技術が集結した進化系ラーメンスナック誕生
2024年10月、JR東京駅構内(改札内)に初上陸したスナック菓子「RAMEN CLUB」。洋菓子のお土産が多い東京駅ではラーメンのスナック菓子は珍しく、人たちが足を止めていました。
「RAMEN CLUB」は「札幌農学校」や「CHEESE WONDER(チーズワンダー)」といった、おなじみの北海道土産を製造販売する海道コンフェクトグループが初挑戦した新ブランドです。
聞くことによると、グループ会社のかりんとう工場が培ってきた長年の技術やノウハウを活かして開発されたそう。東京発売の前、地元の北海道で行われた先行販売では、1ヶ月間で約14万袋が完売したとのこと!
東京駅では(右)「東京醤油ラーメンスナック」、(左)「札幌味噌ラーメンスナック」の2種が新登場!
パティシエ開発のオリジナル「麺・具・スープ」
「ラーメンを揚げるとどうなるか」という発想から生まれたお菓子作りには、麺職人ではなく洋菓子のパティシエが携わっています。様々なラーメンやスナック菓子などを食べ比べて、洋菓子職人ならではの視点と技術をもって研究を重ねてきたそう!
こちらの商品の決め手といえばやはり「麺」。なんとスナック用の自家製麺を作るこだわりっぷりで、数種類の小麦粉を配合しているとのこと。製麺後は独自の揚げ麺機で3度揚げすることで、ガリっとした食感を生み出しているのだとか。
こだわりは「スープ」にも。温度変化によってチョコレート菓子が溶ける技術に着想し、日本初の「メルトスープ製法」によるオリジナルスープで麺をコーティング。口の中の温度が約33度になるとスープがじゅわっと広がるように工夫されているのです。
2024年10月現在、2種類とも単品販売はなく「5袋入1,080円、8袋入1,674円」の2タイプでBOX販売されています。
税込価格:5袋入1,080円、8袋入1,674円
賞味期限:製造日から80日間
東京醤油ラーメンスナック
「東京醤油ラーメンスナック」は昔ながらの中華そばのイメージ。具材はオリジナルチャーシュー、メンマ、なると、海苔、九条ネギの4種。「オリジナルのチャーシュー、メンマ、なると、海苔、九条ネギ」の4種の具材を入れています。
袋を開けた瞬間に醤油の香りがして、本物のラーメンを目の前にしている気分に。自家製の中太ストレート麺1本1本にスープがしっかりとコーティングされていて、ジュワっと口の中でスープが広がります。
女性男性問わず、職場へのお土産にと喜ばれているそうです!
札幌味噌ラーメンスナック
北海道の先行販売でも好評だった「札幌味噌ラーメンスナック」。JR東京駅でも「札幌味噌ラーメンスナックで北海道を感じられる!」と人気だそうです。
中太縮れ麺のスナックに、「オリジナルのチャーシュー、北海道由仁町のもやし、十勝の契約農家からのとうもろこし、ネギ」の4種の具材が入っています。
ガツンとしたニンニクの香り、野菜の旨味、とうもろこしの甘さがおいしく、本物の札幌味噌ラーメンを食べているような満足感!
こちらは男性に好まれているようですが、札幌(味噌)と東京(醤油)の食べ比べをされる方も多い、とのこと。味噌は味が濃いので、食べ比べる時は「最初に醤油、次に味噌」の順で試すことをおすすめ。味の違いをしっかり感じられるでしょう。
晩酌やお土産に
かりんとう製造の長年の技術、洋菓子ブランド視点の研究と開発から生まれた新感覚のラーメンスナック。東京土産だけでなく、都内へ出張に来られた人の晩酌のおつまみ、おやつにもピッタリで楽しみ方は色々。
ラーメンは食べたいけど健康に気を使って我慢しているという方のラーメン欲も満たしてくれそうですね。今後、ご当地ラーメンスナックが増えるのか乞うご期待!
住所:東京都千代田区丸の内1‐1 JR東京駅構内 南通路(改札内)
営業時間:7:00〜22:00
定休日:施設に準ずる
交通:「JR東京駅」丸ノ内南口改札から徒歩約2分
公式サイト:https://ramenclub.jp
公式Instagram:@ramenclub_jp
[all photos by kurisencho]