「わり氷」ってどこで売ってるの?
筆者が「わり氷」と出会ったのは、初めて金沢へ旅行した時。JR金沢駅直結の「金沢百番街店」でした。修学旅行生が行列を作っていて、その日は、残念ながら能登塩サイダーが売切れ。代わりにプレーンと加賀棒茶を買って東京へ帰りました。
住所:石川県金沢市木ノ新保町1-1
営業時間:8:30~20:00
定休日:百番街に準じます
しかし、その1週間後、なんと、渋谷で感動の再会を果たしたのです。渋谷駅前の「渋谷ヒカリエ ShinQs 東横のれん街店」で、金沢で買えなかった能登塩サイダーわり氷を見つけ、思わず勢いで5個も買ってしまいました。
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエShinQs B2F
営業時間・定休日:百貨店に準じます
金沢駅、渋谷駅以外での販売先は、和菓子 村上/店舗案内で確認できます。
「わり氷」ってどんな商品?
「わり氷」はその名の通り、氷を割ったような形状をしています。基本原料は、寒天と砂糖、そして白山の伏流水の3つだけ。伝統製法で寒天を6日間かけて乾燥させ、外側はカリッと中はしっとり。かけらのひと粒ずつ、職人さんの手で割って作られています。
筆者は今回、異なるフレーバー4種類を購入しました。
価格は、各25g入りで216円(税込)。「渋谷ヒカリエ ShinQs 東横のれん街店」店頭では、6袋入り 1,512円(税込)、8袋入り 1,944円(税込)、10袋入り 2,430円(税込)、15袋入り 3,618円(税込)も販売されていました(2023年6月時点)。
実食!「わり氷」ってどんな味?
今回ご紹介するのは、不動の人気を誇る「プレーン」
売り切れ続出の「能登塩サイダー」
金沢らしさ全開の「加賀棒茶」
そして「金沢ゆず」の4種類です。
まずは「プレーン」からいただきます。中身がほんのり透ける、きれいな彩りの袋から出てきたのは不ぞろいな形のわり氷たち。透明のプラスチック容器に入っています。見た目からすると、角砂糖のように硬そうですよね? しかし、その想像は思いっきり裏切られます。
手に乗せるとこんな感じ。海岸で見つけられるシーグラスみたいに涼しげで可愛いです。
ピンクのかけらを半分に切ってみました。外側は砂糖の膜に包まれていてサクっと、中は柔らかです。
この独特な食感はグミやキャンディー、ゼリーとも異なり「わり氷」ならではのもの。一度味わうと、そのスペシャルな食感を忘れることはできません。味は、上品でシンプルな砂糖の味です。
次にいただくのは、売り切れ続出の「能登塩サイダー」。
ひんやり感をお伝えしたく、ロックアイスとわり氷を並べてみました。一粒噛んだ瞬間、爽やかなソーダの味が口いっぱいに広がります。天然水で作られているだけあって、ケミカルな味はまったくしません。
食べ終わった後も余韻が残り、すぐにまた口に入れたくなります。真夏などは冷やして食べるのもオススメ。修学旅行生が並んで買うのも納得です!
続いて、「加賀棒茶」をいただきます。まるで、淹れたてのほうじ茶を飲んでいるような風味を感じます。甘くこうばしい加賀棒茶のフレーバーが、鼻からもふわっと抜けるほど。ほうじ茶や加賀棒茶が大好きな方には、ぜひ、トライしていただきたいです。
最後は、イエローのパッケージが鮮やかな「金沢ゆず」。袋の裏側にある成分を見ると、乾燥ゆず、と表記が。確かに食べてみると、一粒一粒にゆずの果汁がぎゅっと入っている感じがしました。すっきりとした、ほのすっぱい感じが、たまりません。
見ても食べても楽しい彩り豊かなフレーバー
今回は、伝統的な金沢土産「わり氷」を紹介しました。食べ比べも楽しい「わり氷」。蒸し暑い梅雨の季節や真夏にもぴったりです。さくらやりんごなど季節限定商品が発売されることもあるようです。お土産に、自分へのご褒美に、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
フレーバー:わり氷(プレーン)、金沢ゆずわり氷、加賀棒茶わり氷、能登塩サイダーわり氷
販売価格:1袋 216円(税込)〜 40袋入9,018円(税込)
賞味期限:製造後60日間
「和菓子 村上」公式オンラインショップ:https://www.wagashi-murakami.com/
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性があります。ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。