台湾ラーメン発祥の店は名古屋にある!元祖「味仙(みせん)」本店
「台湾ラーメン」と聞くと、台湾で食べられているラーメンを日本で再現したもの、とイメージする人もいるかもしれません。しかし「台湾ラーメン」は実は、日本の名古屋発祥。30年ほど前に、中国台湾料理店「味仙」の主人が台湾の担仔麺(タンツーメン)を辛くアレンジしたのが初めだと言われています。
お店の味を家でも楽しめる
味仙にはいくつかグループがありますが、今回購入したのは、味仙の第一号店でもある元祖味仙・今池本店監修のお土産用台湾ラーメンです。2食入りで税込1,080円。しっかりした箱に入っていて、パッケージもインパクトがあり、お土産店でも目立っていました。
早速作っていきますよ〜。大きめの鍋に1.5Lの水を沸騰させ麺を4分半茹でます。
小鍋にスープと150mlの水を入れ、沸騰したらかやくを入れて火を止めます。かやくとしてニラが入っていますが、よりお店の味に近づけたい人は生のニラをプラスするのもいいと思います。
茹で上がった麺をしっかり湯切りして器に入れ、スープを注いでできあがり。うーん、しっかり赤くて濃厚そう! ひき肉も結構いっぱい入っていておいしそう。食欲をそそる湯気と香りです。
激辛なのに飲み干したくなるスープ
ひき肉とニラ、そしてたっぷりの唐辛子。これがいわゆる台湾ラーメンです。見るからに辛そうですが、実際ヤバいくらい辛いそうです。期待と不安を胸にいただきます!
麺はツルッとした食感で食べやすいのですが、あまりのスープの辛さにズズッとすするたびむせます(笑)。むせるけどもっと食べたい、食べたいのにむせる、その攻防を繰り返しながら、だんだんと体と心がこの辛さを受け入れ、むしろ喉ごしのいい麺よりも危険な辛さを放つスープを求めるようになります。
見よ! この唐辛子が赤く輝くスープを! まるで唐辛子星雲。しかし悲しいかな、麺を食べ終わった後もこのスープを飲み干したくなる衝動にかられるほど、もうこの辛さとうまみに虜なのです。でも気をつけてくださいね。思いきり飲み干そうとするとまたむせて咳き込みますから。
生きてるってことを実感できる名古屋土産!「台湾ラーメン」
激辛でうまいものをがんばって食べると、生きてる!って感じがします。むせ返りながら、汗かきながら、この刺激を楽しみたい名古屋土産、元祖味仙本店監修「台湾ラーメン」なのでした。
価格:2食入 1,080円(税込)
賞味期限:筆者が購入したときは約7カ月でした ※常温保存可能
グランドキヨスク名古屋
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1-4
場所:名古屋駅中央コンコース
営業時間:6:15~22:00(2021/11/18時点)
名古屋市千種区今池1-12-10
052-733-7670
営業時間:17:30〜翌2:00(翌1:30ラストオーダー)
年中無休(12/31、1/1は休業)
味仙 JR名古屋駅店
名古屋市中村区名駅1-1-4
営業時間:11:00〜23:00(22:00ラストオーダー)
052-581-0330
年中無休
※全てのメニューテイクアウトできます!
https://www.misen.ne.jp/store
ほかグループ店あり
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
[All Photos by Aya Yamaguchi]