
フレンチ生まれの「パティスリー マグノリア」

宝塚の美意識とフレンチパティスリーの技術を融合させたスイーツブランド「パティスリーマグノリア」。オーナーシェフ・大岩旺邑子(おおいわゆみこ)さんはタイ料理にも精通し、日本でも珍しい「タイとフレンチをフュージョンさせた料理」を提供しているフレンチレストランから生まれたパティスリーです。

スパイスやハーブを取り入れて、さらに、宝塚市発の地域ブランド「華野彩(はなのいろどり)」のエディブルフラワー(食用花)を活用し、クッキーやケーキなどオリジナルの洋菓子を生みだしています。

宝塚歌劇団の本拠地・兵庫県宝塚市の華やかな街並みをイメージした看板商品の「宝塚すみれクッキー」は、見た目も細部まで美意識を行き届かせていて、ギフトとしても人気。ふるさと納税の返礼品として選ばれるだけでなく、『婦人画報』などのメディアでも紹介され、美的センスのある女性たちの心をつかんでいます。
東京・有楽町店の人気&オススメは?

今回は、東京の実店舗、有楽町マルイの1階に入っている「有楽町店」を訪問。店頭では看板娘的存在のロボット、LOVOT(ラボット)のロゼちゃんが、目をキュルキュルさせてお出迎えしています。

人気のクッキー缶、パウンドケーキ、マドレーヌなど商品は充実。ショーケースの中はキラキラ輝いて、立ち寄る方から「まぁ、きれい!」と感嘆の声がもれていました。
宝石箱のようなクッキー缶

ブランドを象徴するのが、宝石のように輝く“クッキー缶”。缶のデザインは、宝塚の舞台上でフィナーレをフィナーレを飾る「大階段」をイメージしている、とのこと。

缶の側面もキラキラモチーフをあしらって乙女心をくすぐります!
缶もクッキーも華やかで選ぶのが悩ましいですが、有楽町店で「人気&オススメ」の商品をチェックしてきました!
1番人気「宝塚すみれクッキー」

人気1位は「宝塚すみれクッキー」(税込2,800円)。宝塚歌劇団の象徴「すみれの花」をテーマに1枚ずつ丁寧に焼き上げたクッキーの詰め合わせです。

エディブルフラワー(食用花)を使ったクッキーを含め、一面に咲く花をイメージしたパステルカラーのクッキーたちは全部で8種類あり、缶の中にはクッキーの説明書も同封してあります。

クッキーは可愛らしい一口サイズで、缶を開けた瞬間に花束のようにふわぁ〜と香ります。

手前は「宝塚すみれクッキー」。バタークッキーにエディブルすみれの花びらが可憐に咲いています。すみれの種類は缶によって異なるようなので、一期一会の感じがあるのも素敵。
その隣は「すみれアイシングクッキー」。細かいすみれの花をアイシングで繊細に描き、食べるのも惜しいですね。

右の黄色いクッキーは「バタークッキー」。すみれのクッキーの“アイシングを描いていない”シンプルタイプ。発酵バターの風味がリッチ。
ピンク色は「ディアマンクッキー〈ビーツ〉」。根菜野菜のビーツですが野菜っぽさがなく、ほんのりとした甘みの余韻がクセになる味わいです。
淡い青色は「ディアマンクッキー〈すみれ(ビオラ)〉」。エディブルすみれを使っていてふんわりと優しい味わいに。すみれの「誠実・信頼・少女の恋」という花言葉を表すように、幸せな気持ちにさせてくれます。

紫色は「ディアマンクッキー〈紫芋〉」。紫芋のほっくりとした甘みがありお上品です。
緑色は「ディアマンクッキー〈抹茶〉」。宇治茶の旨味とほろ苦さが調和し、まろやかな風味が残ります。
薄い黄色は「ディアマンクッキー〈レモンゼスト〉」。レモンの爽やかな風味があり、酸味とのバランスがちょうどよい味わいです。

バタークッキー系は少しハードなサクッと食感で、ディアマンクッキー系は軽やかなサクサク食感なので、素材の違いとともに食感の違いも楽しめます。

本商品をはじめクッキー缶(季節限定「宝塚すみれショコラ」を除く)は常温保存で、賞味期限は製造日から60日と長め。記念日や季節のギフト、自分のご褒美にと喜ばれています。
2番人気「季節限定・宝塚すみれショコラ」

