七日町通りで不思議な自販機を発見
七日町通りを散策していて見つけた自販機は、よくよく見ると「炭次郎」「小さなしゅりけん」「ちいさいスライム」などが販売されています。価格は10~300円。「会津唯一の手作り 山田民芸工房 起き上がり小法師」がこの中では一番高い300円でした。
「なになに? 気になる!」ということで、同行者とともにいくつか買ってみることに。
残念ながら「炭次郎」「ハロウィン ジャックオランタン」「会津唯一の手作り 山田民芸工房 起き上がり小法師」は売り切れ。筆者は「小さなコマ」30円を買ってみることにしました。「よく回ります」と書いてあります。
何が出てくるの?というわくわく感
お金を入れてボタンを押すと、自販機でジュースを買う時と同じように箱が出てきました。
わくわくしながら開封すると、中から可愛いコマが登場! さっそく回してみます。コマ回しなんて子どものとき以来したことがないので、回し方が下手ですがしっかり回ります。
続いて、「とびはねカエル」20円を購入。目が描かれたポップなカエルが登場しました。お尻のほうを指で押すと、ぴょこんと飛び跳ねます。同行者と童心にかえったようにはしゃぎながら遊び、「ちびっこたちへのお気持ち」100円も購入してみることにしてみました。
「何が出てくるんだろう? 手紙かな?」と言いながら、箱を開封。この折り方……懐かしい!
開けてみると、やっぱり手紙でした。「きふありがとうございます」という言葉とともに、名前も書いてありました。小学2年生の男の子が書いたようです。
自販機のそばには、「しあわせピアノ」も置かれていました。10時~19時の間で誰でも自由に弾けるようです。
そこは放課後に子どもたちが集まる場所だった
筆者が訪れた時間は閉まっていましたが、「寺子屋キッズ21 しゅくだいカフェ」という張り紙がありました。放課後に子どもたちがここで宿題をして、終わったら遊べる無料のスペースなんだそう。
偶然この存在を知ったわけですが、子どもたちが作ったコマやカエル、手紙にほっこりした気持ちになりました。わくわく感と童心に戻れる「寺子屋キッズ21 しゅくだいカフェ」の自販機。会津若松を訪れることがあったら、何か買ってみてほしいです。
住所:福島県会津若松市七日町6-12
[All Photos by TABIZINE編集部]