東京駅でお得なカレー屋さん「アルプス」
さまざまな飲食店が軒を連ねる東京駅では、たくさんの選択肢の中からお店を選べるのが魅力ですよね。とはいえ、「サクッと短時間でおいしいものが食べたい」、「費用を抑えてお腹いっぱいになりたい」ときは、駅構外に足をのばす人も多いかもしれません。そんなときにこそ、カレーショップ「アルプス」が強い味方になってくれるんです!
こちらが、東京駅に八重洲地下街がグランドオープンした1969年(昭和44年)からある店頭の様子。2台の券売機には、「ビッグカツ」や「ビッグハンバーグ」などのパワフルな文字も踊りますが……、その値段に驚かされます。東京駅でこんなに安くて大丈夫なの!?
こちらは、タイムサービスのお知らせで、毎日14時~19時には、「コロッケカレー」「チキンカレー」「チーズカレー」の3種類が、なんと350円(税込)。リーズナブルさはもちろん、その時間帯の長さも衝撃的! さらに毎週月・木曜日は、「ご飯大盛無料デー」と太っ腹。
それ以外の時間帯やすべてのメニューも、430円〜650円(税込)とうれしい価格設定なので、いつ行ってもお得にカレーを食べることができます。
カツやハンバーグといった定番の組み合わせはもちろんのこと、「カレー焼きそば」や「さば味噌カレー」などの珍しい組み合わせのカレーもあります。トッピングの種類も多いので、ハンバーグにフライをもう一品追加してみたり、鶏のから揚げに野菜を追加してみたりと、自分好みのカレーを楽しむことができます。
気になるあのカレーを注文!
店内は、カウンター席のみなのでおひとり様でも肩ひじ張ることなく、女性でもフラッと立ち寄れる雰囲気です。食券を渡し、料理がでてくるまでの時間にも無駄がなく、このスピーディな対応もありがたい限り。
実は、「今まで見たことがない組み合わせ!」と、衝撃を受けたメニューがありました。それがこの「麻婆豆腐カレー」です。片方はカレー、反対側から食べると麻婆豆腐丼。ひと皿でふたつの味わいが楽しめて、なんと500円という安さは、とんでもなくうれしい気持ちになりますよね。
麻婆豆腐カレー
価格:500円(税込)
カレーは、旨みが凝縮しているドロッと系。ふんわりと漂う湯気とともにスパイシーな香りが広がり、一気に食欲が刺激されます。
口に入れてみると、誰もが安心するようなやさしい味わい。思わず「ああ~これこれ!」と、ガツガツとかきこみたくなるような、気取らない食堂の味。初めのうちは感じなかった辛さも、徐々に広がりクセになります。
麻婆豆腐は、辛くなくやさしい口当たりで、とても食べやすい仕上がりです。豆腐もたっぷりで、挽肉もしっかり。ご飯も十分な量で、「これがワンコインか……」と、驚きを感じます。
カレーを食べて、麻婆豆腐を食べて、時には合わせてみて……と、楽しみながらあっという間に完食。ルーとライスの割合も絶妙で、最後までしっかりと「ありそうでなかった」コラボを楽しむことができました。
お店は八重洲地下街「ヤエチカ」に!
お店は、東京駅の八重洲地下中央口に広がる「八重洲地下街」に位置しています。地下街の北口通りを入り、3軒目(左下の赤丸)。大丸東京店からも近く、買い物帰りにも立ち寄りやすい場所にあります。
「安くておいしい」を、東京駅という場所で叶えてくれるカレーショップ「アルプス」。その存在を知っているだけでも、東京駅グルメの選択肢が一気に広がります。なんだかふいに食べたくなる……そんな、クセになるカレーが待っていますよ。
【お得情報】
月・木曜日は、ごはん大盛無料デー
毎日14時~19時は、タイムサービスでコロッケカレー、チキンカレー、チーズカレーが350円
[All Photos by koume]
小梅
芸能事務所で約15年若手芸人のマネージメントに携わり、どっぷりお笑いの世界に染まる。退職後ライターに転身。ある日ふいに見た1本の韓国映画に心奪われ、そこから韓国映画・ドラマのチェック追われる毎日を過ごす。コンビニの新商品や地方のおみやげが大好き。
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