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貴船神社参拝の後には川床料理!
「そうだ 京都、行こう。」は、JR東海が1993年から展開しているキャンペーン。今年で29年目となる2022年夏のキャンペーンのCMでは、建仁寺を舞台に「夏の京都」の魅力を伝えています。
今回のキャンペーンでは、「京の涼さがし」をテーマに、京都ならではの涼を楽しめるスポットなどを紹介。「影の涼」「風の涼」「水の涼」「怪の涼」と異なる4つの「涼」を体感できる観光コンテンツが用意されています。
「風の涼」で貴船神社を紹介しましたが、この貴船には貴船川の上で涼を感じながら食事を楽しむ「川床料理」のお店がたくさんあります。今回は、その川床料理をいただける料亭「貴船 ひろや」を紹介いたします。
貴船の川床は冷房要らず!
貴船は京の奥座敷と言われる場所。都会の喧騒から離れて、自然に戯れながら癒しの時間を過ごすことができます。「貴船 ひろや」は昭和7年創業 老舗料理旅館。川床料理がいただけるお店として有名です。
お店の方に案内されて、建物の中を通りぬけていくと、目の前に緑の木々の中に流れる貴船川が現れました。狭い川の上には床が造られていて、その上で食事をいただくのです。
川床に上がってみて驚いたのは、とても涼しいこと! 外はそこそこ暑かったのですが、川の上だと体感温度が3度くらい違うのです。それこそ冷房なんていらないくらい。これには本当に驚きました。
上を見上げると、鮮やかな緑の木々の間に、風情のある提灯が揺れていました。川音と風の音が心地よく感じられます。
四季折々の食材を活かした京会席をいただく
席に着くと、今回提供される料理のメニューが配られました。先付から水物まで、旬の食材を使った料理が用意されるそう。ゆっくりと時間をかけていただくのが京会席の醍醐味ですね。
最初に登場したのが「先付」。「胡桃松風」や「蓮根煎餅」など、6種類の料理がきれいに盛り付けられています。「沢蟹」は初めて食べましたが、パリパリと香ばしくおいしくいただけました。
続いて、「吸物」。「水雲薄葛仕立て」ということですが、冬瓜の上に白身魚がのっていて、葛を使ったとろみのある、優しい味のお吸い物でした。
「向付」は氷の大きな器に盛られて登場。あまりの迫力に思わず声をあげてしまいました。鯛と鮪のお造りは、まるで芸術品のようでした。
「煮物」は、大きな茄子を使った「丸なます胡麻餡かけ」。トロトロにやわらかく煮込み冷たく仕上げた茄子の上に、優しい味の胡麻餡が涼しい一品。
次に登場したのは、大きな黒いお皿に塩で描かれた波の上を泳ぐ鮎たち! 鮎の塩焼きは、まるで生きているみたいな迫力。鱧寿司と一緒にいただきます。
続いて、「御凌ぎ」の「巻素麺」。繊細な細さの素麺は、ツルツルと喉ごしがよく、あっさりしただし汁が優しい味でした。ここまで食べた時点で、大満足だったのですが、まだまだ料理は続きます。
「揚物」は「天子唐揚げ(アマゴを唐揚げ風に仕上げたもの)」と「鱚天麩羅」。あっさりとレモンをかけていただきます。
そして、夏の京都といえば「鱧」。「鱧落とし」も登場。鱧は東京ではなかなかいただけないので、しっかり堪能しました。
「豆御飯」、「赤出汁」が出てきて、いよいよラストスパート。緑の豆はグリーンピースのようですが、ほんのり塩気と豆の甘みを感じる「豆御飯」でした。
最後は、「水物」で「マンゴープリン」が登場。トロピカルな味で、今回の川床料理を締めました。ここまでで約2時間ほど。涼を感じながらの食事は、ゆったりとした気持ちを味わえました。
貴船で京都の涼を感じる時間を過ごして
京都の避暑地と言われる貴船での川床料理。暑い夏を忘れて、川のうえで涼しい時間を過ごすことができました。
今回紹介した「貴船 ひろや」の川床料理は、JR東海「旅のコンテンツポータル」にて「京の奥座敷 貴船ひろやでいただく川床料理」というタイトルで販売中です。「そうだ 京都、行こう。」の京の涼さがしのプランと一緒に購入して、夏にしか楽しめない川床料理を堪能してみてくださいね。
>>「京の奥座敷 貴船ひろやでいただく川床料理」はこちら
>>そうだ 京都、行こう。「京の涼さがし」はこちら
[All Photos By Kaori Simon]
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