
一人旅の移動にピッタリ!日帰りツアー

カナダとアメリカの国境に位置するナイアガラの滝。ホースシュー滝、アメリカ滝、ブライダルベール滝の3つからなり、カナダ側からはそれらを見渡す景色を楽しめます。
トロントまで来たのだから、一度は見ておきたい。でも、一人で行くとなると、交通手段や帰りの時間を調べるだけでも少し身構えてしまいます。そこで筆者が選んだのが、現地ツアーやアクティビティを専門に予約できる日本の大手旅行サイト「VELTRA(ベルトラ)」で予約できるトロント発のナイアガラ1日観光ツアーでした。
決め手は、予約時に読んだ口コミに高評価が多かったこと。また、トロント市内から日帰りで参加でき、途中で街歩きやメープルシロップの試飲も楽しめる内容にひかれました。

このツアーは英語ガイド付き。滝周辺で自由に過ごす基本プランのほか、クルーズや滝の裏側観光を含むプランもあります。筆者は追加のアトラクションを付けず、現地での自由時間を楽しむことにしました。
朝はトロント市内でバスに乗車
当日は、朝にトロント市内の集合場所へ。複数のバスが来ていたので、自分が参加するツアーのバスを確認して乗り込みます。乗車時には自分の参加するツアーの名前・氏名を伝えるようにしましょう。予約確定画面を印刷・持参しておくと安心です。
参加者がそろうまでは少し待ち時間がありましたが、乗ってしまえば、目的地まで連れていってもらえます。乗り換えや降りる場所を気にしなくてよいのは、一人旅では助かるものです。
なお、予約ページでは午前8時~8時15分に集合・乗車し、午前8時30分に出発する案内になっています。集合と出発は別の時刻なので、予約時に届く案内を確認しておきましょう。最初の立ち寄り場所までは1〜1時間半ほどと少し時間があるので、朝ご飯を購入しておき、車内でゆっくり楽しむのがおすすめです。
次の章からは、筆者が参加した当日のツアー工程順で立ち寄った観光スポットを紹介します。立ち寄る順序や滞在時間は、参加日やプランによって異なる場合があります。
ナイアガラ・オン・ザ・レイクで街歩き

最初に立ち寄ったのは、ナイアガラ・オン・ザ・レイク。英国を思わせる街並みに、カフェやお土産店が並ぶレトロで小さな街です。ここでは1時間弱、自由に散策する時間がありました。カフェに立ち寄ったり、レトロなパン屋さんに入ってみたり、お土産屋さんでカナダ名物のアイスワインを購入したり。滝が目的のツアーでしたが、こうした寄り道があると、カナダを旅している実感が増していきます。

一方、気をつけたいのはバスの駐車場所。筆者の参加時は散策する場所から5分ほど歩き少し離れていたため、戻る道を覚えておく必要がありました。降りたときに地図アプリでピンを立てておくと、帰り道を確認しやすくなります。
メープルシロップの試飲体験「メープルリーフプレイス」

続いて訪れたのは、メープルリーフプレイス。ここはメープルシロップの試飲や購入ができるお土産屋さんで、参加者みんなで説明を聞きながら、3種類のメープルシロップ味わいました。

どれもおいしいのですが、比べてみるとまろやかなもの・少し濃いもの・ダークでガツンとするもの……と、味わいはそれぞれ。筆者は、試したなかから最も印象に残ったダークタイプを選びました。お土産売り場で瓶を眺めるだけでは、どれを買おうか迷ってしまうもの。実際に味わってから選べるのは、こうした立ち寄り先ならではの楽しみです。
また、この場所にはカナダのお土産が多数売られていたり、ファストフードのお店もあったりしました。ただ、当日は混雑していて、席数も少なめ。落ち着いて昼食を取るなら、ナイアガラの滝やナイアガラ・オン・ザ・レイクでもよさそうだと感じました。選んだプランの自由時間にあわせて、食事のタイミングを考えておくと動きやすくなります。
住所:4199 River Road, Niagara Falls, ON L2E 3E7, Canada
電話番号:1-866-344-0985
営業時間:9:00~18:00(季節により変更あり)
定休日:公式サイトに記載なし(月~日の営業時間を掲載)
公式サイト:https://www.mapleleafplace.ca/
追加体験を付けず滝の前で自由時間
30分弱バスに揺られ、いよいよナイアガラの滝に到着。ほかの参加者がアトラクションへ向かう間、筆者は食事や買い物、滝周辺の散策を楽しみます。
滝に近づく体験にも興味はありましたが、水に濡れることや準備を考えると、今回は気軽に景色を楽しみたい気持ちが勝りました。なお、滝の裏側を見に行く「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ」と、船で滝に近づくクルーズは別の体験。予約ページでも区別されており、季節や運航状況によって内容が変わるため、参加したい体験が含まれるかどうかツアーサイトや公式サイトでの確認が必要です。