人気2位は、季節限定(10月〜4月)「宝塚すみれショコラ」(税込3,500円)。すみれと生チョコレートのサンドが共演したセット。季節限定商品にも関わらず、リピーターさんが多い逸品です。

ベルギー産カカオと北海道産生クリームを使った生チョコレートに、ペッパーやカカオニブなどを組み合わせたものをはじめ、ビーツで赤く色をつけたアイシングクッキーまでカラフルな装いに。見た目が華やかで五感が楽しい商品です。
*本商品のみ要冷蔵、賞味期限は製造から30日。
お店のオススメ「宝塚ローズクッキー」

オススメは、2025年10月に仲間入りした「宝塚ローズクッキー」(税込3,000円)。無農薬で育てられた宝塚産オーガニックローズを使っています。ローズティーのような風味のクッキーやバラを描いたアイシングクッキーなどを詰め合わせ、エレガントを極めてます。

お店ではクッキーに使われたバラの紅茶「マグノリアオリジナルティー ROSE(ローズ)」(税込1,200円)も販売しています。
塩味系、グルテンフリー、コラボのクッキー缶

人気1位と2位のほか、塩味系、グルテンフリー、コラボ商品も好評なので紹介します!

「宝塚すみれクッキーサレ」(税込3,300円)。フレンチレストランの発想から生まれた、全てが塩味のクッキー缶です。すみれの花で色づけしたすみれ塩を混ぜたクッキーサレのほか、スパイシーなグリーンカリー、カカオトリュフなど、お酒にも合う5種を楽しめます。

「すみれキャラメルウィッチ」(税込3,600円)。宝塚の姉妹都市である島根県松江市との「ふるさと納税共同返礼品」として開発されたお菓子です。
米粉でできたグルテンフリーで、松江市の抹茶を使った抹茶やほうじ茶のクッキーでキャラメルをサンドしています。すみれと桜の花びらが缶の中で咲き誇り縁起もいいですね。

LOVOTとコラボし、2025年10月に新登場した「宝塚すみれクッキー LOVOTオリジナル缶 ロゼちゃんVer.」(税込3,500円)。さくらやビーツなどキュートな色味でまとまっています。
焼き菓子や冷凍デザート

エディブルすみれででデコレーションした「宝塚すみれケーキ」(税込3,900円)。5〜10月限定「カシス」と「カカオ」、11〜4月限定「ルビー」と「ショコラ」の2種類ずつが、季節によって切り替わり登場します。
(✻画像は訪問した2025年10月時点のディスプレイです。11月から「ルビー」と「ショコラ」に切り替わり、価格も変更しています。予めご了承ください。)

ケーキのように贅沢なふんわり新食感の冷凍デザート「グラスエアリエンヌ」(税込600円)など、華やかで心を満たすスイーツがそろっています。
兵庫と東京に実店舗あり、オンライン販売OK

2025年10月現在、お菓子は兵庫県宝塚市の本店と東京にある実店舗(有楽町マルイの1階)のほか、公式サイトのオンラインショップから購入可能。また、「第一ホテル東京」の1階にあるパティスリー「ル・ド・ブリク」では「宝塚すみれクッキー、宝塚すみれクッキーサレ、すみれキャラメルウィッチ」の3種が委託販売されています。
公式サイト:https://www.hankyu-hotel.com/hotel/dh/dhtokyo/restaurants/ruedesbriques
今回訪問した有楽町店は、平日は比較的空いていて、金曜の午後や土日祝日は来客が増える傾向にありますが、長蛇の列ができるほどではないそうなので商品はゆっくり選べます。

東京駅と銀座が近い有楽町に店舗がオープンしたことで、20代のファン層も広がっている模様。クッキー缶を開けて、宝塚歌劇団の世界観に浸り、まるで自分が物語の主人公になった気分で心ときめく瞬間を味わってほしいものです!
住所:東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町マルイ1F
TEL:03-6256-0177
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休
交通:JR「有楽町駅」中央口または銀座口から徒歩約2分
パティスリーマグノリア
公式サイト:https://magnolia-takarazuka.com/patisserie/
公式Instagram:@patisserie_magnolia
マグノリア
公式サイト:https://magnoliabase.base.shop/
公式Instagram:@magnolia_takarazuka
公式X(旧Twitter):@magnolia_takara
[all photos by kurisencho]


