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ランチボックスミュージアム (アメリカ)
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アメリカのお弁当箱を深く知れるのがジョージア州コロンバスの「Lunch Box Museum」。館内にはおよそ3,500点ものブリキのランチボックスと水筒が所狭しにズラリと並びます。1930〜1980年頃のランチボックスが中心で、年代別に流行ったキャラクターや映画がわかるのも面白いところ。
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袋に入れたサンドイッチや果物、ポテトチップス、クッキーなどをそのまま入れるのがアメリカ流。まるで手提げカバンのような見た目も特徴的です。
芝刈り機ミュージアム(イギリス)
ガーデニングが盛んで、とりわけ芝の手入れに情熱を注ぐ国民が多いイギリス。芝刈り機発祥の国とも言われていて、200年以上の歴史を有するそう。リバプール近郊の「British Lawnmower Museum」はガーデニングショップを運営していたオーナーが立ち上げた博物館で、およそ200機の芝刈り機を展示。なんと、ダイアナ妃やミュージシャンのブライアン・メイが使っていた芝刈り機も紹介されています。
マスタードミュージアム(アメリカ)
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マスタード好き必見なのがアメリカ・ウィスコンシン州にある「National Mustard Museum」。米国50州、世界70カ国から収集されたマスタードは6,000個以上。中には日本が誇る「からしチューブ」も! 年代物のマスタード缶&瓶、さらにはマスタードにまつわる広告や記事などもあり、まさにマスタードの世界観に浸れる空間です。
ちなみに創設者がマスタードを集め始めたきっかけは、1986年のワールドシリーズで最愛のレッドソックスがニューヨーク・メッツに敗北したこと。意気消沈しながらスーパーマーケットにたどり着き、香辛料売り場で「マスタードを集めれば、人生の意味がわかるだろう」という声を聞いたとか。
失恋ミュージアム(クロアチア)
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数あるユニークな博物館の中でひときわ異彩を放つのがクロアチア・ザグレブの「The Museum of Broken Relationships」。世界中から寄贈された失恋にまつわるアイテムがコメントとともに展示。アーティスト同士のカップルが別れたあと、思い出の品々をコンテナに飾ったことがはじまりだそう。
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並ぶのはハイヒールやドレス、ぬいぐるみ、カードゲーム、絵本、斧などさまざま。エピソードは甘くほろ苦いものや、超シリアスな愛憎劇まで実に多彩。訪れれば恋愛は世界どこでも大変であることを実感できるはず。
拷問ミュージアム(オランダ)
アムステルダムの「TORTURE MUSEUM」では中世の拷問・処刑器具を100以上展示。晒し台やギロチン、親指締めなどが蝋人形とともに紹介され、臨場感もひとしおです。ヨーロッパ最古の拘置所を使った博物館であり、かつて囚人が収容されていた牢獄も。ナイーブな人は要注意!
共産主義生活ミュージアム(ポーランド)
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第2次世界大戦後に共産党と非共産党勢力による抗争が勃発し、1989年まで共産主義体制が続いたポーランド。その時代の暮らしを体感できるのが「共産主義生活ミュージアム」です。団地の一室が再現され、生活用品から家電、雑貨などが展示。質素なアイテムの数々を見れば、共産主義下の生活をうかがい知ることができるでしょう。
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キッチンには鍋や皿から調味料、コーヒー、お茶までもディスプレイ。この他、実在した肉屋や食堂を模したエリアやファッションコーナーなど、当時の生活を偲ばせるコンテンツが充実しています。
国際スパイミュージアム(アメリカ)
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スパイの知られざる世界観に触れられるのがワシントンD.C.の「国際スパイミュージアム」。第2次世界対戦や東西冷戦におけるスパイ活動や、ナチスドイツが使用した暗号機具など750以上のスパイ関連アイテムが紹介。スパイの実態を知れる貴重な場であること間違いなし。かの人気スパイ映画「007」の撮影で実際に使われた車も!
以上世界のユニークな博物館をご紹介しました。気になる場所があれば、ぜひ次の旅先の候補にしてみてはいかがでしょう?