見て、遊んで、作って、食べて楽しい!チョコレートの長い旅を追う体験型施設
ロイズの体験型施設「ロイズカカオ&チョコレートタウン」の見どころといえば、なんといってもここでしか体験できない工場見学!
カカオ栽培からチョコレートができるまでの「ファームトゥーバー」の道のりを、見るだけでなく触れたり、遊んだりなど、様々なアプローチで体験することができます。
施設見学は公式サイトでの事前予約のほか、施設1階のインフォメーションで当日券を購入することで入場可能です(料金などは記事末に記載)。
入場制限をすることもあるので、事前予約がおすすめです。
カカオ農園を再現した「カカオファームゾーン」
チョコレートの道のりを追う特別な体験は「カカオファームゾーン」からスタート!
コロンビアにあるロイズのカカオ農園を再現したこのゾーンでは、チョコレートの原料であるカカオの栽培や収穫、出荷までの過程を学ぶことができます。
収穫時のカカオポッドの重さを体感できるほか、実際に行われているカカオ豆の加工の工程などを体験できるスポットが点在。
こちらはカカオ豆の発酵段階を再現した展示。3日目以降は、箱内などの微生物の働きを促進するために、24時間ごとに1度かき混ぜるのだとか。
知っているようで知らない、カカオ豆が出荷されるまでの道のりを深く知ることができるので、生産者たちへのリスペクトが高まります。
さらに進んだ先には、チョコレートに関する豆知識を紹介するパネルなども展示。
分厚さが特長のロイズの板チョコレート(ミルク)には、約70粒のカカオ豆が使われているのだとか。
ちなみにカカオポッド1つから取れるカカオ豆はおよそ30~40粒ほどなので、ロイズの板チョコレート1枚に、カカオが贅沢に使われているのかが分かりますね。
ワクワクが止まらない!「工場体験ゾーン」
「カカオファームゾーン」から続くのは「工場体験ゾーン」。生産地から届いたカカオがチョコレート製品になるまでに行われる選別や洗浄、焙煎といった過程を追っていきます。
工場のパイプラインなどをイメージした道をはじめ、触れて楽しめる展示の数々はまるでチョコレート工場をテーマにした某映画作品のよう。しっかりと解説がありながらも、興味を引かれる内容ばかりで、大人でも胸がワクワクと高鳴ること間違いなし!
また、ガラス越しに見る事ができる製造ラインでは、実際に作業している様子を見ることもできます。
不定期での実施なので、筆者が訪れたときには残念ながら稼働していませんでしたが、実際に行われている作業風景を見られたら、より没入感が高まりそうです。
工場見学ゾーンを進んだ先に広がるこちらのプレイエリアでは、チョコレート製造に関する作業をテーマにしたゲームや体験を楽しむことができます。
ロイズの大人気商品「ポテトチップチョコレート」の製造ラインをテーマにしたブースももちろんあります。ゆっくりと流れるポテチたちと一緒に、チョコレートのカーテンをくぐるなんてここでしかできない体験! 写真映えもめちゃくちゃしそう。
エリア内には、ハンドルを回すとチョコレートが出てくるサプライズ的な一角も。ゲームは簡単な操作のものが多いとはいえ、体を使うものが多いので、ここで糖分を補給できるのは素直にうれしい! もちろん味は抜群です◎
世界に一つのチョコレートを作ろう!「チョコレートワークショップ」
「チョコレートワークショップ」は、さまざまなトッピングを行い、オリジナルの板チョコレートを作成することができる人気のスポット。
ベースとなる板チョコレートの味は「ミルク」「ホワイト」「ミルク&ホワイト」の3種類から選べます。筆者は両方を味わえるミルク&ホワイトをチョイスしました。
準備ができたらナッツやドライフルーツ、カラーチョコレートスプレーなどをトッピングしていきます。
試行錯誤しながら行っていきたいところですが、すぐにチョコレートが固まっていってしまうので要注意。デザインが決まったら迅速にデコレーションしてきましょう。なるべく平らに盛り付けしていくのがコツです。
トッピングが終わったらチョコレートを冷やして固める工程へ。世界に一つの自分だけのオリジナルチョコレートが出来上がりに近づいていると思うと、なんだか感慨深い気持ちに。
30分ほどでオリジナルのチョコレートがついに完成! トッピングがもりもりでめちゃくちゃ食べ応えがありそうな仕上がりになりました。
専用の持ち帰りの箱にチョコレートを入れて完成! 肩にかけられる紐が付いているので、持ち帰りやすいのがうれしいポイント◎
※ワークショップ体験は入場料と別途体験料がかかります。
チョコレートの歴史が詰まった「ロイズコレクションストリート」
工場見学のラストを締めくくるのは、世界中から集まったチョコレート製品のラベルのほか、ロイズの社長が自ら集めたコレクションといったものが展示されている「ロイズコレクションストリート」。
エリア内にはロイズがこれまで販売してきた歴代商品のパッケージが展示されている一角も。
