八重北食堂の場所を確認しておきましょう
来年3月のグランドオープンを控えてすでに一部オープンした「東京ミッドタウン八重洲」をはじめ、様々な再開発が続く東京駅八重洲口。東京駅の「グランスタ」も拡張が進んでいます。グランスタ八重北「八重北食堂」もその一つ。八重洲北口改札を出てすぐ、地下1階にはお馴染み「黒塀横丁」、2階には「北町酒場」と二つのおいしいものフロアにはさまれて、地上1階に位置しています。
八重北食堂では、今年の春からおいしいもののお店が続々開店してきました。そして、満を持してオープンしたのが「極味や 東京駅店」というわけです。
店内にはコの字型のカウンターが2つ。そして、各席の目の前に一人ひとつずつ、鉄板が設置されています。
生ハンバーグの「極味やハンバーグ」と「特選伊万里牛ステーキ」
メインのメニューは「極味やハンバーグ」と「特選伊万里牛ステーキ」。お店の人に聞いてみると、この二つがセットになっているのがおすすめとのこと。
極味やハンバーグには3つのサイズがあって、120gのSが2,299円、160gのMが2,739円、200gのLが3,179円(いずれも税込)。それに60gの伊万里牛ステーキがセットになります。ちなみに、ハンバーグは20g刻みを220円で、ステーキは60gを1,100円で追加できます。(いずれも税込)、ボリュームアップ可能です。
羽釜で炊いたご飯、スープ、サラダ、ソフトクリームがついたセットは385円(税込)。なんとお替り自由です。
ご飯を炊く羽釜が並んでいました。お米は佐賀から。やっぱり九州なんですね。ふっくらとおいしく炊けていて、東京では東京駅店だけが羽釜炊きです。
そしてトッピングに「トリュフ塩香る蘭王ソース 198円(税込)」を追加しました。
ソースは左上から時計回りに、「岩塩」、「わさび」、「ゆず胡椒ポン酢」、「極味やの肉ダレ」、「オニオンソース」、「極味やの甘ダレ」がつきます。これはハンバーグにもステーキにも使ってOKです。
さて、注文して少し待つ間に東京駅限定「こぼれシャンパン」を。シャンパーニュのルイ・ブーヴィエ・ブリュットが、日本酒のようにこぼれるこちら、1,100円(税込)です。
生ハンバーグって一体どんなハンバーグ?
極味やハンバーグは「生ハンバーグ」だそうですが、その理由はカウンター席の目の前で明らかになりました。
まずは、調理人さんが目の前でハンバーグを最終的に捏ねて成形してくれます。もちろんこの段階では完全に生です。
それを熱々の鉄板にのせて焼いてくれます。これで全部火が通ったら生じゃないですよね。
ハンバーグの隣にはステーキも。絶景です。
そしてこちらが、調理人さんがさらに上げてくれたハンバーグとステーキです。ハンバーグは、上下は焼けていますが、中は生のまま。これが「生ハンバーグ」と呼ばれる理由なんですね。
最終的な焼き加減は自分で決める!
さて、ここから自分次第の焼き加減で仕上げていきます。
調理用の銀のはしで、ハンバーグを一口サイズに切り、熱々の鉄板にのっけて好みの焼き具合に焼いていくんです。付け合わせのネギも一緒に、香ばしい香りが立つまで焼いていただきます。
ソースをいろいろ試しつつ、蘭王ソースも濃厚でトリュフの香りも広がります。
そして〆のソフトクリーム。小さめのプリンカップに入っていて可愛いのですが、もっと食べたければこちらもおかわりOK。
1時間くらいかけてゆったりと
極味やのハンバーグは自分で焼きながらゆっくりといただきます。列車に乗る予定があるなら、1時間くらいの余裕があったほうがよさそうです。
東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内 八重洲北口改札外 グランスタ八重北1階
03-6273-4229 (予約不可)
https://www.kiwamiya.com/shoplist/tokyo-station
[All photos by Atsushi Ishiguro]
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