100年以上愛され続ける「御飯の友」
「御飯の友」が熊本で誕生したのは大正2年(1913年)のこと。当時の日本は食料不足の時代で、カルシウムが慢性的に不足していました。それを補うために、魚の骨を粉にしてご飯にかけて食べるという発想から、「御飯の友」が生まれたそう。
100年以上たった今でも、人々から親しまれているふりかけ「御飯の友」。ごはんにふりかけて、いただいてみましょう。
まず感じたのは、風味のよさ。ふんだんに使用されたいりこの豊かな風味を、一口目からたっぷりと満喫できます。
いりこは、「御飯の友」の原材料の40%以上を占めており、その選別には、専門の従業員が脂の乗り、香りや食感など細心の注意を傾けているそう。
味付けに使用されている「御飯の友」専用の醤油は、さっぱりとしたやさしい味で、いりこの風味をしっかりと生かしています。
いりこのほかには、昆布や海苔などの海藻、煎りごま、たまご粒子を配合。ほんのり甘辛い味付けと、いりこや海藻など旨み、ごまの香ばしさ、たまごの甘みと合わさり、ごはんと相性抜群です。
袋の裏面には、ごはんにふりかける以外にも「御飯の友」のおいしい食べ方が紹介されています。納豆やチャーハンに加えたり、卵焼きに入れたりする食べ方も。いりこの旨みがたっぷりつまったふりかけなので、さまざまな料理にも合いそうですね。
絶妙な大人の味わい「ゆずこしょうふりかけ」
こちらは、「御飯の友」と同じくフタバから販売されているふりかけ「ゆずこしょうふりかけ」。柚子と胡椒という、間違いなくおいしそうな組み合わせですね。
ごはんにふりかけてみました。柚子胡椒の上品な香り。存在感のあるきざみ昆布もおいしそう。
たっぷり入った白ごまの香ばしさや、きざみ昆布の旨み、そこに柚子の爽やかさやピリッとした胡椒の程よい辛みが加わり、絶妙な大人の味わいです。ごはんにはもちろん合いますが、薬味にしてもよさそう。
袋の裏面にあるように、うどんやそばなどに薬味として加えるのも、とても合いそうです。ほかにも、納豆やチャーハンが載っていました。このふりかけをかければ、いつもよりちょっぴり大人な味を楽しめそうですね。
どこで買える?
フタバのふりかけ「御飯の友」と「ゆずこしょうふりかけ」は、熊本県内のスーパー、道の駅、熊本空港(阿蘇くまもと空港)、公式オンラインショップなどで販売されています。筆者は、スーパーミカエル大津店で購入。価格は117円(税込)でした。
「御飯の友」も「ゆずこしょうふりかけ」も賞味期限は1年ほどと長く持ち、かさばりにくく持ち運びしやすいので、甘くない、お菓子以外のお土産を探している人にもおすすめです。熊本のお土産選びの参考にしてみてくださいね。
[All Photos by Sayaka Miyata]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。