春の気配を感じつつも、まだ肌寒い日があったり、花粉に悩まされたり。休日といえど外出したくない日もありますよね。
そこで今回は長い冬を毎年北陸で過ごしている筆者の経験をもとに、家の中で楽しく過ごすアイデアをまとめてみました。
1:友人知人、親戚や親にメールを送ってみる
最初のアイデアは、友人や家族への連絡。忙しい毎日を送っていると、放っておけば疎遠になってしまいますよね? そこで雪が降ったり、ひどく冷え込んだりした日は、家でぬくぬくと温まりながら、友人や家族・親戚に片っ端からメールでも送ってみてください。
電話をするとなるとハードルが上がるかと思います。スマホなどに入っている連絡先一覧を見ながら、順番にメールを送ってみると効率的ですね。
「元気~?」と何気ないメールを順番に送っているうちに、何人かはすぐに返信をくれるはずです。その返信に応じながら、さらに新たな人に便りを送っていると、気が付けば1時間、2時は勝手に過ぎてしまいますよ。
2:DIYや電球の交換、家具の配置換えをしてみる
DIYで部屋のデットスペースにぴったりの棚を作ったり、フローリングにワックスをかけたり、切れてしまった蛍光灯や電球を交換したり、ソファの革を磨いてみたり。家具の配置換えや、普段は手を付けない部分の掃除もOK。終わるころには部屋だけでなく、気分まですっきりしているはずですよ。
3:ヨガやストレッチ、体幹トレーニングをしてみる
次は運動です。外に出られないほど天候が荒れた日は、スポーツウェアに着替え、ヨガマットを用意して、ヨガ、ストレッチ、体幹トレーニング、ビデオを見ながらのダンスなどを楽しんでみてはどうでしょうか?
腕立て伏せや腹筋・背筋のトレーニングもいいのですが、学生時代の部活などで懲罰的に取り組まされた種類の筋トレは、どうしても気分がのりにくいです。全く取り組んだ経験のないエクササイズを試してみてくださいね。
4:服の手入れや、新しい組み合わせを試してみる
服をあれこれ引っ張り出してきて、ファッション誌などを見ながら今までにないお気に入りの組み合わせを発見してみては? 必要に応じて洋服にブラッシングをしたり、防虫剤を取り替えたり、引き出しの底に敷いた新聞紙を取り替えてみたり。不要になった衣服は思い切って減らしてみてください。
服だけでなく靴のお手入れにもいい機会です。スウェードの靴にブラシをかけたり、革靴を丁寧に磨いたり、かかとや底を取り替えられるお店を近所に調べてみたり。もちろん好みにもよると思いますが、靴磨きもすごくおすすめですよ。
手を動かしているうちに、あれこれと思いが深まって、ちょっとだけ哲学的な気持ちになれます。「磨いたことがない」「道具もない」という人は、せめてブラッシングだけでも実行してみては?
5:写真や動画の整理
最後は写真や動画の整理です。スマホの中には大量の写真や動画、キャプション画像のデータが入っていませんか?
寒さや大雪で外に出られないような日は、コーヒーやミルクティーを片手に音楽でも流しながら、スマホの写真や画像データを整理してみると面白いですよ。もちろん、デジカメやビデオカメラのSDカードも。
懐かしい写真が出てきたり、忘れていた動画が出てきたりで、かなり楽しめます。不必要なデータはどんどん消してください。手元に残しておきたいと思った写真は、インターネットで写真屋にプリント予約をしてもいいかもしれません。データがすっきりする上に、なんだか温かい気持ちにもなれます。既に何度もやっているという人は、昔の写真や卒業アルバムなどを引っ張り出してきて、整理したり回想したりしてみては?
以上が家の中で過ごす休日のアイデア5つでした。いろいろやっていると半日くらいは簡単に過ぎてしまいます。さすがに疲れも出てきますので、1日で全部を一気にやろうとしないで、日を替えて順番に行ってみてくださいね。
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Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(
https://hokuroku.media/ )創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。
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