浅野耕月堂の銘菓「松乃露」
浅野耕月堂の創業は明治32年(1899年)。浅野耕月堂初代久太郎氏が、松林に自生する卵型のきのこ、松露(しょうろ)を模った菓子「松乃露(まつのつゆ)」を考案しました。
昭和22年(1947年)、 昭和天皇陛下が芦原温泉に宿泊された折には、「松乃露」がお茶請け菓子としてだされ、お帰りの際にはお土産に購入されたそう。
明治・大正・昭和・平成そして令和と愛され続ける銘菓「松乃露」を実食ルポでご紹介します。
実食!創業以来変わらぬ手作りの味
「松乃露」の商品ラインナップは、小箱(税込486円)、4箱入り(税込1,944円)、8箱入り(税込3,888円)が用意されています。
小箱のサイズは約縦8.5cm、横8.5cm、高さ7cm。グリーンのシンプルなデザインの紙箱です。
小箱の中には、リーフレットと、透明の袋入りのお菓子が入っています。
1箱あたり、16粒入りです。
松露という卵型のきのこを模った、ころんとした形。コーヒーの粉を振りかけ、松露に土がかぶさった様子が表現されています。
食品添加物類は不使用で、主な原材料は砂糖と卵白。原材料には厳選した新鮮な素材を使っており、創業以来変わらぬ手作りの味を守り続けています。
素朴な味わいで、やさしい甘さ。サクサクとした軽い食感です。後味に残る上品な甘さが心地よく、もうひとつ、と手を伸ばしたくなる味わいです。
どこで買える?
御菓子司 浅野耕月堂や、オンラインショップ、福井県内のお土産店などで販売されています。筆者は福井駅のお土産ショップ「かゞみや 福井駅前店」で購入しました。
福井県でのお土産選びの参考にしてみてくださいね。
[Photos by Sayaka Miyata]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。