り感。生地の味わいと食感に、噛むほどに懐かしさを覚えます。
ブランデー薫るダークチェリーは想像以上にキリリとお酒がきいていて、一粒ずつをじっくり堪能できます。甘さを抑えたビターチョコたちの甘味も際立つ大人スイーツ!お酒に弱い方は、お体の様子を見ながらお召し上がり下さいませ。
ホットケーキとダークチェリーを、チョコレートのクリーム・アイス・ソースにつけて変化する味わいを楽しみましょう。
“黒い森”ということですが、チョコ好きからすると、住みたくなるほどチョコ尽くしの“黒いお城”!店内のレトロな雰囲気にも合うホットケーキ。待つ時間、食べている時間、ノスタルジーに浸りましょう。
伝票の裏、イラストが描いてあるかな?
「時間があったときに描いてます」と、伝票の裏にはスタッフさんの心がこもったイラストが描いてあり、お会計の時までずっと微笑ましい。
30年以上変わらない、昭和を感じるホットケーキとアナログな温かみに、ほっこり触れる時を過ごしてみませんか?
住所:東京都千代田区外神田6−16−8 御徒町アーバンホテル1F
電話:03-5826-4990
営業時間:11:30〜18:30
定休日なし
交通:銀座線「末広町駅」から徒歩約3分、JR「御徒町駅」から徒歩約5分
HP:https://fscotsman.jp/
Instagram:@scotsman.okachi
[All photos by kurisencho]