老舗 園田屋の「朝鮮飴」とは
「朝鮮飴」は、もともとは「長生飴」と呼ばれていました。今から400余年前、当時の熊本藩主加藤清正公が朝鮮の役の際に持参し、気候風土に変味せず、保存性がよかったことを賞賛し「朝鮮飴」と名付けたと言われています。そんな歴史ある和菓子「朝鮮飴」の製法は、現在も変わらず、一家相伝です。
老舗 園田屋の「朝鮮飴」の商品ラインナップはこちら。
- 16本入 691円(税込)
- 24本入 1,404円(税込)
- 33本入 2,106円(税込)
筆者は16本入を購入しました。朝鮮飴をいただくのが初めてだったのですが、まず蓋を開けて驚きました。
中は、一面真っ白。片栗粉に埋もれていています。
きれいに一面真っ白なので、どこから手を付けようかと戸惑いつつも、思い切って取り出してみました。
真ん中に仕切りがあり、8本ずつ並べられているようです。
どんな味?
それではいただきます。「朝鮮飴」という名前から、飴を想像してしまいますが、原材料にはもち米が使用されており、お餅のような和菓子です。片栗粉がまぶされた表面はサラッとしており、噛むともちもちとした食感を楽しめます。
甘さは思ったよりは控えめで、もち米と水飴、砂糖を主原料としたとてもシンプルで素朴な味わいです。
なんだか、ボンタンアメを彷彿とさせる味……と思い調べてみたところ、ボンタンアメと朝鮮飴のつながりを発見しました。朝鮮飴を、工場の社員がハサミで細かく切り、遊んでいたのを創業者が見てヒントを得たのが発端で、それに着香・着色。キャラメルと同じ形態で発売されたのが、ボンタンアメなのだとか。
どこで買える?
©︎Chika
老舗 園田屋の朝鮮飴は、熊本市にある店舗、熊本空港、熊本駅、鶴屋百貨店などで購入できます。筆者は、熊本空港で購入しました。オンラインではYahoo!ショッピングからも注文できますよ。熊本のお土産選びの参考にしてみてくださいね。
価格:16本入 691円(税込)、24本入 1,404円(税込)、33本入 2,106円(税込)
賞味期限:約60日
老舗 園田屋
住所:熊本県熊本市中央区南坪井町6-1
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
[Photos by Sayaka Miyata,Chika]