ここは本当に東京？新宿から１時間３０分弱で着くパワースポット「神戸岩」

ここは東京？ って信じられないくらいの自然が残る秋川渓谷。川沿いにある檜原村北部には、知る人ぞ知るパワースポット神戸岩（かのといわ）ということで行ってきました。

檜原村とは？

神戸岩がある檜原村とは人口約2000人の村。東京都の西の方で唯一の村（島を省く）とのこと。秋川渓谷を辿って山間を進むと、ぽつりぽつりと集落が見えてくるのですが、とにかく右を見ても左を見ても緑、緑、緑。メインの山道を走る車の量は少なく、ときどきマラソンをしている人たちとすれ違うような、のどかな印象でした。神戸岩周辺にはロッヂ神戸岩もあり、初夏から秋にかけてキャンプを楽しむ人たちが集まります。

[桧原村観光協会]
[ロッヂ神戸岩]

神戸岩までの道のり

武蔵五日市からバスが出ています。片道約30分ほどで「神戸岩入り口」駅に着きます。神戸岩に行くまでに、秋川渓谷の見所の一つである払沢の滝もあるので、途中下車しても良いかも。ちなみに筆者は、途中下車して払沢の滝を堪能してから神戸岩に向かいました。バスの時刻表さえ気をつければ一日でも十分回れます。

お祭りに遭遇！？

「神戸岩入り口」のバス停を降りてから神戸岩までは、40分〜50分ほど歩きます。村の中を通って行くのですが、筆者が訪れた際はちょうどお祭りの時期だったみたいで、御神輿を担いでいる場面に遭遇しました。村の男性達が威勢よく声を上げながら御神輿を担ぐ姿に、村のパワーを感じることができました。

アドベンチャー感満載の神戸岩

ようやくたどり着いた神戸岩は、東京都から天然記念物にも指定された岩。もともと巨大な一枚岩だったものが地殻変動により2つにわかれたのだとか。目の前にあるめがね橋も雰囲気があります。

さっそくはしごを登って向かうと（隣のトンネルからも行けます）、足の踏み場もほとんどない岩肌を手すりをつたって奥に向かうという、アドベンチャー感満載の場所でした！！

一歩ずつ慎重に歩きつつ下を見ると、むき出しの岩、浅めの川が勢いよく流れています。2,3mの高さがありますので、落ちたらけがをします。くれぐれも気をつけてください。ちなみに、同行者（男性）はスイスイと先を進んで行きましたが、高所恐怖症の筆者にはかなりハードルの高いアドベンチャーでした（笑）。

神様の通る戸岩

このアドベンチャー感満載の岩の隙間。神様が通る戸岩とも言われているそうなのです。大嶽神社の入口である神戸岩。大嶽神社の神様達が通る道だと言うわけです。手つかずの自然の澄んだ空気とあいまって、ここ神戸岩は知る人ぞ知るパワースポットになったようですね。

ちなみに、岩肌をつたって向かった奥には小さな滝壺があるのですが、妙に神聖な雰囲気に満ちています。ただただ、水の流れをぼーっと見つめていると、不思議と体が軽くなっていくような気がしてしまいます。

新宿から1時間30弱で着くパワースポット神戸岩、いかがでしたでしょうか。何度も「ここ東京だよね？」と確認してしまいたくなる大自然の奥にぽつりと佇むその場所は、太古昔からずっと変わらずに深く太い呼吸を繰り返していました。

[All photos by 京田未歩]

PROFILE

京田未歩

Miho Kyoda

2001年にメジャーデビュー。現在は音楽活動の傍ら、ボイストレーナー、自己解放や自己表現などのトレーナーとして「心と向 き合い、歌い方（生き方）をコーディネートする活動」にて、各種ワークショップ＆イベント企画を展開。現在までに教えて来た生徒数は1,000人以上。ライター、メンタル＆スピリットカウンセラー、レイキヒーラー、としても活動中。

2001年にメジャーデビュー。現在は音楽活動の傍ら、ボイストレーナー、自己解放や自己表現などのトレーナーとして「心と向 き合い、歌い方（生き方）をコーディネートする活動」にて、各種ワークショップ＆イベント企画を展開。現在までに教えて来た生徒数は1,000人以上。ライター、メンタル＆スピリットカウンセラー、レイキヒーラー、としても活動中。