商品ラインナップや価格は？
紫式部にまつわる展示がそろう「しきぶきぶんミュージアム」。そのなかにある「光る越前SHOP」には、福井県のお土産やグッズなどが並びます。
今回紹介するのは、福井県越前市にある老舗和菓子屋「木津屋」がつくる、羽二重餅を使用したお菓子。つぶあんの「式部絵巻」、こしあんの「羽二絵巻」、しろあんの「源氏恋の舞」の3種類があります。価格は各270円（税込）です。
ちなみに、箱入りの「越前雅」もあり、価格は4個入1,400円（税込）、8個入2,700円（税込）となっています。
「しきぶきぶん」ロゴ入りパッケージ
パッケージには、「しきぶきぶん」のロゴが入っています。
生涯でただ一度、都を離れ越前で1年余りを過ごしたという紫式部。越前での暮らしは、式部の感性を磨き、源氏物語を生み出す原動力となったと考えられています。
このロゴマークには、越前市を訪れる方に、紫式部が越前の地で得た感動を「しきぶきぶん（式部の気分）」で追体験してほしいという願いが込められているそう。
実食！ふわふわ生地のなかにはとろける羽二重餅＆餡
つぶあん「式部絵巻」
まずはつぶあん「式部絵巻」からいただいてみましょう。
袋から取り出すと、「式部絵巻」は透明のフィルムに包まれていました。
フィルムをめくると、ふわふわのカステラ生地があらわれます。
とても手触りのよい、柔らかな質感です。
カットしてみると、つぶあんと、羽二重餅がサンドされているのがわかります。
それではいただいてみましょう。ほっくりとしたつぶあんと、とろけるように柔らかな羽二重餅のやさしいハーモニー。それを包み込むカステラ生地はふわふわで、なんとも癒される味わいです。
実はこのお菓子には、ブルーベリーピューレも入っていて、ほんのり甘酸っぱさも。やさしい甘さのお菓子のなかで、ブルーベリーの爽やかさがさりげないアクセントになっています。
こしあん「羽二絵巻」
続いて、こしあん入りの「羽二絵巻」。
なめらかなこしあんは、より羽二重餅と一体感があるように感じました。こしあんや、羽二重餅の繊細な質感が伝わる、上品な味わいです。
しろあん「源氏恋の舞」
最後にしろあんが入った「源氏恋の舞」をいただきます。
しろあんならではのやさしい甘みが、柔らかな羽二重餅と調和。ブルーベリーの味もより際立っていると感じました。
福井県のお土産にもおすすめ！
今回は、「しきぶきぶんミュージアム」内の「光る越前SHOP」で販売されている「式部絵巻」、「羽二絵巻」、「源氏恋の舞」をご紹介しました。
羽二重餅と餡、カステラ生地が合うのはもちろん、ブルーベリーピューレの甘酸っぱさが意外とマッチ。福井土産の定番・羽二重餅を、いつもと違ったかたちでおいしくいただけるお菓子です。福井県でのお土産探しの参考にしてみてくださいね。1つから購入できるので、旅のおやつにするのもおすすめです。
価格：270円（税込）
賞味期限：筆者購入時は1カ月ほどでした
光る君へ 越前 大河ドラマ館
開催期間：2024年2月23日(金・祝)～12月30日(月)
開催時間：9:00～17:00(最終入場 16:30)
休館日：無休
同時開催（入場無料）：光る越前SHOP
住所：福井県越前市高瀬二丁目 27-7-1
武生中央公園屋内催事場「しきぶきぶんミュージアム」内
公式サイト：https://www.city.echizen.lg.jp/murasakishikibu/
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※営業については最新情報をご確認ください。
[Photos by Aya Yamaguchi,Sayaka Miyata]
PROFILE
Sayaka Miyata
カフェでぼーっとすることと、あてもなく散歩することと、おいしいものを探したり食べたりすることが好き。子どもが生まれてからは睡眠も好きになりました。
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