台北郊外のレトロな観光スポット「三峽老街」
三峽老街(サンシアラオジエ)は、台北から1時間ほどでアクセスできるレトロな観光スポット。道の両側に並ぶ赤レンガの建物が美しく、街歩きが楽しいです。
建物内では、三峽名物・金牛角(牛の角のような形をしたクロワッサン)をはじめ、お土産店や飲食店、雑貨店が数多く営業しています。
三峽老街の人気店「厚道飲食店」
観光の合間のランチにおすすめしたいお店のひとつが「厚道飲食店(ホウダオインシーディエン)」です。三峽老街だけでなく、鶯歌や新竹にも店舗があります。店舗は2階にあるので、まずは階段を登って中へ。
イートインスペースは広々としていて、屋内に加えて屋外にもテーブル席があります。座席数は多いものの、ピーク時間帯は満席になることが多いので、可能であれば12時前に入店しておくとよいでしょう。
内装は、なんだか日本の昭和を彷彿とさせるようなレトロな雰囲気で、おもしろいです。
メインからスイーツまで料理の種類は豊富
品数は豊富で、メイン料理に加えてスープやスイーツ、ドリンクなどもそろっています。看板料理は骨付きの豚肉がのったご飯「古早味排骨飯(パイコー飯)」。大きな骨付き鶏もも肉フライがのったご飯「香酥雞腿飯」も人気です。ご飯ものは単品でも注文できますし、スープや小皿料理がついたセットメニューにすることもできます。
肉厚でジューシー!古早味排骨飯(パイコー飯)
筆者が注文したのは「古早味排骨飯(パイコー飯)」の単品で、価格は100元(約410円)。どんぶり全体に、15cmほどの大きな骨付き豚肉がどどんとのっていて迫力があります。容器はコロナ対策のため、テイクアウト用の使い捨てのものが使われていました。
お肉が大きすぎて隠れてしまっていますが、お肉とご飯の間にはキャベツや油揚げ、春雨やたけのこの煮物、へちまの煮物や豚そぼろ肉など、いろいろな副菜ものせられています。この副菜は日によって異なります。
さっそく骨付き豚肉をひとくちいただいてみると、揚げたてのお肉は肉厚ジューシーで、旨味が口いっぱいに広がりました。揚げる前にしっかりと漬け込まれていたのか、お肉そのものからも醤油ベースの味をしっかりと感じます。これはご飯がすすむ! 副菜も箸休めになり、このどんぶりひとつで十分満足感があります。
「厚道飲食店」は、三峽老街観光の合間のお手軽ランチにぴったり。ここでランチを簡単にすませて、食後に三峽老街内にあるスイーツ店で豆花やかき氷などを楽しむ観光プランもおすすめです。
住所:新北市三峽區長福街10號二樓
[All photos by Yui Imai]
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