歴史長い中太縮れ麺の「札幌ラーメン」
今回、筆者が狙いをつけたのは、誰もが耳にしたことがあるはずの、ご当地ラーメンの代表格「札幌ラーメン」です。札幌といえば、「時計台」や「クラーク像」、「藻岩山」などなど、多くの観光スポットがあるので、旅行好きには大定番のスポットですよね~。
中華料理店「竹家食堂」が1922年に始めた「肉絲麺」が元祖と言われているラーメン。昭和初期には札幌市内に約10軒の中華料理店があり、各店で自家製麺のラーメンを提供していたのだとか。現在は、味噌が有名ではあるが、醤油や塩も少なくはなく、食べ応えがありスープが良く絡む中太縮れ麺が使われている場合が多い。
【今回のお取り寄せ】綱取物語の「綱取味噌」
ということで、絶品の「札幌ラーメン」を自宅で味わうべく、ラーメン専門通販サイト「宅麺.com」でお取り寄せをオーダーしたのが、人気店「綱取物語」の「綱取味噌」です。
同店は、地下鉄東西線「菊水駅」から徒歩約3分とアクセスが良く、旅の途中に立ち寄りやすいもポイントではないでしょうか。ぷりぷりしこしこの札幌ラーメンらしい中太縮れ麺と、香ばしい特大炙りチャーシューが麺食いさんたちを虜にしているのです。
・店名:綱取物語
・所在地:北海道札幌市白石区菊水3条3丁目2-15
・電話番号:011-815-8356
・営業時間:11:00~21:00
・定休日:無休
鍋とトッピングを用意して調理開始
ということで、オーダーしてから数日後に自宅に届いたのがこちら。冷凍便で届いたパッケージにはおしそうなラーメン。さっそく開封していきましょう!
中に入っていたのは、麺・具入りスープ・チャーシュー・メンマ・生姜。必要な調理道具は麺用とスープ用の鍋2つ、湯切り用のざると丼、袋を開けるためのハサミ。
このほかに、ラーメンにのせるおすすめトッピングとして、万能ネギと白髪ネギを準備するといいとのこと。パッケージの写真には玉子ものっているのでこちらも準備することにします。生姜は常温で解凍しておきましょう。
スープ用の鍋にお湯を沸かし、スープを鍋ごと投入! 15分湯煎します。
スープの湯煎時間が残り4〜6分になったら、同じ鍋にチャーシューとメンマを袋のまま入れて湯煎。これで同時に出来上がります。
麺用の鍋で袋から出した麺を、1分30秒〜2分30秒茹でます。
湯煎の終わったスープを丼に入れ、湯切りした麺を入れます。
こちらは湯煎の終わったチャーシューとメンマ。チャーシューの焼き色がたまりません。
準備しておいたトッピングと、チャーシュー・メンマ・生姜をのせて完成! 大きなチャーシューがのると、本当にお店で出されたラーメンみたいに見えます。
自宅で食す綱取物語の味はどうかな?
まずは味噌の色濃いスープから。一口飲んでみるとしっかりとしたコクのある味! この四角いのは背脂です。ドロドロしすぎず、ゼラチンのようなプルプルとした食感で脂っこさがありません。
スープをたっぷりと絡める麺は、つるつるで思っていたよりコシを感じます。これがスープとぴったり合っておいしい!
大きなチャーシューはやわらかでボリューミー! 満足感いっぱいです。
メンマは柔らかいけれど、しっかり歯応えがあります。
すっかり札幌に行った気分で「綱取物語」を満喫した筆者。次なるご当地ラーメンは果たして?
[All photos by Mayumi.W]