滝のそばの建物には、飲食店やお土産店が集まっています。筆者が訪れたときは日本食のお店やおしゃれなバル、ファーストフードなどのお店が多数あり、昼食を取る場所には困りません。食事をして、お土産を見て、外へ出て滝を眺める。追加体験に参加しなくても、自由時間を持て余すような感覚はありませんでした。
歩くだけでミスト級の水しぶき!

一歩建物の外に出ると、目の前には壮大なナイアガラの滝。滝沿いを歩きながら、少しずつ場所を変えて眺められます。とにかく印象的だったのは、歩いている場所まで水しぶきが飛んでくること。船に乗っていなくても、ただ写真で見るだけではわからない迫力がありました。
筆者が訪れた日は、傘を差すほどではなかったものの、フード付きのパーカなどがあると便利だと感じました。水しぶきのかかり方は風や立つ場所にもよるので、濡れるのが気になる人は、さっと羽織れる上着やフードを用意しておくと安心です。
周囲には写真を撮っている人も多く、筆者が撮影をお願いした際は快く応じてもらえました。一人旅でも、自分が写った記念写真を残せるのはうれしいところ。景色や撮影に夢中になる間も、バッグなどの手荷物には気を配ることを忘れずに。
最後はアメリカン遊園地のようなクリフトン・ヒルへ

滝を眺めた後は、近くのクリフトン・ヒルへ。お化け屋敷やゲームセンターなどが所狭しと並ぶ、街全体が遊園地のようなエリアです。先ほどまで見ていた雄大な自然の景色とは、雰囲気が一変。カナダ側にいながら、筆者には映画でよく観るアメリカの遊園地を思わせるにぎやかさに感じられました。
ここでは40分程度という短めの自由時間を使って、ゲームセンターをのぞいたり、お菓子の量り売りのお店に入ったり、スターバックスでドリンクを購入したりしました。時間のかかるアトラクションは選びにくくても、通りを歩いてお店を見るだけで楽しく過ごせます。
住所:4960 Clifton Hill, Niagara Falls, Ontario, Canada, L2G 3N4(Clifton Hill Ltd.所在地)
電話番号:1-905-358-3676(Clifton Hill Ltd.)
営業時間:店舗・アトラクションにより異なる
定休日:店舗・アトラクションにより異なる
公式サイト:https://www.cliftonhill.com/
英国を思わせる街並みから、メープルシロップ、迫力ある滝、遊園地のような通りまで。一日でずいぶん違う風景を見た気がしました。散策を終えたら、バスで2時間弱かけてトロントへ。暗くなる前には市内へ戻り、解散です。
一人旅の自由は残せる、楽チンバスツアー

今回のツアーを選んでよかったのは、ナイアガラの滝だけでなく、その周辺の楽しみも一度に満喫できたことでした。街のカフェに入り、メープルシロップを味わい、お土産を買う。それぞれを自分で調べてまわろうとすれば、調べたり移動の手配したりするのにも時間がかかります。バスに座れば次の目的地に着く気楽さは、想像していた以上に助かりました。
一方、各スポットでは基本的に自由行動なため、どのお店に入るか・何を食べるかは自分で決められます。ツアーに参加しても、一人旅らしい過ごし方はできる。そのほどよいバランスが、今回の一人旅にも合っていました。
ナイアガラの滝を見たいけれど、一人での移動が気がかり。そんなときは、移動の部分だけでもツアーに任せてみると、滝の周りの寄り道まで楽しむ余裕が生まれるかもしれません。
VELTRA「ナイアガラ1日観光ツアー」詳細・予約
基本プラン 大人 (12~64歳)
5~10月 9,267円(2026年9月24日時点 15%OFF)
11~4月 13,660円
参考:
・VELTRA・ツアー案内
・Niagara Falls Tourism
※本記事の体験談は2026年4月上旬の参加時のものです。料金、集合・解散時刻、訪問順序、自由時間、アトラクションの内容は、参加日やプランによって異なります。予約時に最新の案内をご確認ください。
画像素材:PIXTA
©fumi
