こんにちは、時空の旅人です。TABIZINEの時間を遡り、今までのヒット記事を巡る旅をしています。今回は2014年12月05日に紹介された、「NORAD SANTA」をお伝えします。 |
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クリスマスのサンタさんを追跡できるプロジェクト、今年もスタートです。
子どもの頃、クリスマスになると「サンタさんはうちに来てくれるかな」、「今どこにいるのかな」などと、空想をして過ごした人も少なくないかもしれません。
でも、今は便利ですね。
だって、サンタクロースがクリスマスの夜に、今、どこでプレゼントを配っているのか追跡することができるのですから。
毎年恒例となった「NORAD SANTA」のプロジェクト。
今年も追跡サイトがオープンしましたよ!
「NORAD SANTA」ってなあに?
NORADとは、アメリカ合衆国とカナダが共同で運営する統合防衛組織「北米航空宇宙防衛司令部」のことで、普段は24時間体制で人工衛星の状況や地球上の核ミサイルや戦略爆撃機などの動向を監視する仕事をしている部門です。そのNORAD とその前身である中央防衛航空軍基地 (CONAD) が、60年に渡りサンタクロースの飛行を追跡しているのです。
この恒例行事は1955 年にコロラド・ スプリングスに拠点を置くシアーズ ・ローバック社が子ども向けに「サンタへの直通電話」を開設したときに、誤って中央防衛航空軍基地 (CONAD) の電話番号を広告に掲載したのがきっかけとなって始まりました。子どもたちからの電話を受けた当時の司令官ハリー シャウプ大佐は、サンタへの直通電話だと思って電話をかけてきた子どもたちにサンタの現在地の最新情報を順次伝えたことからこの伝統が生まれたのだそうです。
いつ、どうすればいいの?
北米航空宇宙防衛司令部は、今年も12月1日に「NORAD SANTA」の特設サイトをオープンさせています。こちらでは、12月24日になるとサンタクロースの出発をレーダーでキャッチし、その後、その動向を追跡し、リアルタイムでどこにいるのか教えてくれます。サンタクロースが今、どこでプレゼントを配っているのか、を知りたい場合は12月24日にこのサイトにアクセスするだけでOKです。
クリスマスイブの前でも、こちらの特設サイトではクリスマスソングを聞くことができたり、クリスマスやサンタクロースに関する知識を知ることができたり、アドベントカレンダーのように毎日、新しいゲームをすることができるようになっていますので、クリスマスまで十分に楽しむことができます。
今頃、きっと、サンタさんはクリスマスに向けて、子どもたちへのプレゼントの仕分けや地図の確認などで大忙しかもしれません。私たちも聖なる夜にお仕事をしてくれているサンタクロースに敬意を表しつつ、サンタクロースの旅路を追跡してみると面白いかもしれません。
執筆者:林美由紀