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表参道でパリ時間を楽しむ
表参道駅A3出口から歩いてすぐにある「レッドペッパー（RED PEPPER）」。創業は28年と表参道ではなかなかの古参です。お店のコンセプトは“パリの路地裏にあるようなビストロ”。東京にいながら異国情緒を感じられる空間づくりにこだわっているのだそう。
店内はテーブル14席とカウンター4席と落ち着いた雰囲気。白壁とウッディな家具が調和し、居心地のよさもひとしおです。黒板には「パテ ド カンパーニュ」「殻付きエスカルゴ」などフランスの定番料理からイタリアンなメニューが並びます。明太子やコリアンダーなどを使ったアジア風アイテムもちらほら。
ワインは自然派にこだわり、有機栽培、無農薬、天然酵母発酵といった認定を受けたものに限定。常時、6種類をそろえていて、すべてグラスでオーダー可能。一杯830円〜というお手軽プライスも魅力です。平日のランチはセットメニュー3つを提供。休日はこれに加え、コース仕立てのスペシャルセット（3,000円）も用意しています。ここでは、平日ランチランキングをご紹介しましょう。
第3位「週替わりパスタランチ」
3位は「週替わりパスタランチ」（1,500円）。その日のおすすめの食材を使ったパスタで、筆者が訪れた8月某日は「とうもろこしとベーコンのカチョエぺぺ」。とうもろこしの甘みとベーコンの旨味、チーズのコクが三位一体で調和したひと皿です。
ランチセットはすべて前菜、バゲット、ミニデザート、ドリンク付き。前菜はアンチョビ風味のウフマヨや冷製コーンスープなど、旬の美味とシェフの技がひしめき、その後の展開に期待が高まること間違いなし！
第2位「名物ラザニア＆バベットステーキ」
2位は「名物ラザニア＆バベットステーキ」（1,980円）。看板メニューであるラザニアとバベットステーキ（100ｇ）をメインとしたランチプレートです（数量限定）。バベットステーキとはフランスの食の街、リヨンで親しまれているステーキで、ハラミを使用するのが特徴。赤身が主体ながら肉質が柔らかく、ジューシーな肉汁が口いっぱいに広がります。
第1位「名物ラザニア」
そして1位は創業以来続くスペシャリテ、「名物ラザニア」（1500円）。ホワイトソースとミートソースの2層ではなく、両方をあらかじめ合わせた独創性あふれる一品です。ちなみに“最後まで熱々で楽しんでもらいたい”と、グラタン皿でなく柳川鍋が採用されたそうですが、本当に食べ終わるまで熱い！ 猫舌の人は要注意ですよ。
ソースは滑らかで、ラザニアというよりもスープに近い印象。それでいて旨味とコクが濃厚で、チーズを合わせれば、もう悶絶です。なお、皿に残ったソースはバゲットに付けて食すことが推奨されているので、ぜひ余すことなく楽しみましょう。バゲットはおかわり自由というのも朗報です（笑）
ミニデザートは、オリーブオイルとともに楽しむはちみつ風味のパンナコッタ。つるんとした口当たりと上品な甘みが極上で、これだけで午後の仕事が頑張れることでしょう。
まだまだ海外へ行くのが難しい今日この頃。こんなときは表参道で、気分とお腹だけはパリの香りを満喫してみてはいかがでしょうか？
住所 東京都港区北青山3-5-25 清水ビル １Ｆ
TEL 050-5594-4113
営業時間 月～金 11:30~15:00 (L.O14:30) 17:00~23:00(L.O food 22:00、その他22:30)、土日祝 11:30~15:00 17:00~23:00(L.O food 22:00、その他22:30)
定休日：無休
https://take-5.co.jp
※記事中の価格は全て税込です。
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
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PROFILE
Nao ライター
メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。
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