国営ひたち海浜公園などの観光スポットに恵まれる茨城県ひたちなか市
ひたちなか市は、茨城県のほぼ中央部で、水戸市の東に接しています。市内には、国営ひたち海浜公園や阿字ヶ浦海岸など、人気の観光スポットに恵まれています。国営ひたち海浜公園は例年ゴールデンウィーク前後には、約530万本の青いネモフィラが、みはらしの丘を覆いつくし、フォトジェニックな光景を見せてくれます。
太平洋に面する那珂湊おさかな市場
国営ひたち海浜公園は、ひたちなか市の北部に整備されていますが、那珂湊おさかな市場は市の南端に位置します。
市場のメインストリートは太平洋に面して約300mつながり、東の正面には太平洋の大海原が広がります。海岸には那珂湊漁港が整備され、数多くの漁船が停泊しているのです。
新鮮な魚介類がずらりと並ぶ市場
目の前に並ぶ海での漁を終えた船を眺めると、ピチピチとはねる魚が水揚げされる姿が目に浮かんできます。市場の中では売り手の大きなかけ声がこだまし、活気が満ちあふれます。
広々とした市場には、ヒラメ、カレイ、マグロ、カツオなどの魚類をはじめ、貝類やエビ、イカなどが、ずらりと並んでいます。スーパーなどでは見かけない魚も多く、豊富な海の恵みを実感することができます。どの魚介類も抜群の鮮度なので、刺身をはじめどのような料理にでも利用が可能です。お土産にすれば喜ばれること間違いなしです。自宅での食卓に並べれば、食事は豊かなものとなります。
潮風に吹かれながら堪能する海の幸
市場に並ぶシーフードをいち早く味わいたければ、露店巡りがオススメです。メインストリート沿いに、数多くの露店が軒を連ねています。
サザエ、ツブ貝、ホタテ、イカなど、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を串焼きや、つぼ焼きで味わうことができます。海岸線を吹き抜ける潮風を感じながらの海鮮グルメの食べ歩きは格別です。
中でも大人気なのが生ガキ。目の前で手際よく殻が開いてくれます。ツルっとした食感とともに、濃厚な磯の香りが口いっぱいに広がるようです。価格もリーズナブルなので、知らず知らずの内に食べる数が増え、殻の山づくりに貢献してしまうようです。
食べ歩きは手軽に海の幸を味わえますが、市場の周辺には約10軒の飲食店があります。刺身や海鮮丼、寿司など、多様な料理を落ち着いて堪能することができます。
磯の香りが満ちあふれる那珂湊おさかな市場
那珂湊おさかな市場は、茨城県ひたちなか市の太平洋岸で、那珂湊漁港で水揚げされたばかりの魚介類を販売しています。市場の中には数え切れない種類の海の幸が並んでいます。周辺には飲食店や露店が軒を連ねているので、潮風が吹き抜ける中で味わう海の幸は格別です。
住所:茨城県ひたちなか市湊本町19-8
電話番号:029-212-8900(那珂湊おさかな市場事務局)
営業時間:各店舗による
公式サイト:https://www.nakaminato-osakanaichiba.jp/
[All Photos by Hitoshi Obayashi]