シンプルでありながら洗練されたデザインのパッケージがビシッと展示された光景は、もはや美術作品のような美しさ。ロイズが歩んできた40年以上の歴史を感じます。
なかには普段ではあまり見られないレアなものあるので、探してみるのも面白そうです。
限定商品がたくさん「ロイズタウン工場直売店」
工場見学を終えたら、施設に隣接するショップ「ロイズタウン工場直売店」へ。店内では生チョコレートをはじめ、200種類以上のチョコレートや焼き菓子がそろっており、お土産を購入するのにもピッタリです。
たくさんの商品がズラッと並ぶ中、特に注目なのが限定商品たち。
コロンビアの農園で収穫されたカカオを使った「ファームトゥーバー」の生チョコレートをはじめ、施設最寄の「ロイズタウン駅」をモチーフにした商品など、ここでしか手に入らない商品がいっぱいです。
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左:生チョコレート[ロイズファームトゥーバー](税込864円)右:ロイズさくさくトリフ[ロイズファームトゥーバー](税込864円)
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板チョコレート特大[ミルク(ロイズタウン駅 駅名標)](税込1,458円)など
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左:ロイズカカオ&チョコレートタウン ショッピングバッグ大(税込440円)右:ロイズカカオ&チョコレートタウン 保冷バッグ(チョコモノグラム)(税込770円)
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ロイズカカオ&チョコレートタウン エコバッグ(カカオクマ)(税込770円)
またお菓子だけでなく、荷物の持ち運びにも便利な保冷バッグや施設のマスコット「カカオクマ」のエコバッグなども充実しています。デザインがめちゃくちゃオシャレでかわいい!
また、ベーカリーも併設しており、チョコレートや北海道食材を使用したパンやピザもチェック必須。
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ロイズタウンピザ[香ばしとうきび&バターしょうゆ](税込756円)※店舗でのお皿での提供はありません
こちらの「ロイズタウンピザ[香ばしとうきび&バターしょうゆ]」は、ロイズタウン工場直売店限定で、とうきび(とうもろこし)がふんだんにトッピングされたピザ。
シャキシャキで甘いとうきびと、バター、しょうゆの風味が相性抜群! 小さめのサイズなので、小腹が空いたときにもピッタリ。
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生チョコクロワッサン[オーレ](税込270円)※店舗でのお皿での提供はありません
サクサクのクロワッサン生地の中に生チョコレート[オーレ]がたっぷりと入った「生チョコクロワッサン[オーレ]」。店舗で販売されているパンの中でも不動の人気を誇る逸品で、濃厚なチョコレートが食べ応えがあります。
工場見学だけでも十分すぎるほど満喫できるのに、最後にはお腹も満たしてくれるなんて……。ロイズの情熱やおもてなしの精神を体全体に浴びたような感覚です。これ以上ないほどに大満足の体験でした!
「ロイズカカオ&チョコレートタウン」の所要時間やアクセス
ロイズカカオ&チョコレートタウンの工場見学および、ショップでの買い物などを含めた場合、所要時間は2時間ほど。広い施設内に見どころがとにかくたくさんあるので、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心です。
最寄り駅の「ロイズタウン駅」からは徒歩で約7分でアクセスできるほか、毎日運行している無料のシャトルバスもあります。積雪時や荷物が多いときに便利です。
大人も子どもも楽しめる!「ロイズカカオ&チョコレートタウン」
いかがでしたか? 今回はロイズが贈る体験型施設「ロイズカカオ&チョコレートタウン」について紹介しました。
取り上げた内容のほかにもまだまだ見どころはたくさんあります。札幌からのアクセスもよいので、ぜひ北海道へ訪れた際には足を運んでみてはいかがでしょうか。
北海道石狩郡当別町ビトエ640-15
電話:0570-055-612(10:00~17:00)
開館時間:10:00~17:00(最終入場は15:00まで)/ショップは9:00~18:00
入場料:大人(高校生以上)1,200円/子ども(4歳~中学生)500円/3歳以下 無料/障がい者手帳をお持ちの方 500円(付き添い1人までも500円)
※税込価格
※商品の価格は変更になる場合がございます。
※1Fエントランスの利用(ショップ・モールドライン見学エリア等)には、予約・入場料は必要ありません。
公式サイト:https://www.royce.com/cct/
[Photo by 土田洋祐&ロイズコンフェクト]