皆さんは、アジアの遺跡と聞いて何を思い浮かべますか?
タイのアユタヤ、ミャンマーのインデイン、インドネシアのボロブドゥール・・・
アジアには多くの遺跡がありますが、やはりその中でも、「アンコール・ワット」と答える人が多いのではないでしょうか。
世界有数の巨大遺跡群「アンコール遺跡群」
数百年もの間、密林にひっそりと佇んでいた「アンコール遺跡群」。9世紀からおよそ600年にわたってインドシナ半島に栄えたアンコール王朝が生み出した遺跡は、1992年に世界遺産に登録されました。東京23区に広さに相当するエリア内に多く残されている遺跡、中でも世界最大の石造寺院「アンコール・ワット」は、日本人にも人気の観光名所で、訪れる者を魅了し続けます。
ですが、アンコール・ワットは知られていても、アンコールがどんな王朝だったのか、そこにどんな文明が栄えていたのか、真相は謎に包まれたまま。近年の内戦による地雷で、研究調査が阻まれていることも理由の1つです。
研究で紐解かれる「巨大都市」とは・・・?
今回その謎に迫るのが、NHKで放送される「アジア巨大遺跡 第1集 密林に消えた謎の大都市〜カンボジア アンコール遺跡群〜」。ナビゲーターは“歴女”でお馴染みの女優、杏さんです。
密林の奥地に存在した知られざる“巨大都市”の存在や、そこから繋がる貿易ネットワークの実態、そして、争いを避け知恵を絞りあった人々の姿に迫ります。
世界初!「アンコール・ワット」至近距離からの空撮
同番組では、4Kの高精細映像で撮影されている為、巨大遺跡の迫力と細部の美しさを、色彩豊かな立体感あふれる映像で楽しむことができるそうですよ。
過去に観たことのない「アンコール・ワット」の空撮映像は、訪れたことがある人も必見です!
2夜連続の第2集は、大小様々な仏教遺跡の数々が、所狭しとひしめきあうミャンマーのバガン遺跡。なぜ3000もの仏塔や寺院が林立することになったのかという謎に迫ります。
アジアが持っていた昔ながらの知恵と遺跡の関係、壮大な映像と共に多くの驚きがあることでしょう。今週末の夜、お見逃しなく。
第1集「密林に消えた謎の大都市~カンボジア アンコール遺跡群~」
放送日:2015年10月17日(土) 19時30分-20時43分 総合テレビ
第2集「黄金の仏塔 祈りの都~ミャンマー バガン遺跡~」
放送日:2015年10月18日(日) 21時00分-21時49分 総合テレビ