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ユニークなご当地グルメもある「とうもろこし」【北海道】
北海道のとうもろこしの生育スケジュールは、他の地域とは異なり、8月~9月が旬のピークといわれています。
©️十勝観光連盟
中でも生産量日本一のまちは、十勝地方の芽室町。甘さを逃さないため、早朝に一本一本手で収穫されるそう。芽室町では、町内産のスイートコーンをたっぷり使ったご当地グルメ「十勝芽室コーン炒飯」が楽しめます。味の決め手は、とうもろこしの粒を丸ごと使用して開発した、特製コーンバターです。
日本トップの水揚量「スルメイカ」【青森県】
食用とされる主なイカの中で最も多く出回っているのがスルメイカ。地理的にも自然環境にも恵まれた青森県の水揚量は日本トップクラスです。春から夏にかけて、暖流にのって北上してくるスルメイカは、夏から秋にかけてが旬なので、「夏イカ」とも呼ばれます。
新鮮なスルメイカは、生で良し、焼いて良し、煮て良しと、三拍子そろった優れもの。日本海側の鯵ヶ沢町などで見られる「イカの生干しカーテン」は、夏の風物詩的光景となっており、鯵ヶ沢町の道路沿いにはイカ焼きの店が並んでいます。
生産量は日本一!肉厚で甘い「パプリカ」【宮城県】
パプリカというと輸入品のイメージが強いですが、実は宮城県では2008年頃から大規模な施設栽培が行われていて生産量は日本一。みずみずしく肉厚、生で食べてもほんのりとした甘みがあるのが特徴です。
石巻市の「リーフデテラス」は大型園芸ハウスでトマトとパプリカを生産している会社が運営する直営店。カフェでは、パプリカをふんだんに使ったメニューを楽しめます。
住所:宮城県石巻市北上町橋浦字北釜谷崎242-1
定休日:木曜日
営業時間:カフェ 10:30~17:00 (16:30 L.O.) 直売所 10:00~17:00
公式サイト:https://shunsentanbou.pref.miyagi.jp/store/store-1593/
熱中症対策にもなる「きゅうり」【福島県】
©️福島県
全国有数の夏秋きゅうりの生産地である福島県。伊達市では、露地栽培とハウス栽培を組み合わせて、長期間栽培されています。2021年の年間収穫量は6410tで、全国の市町村別で最多となりました。豊かな土壌とおいしい空気が作り出すきゅうりは新鮮で、きゅうり本来の旨みがギュッと詰まっています。水分が多いきゅうりは熱中症対策にもなるそうです。
©️一般社団法人東北観光推進機構
また、須賀川産のキュウリの絞り汁と乾燥キュウリの粉末、米粉と小麦粉のみで練り上げて作った麺「きゅうめんぼ」は、東北最大規模のファーマーズマーケット「はたけんぼ(JA夢みなみ)」などで購入できます。
全国トップの生産量「なす」【群馬県】
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なすは、伊勢崎市・前橋市・高崎市など群馬県内で広く栽培されており、特に、夏秋なすは全国トップの生産量を誇っています。豊富な日照を受け「なす紺」と呼ばれるなす特有の艶のある濃い紫色は、群馬のなすの品質の高さをあらわしているそうです。県内の農産物直売所で、産地直送の新鮮ななすを購入できます。
https://www.jagunma.or.jp/farmersmarketmap/
8月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先を5カ所紹介しました。旅行の予定を立てる際の参考にしてみてくださいね。
※2023年8月8日時点の情報です。店舗の営業時間、イベント等の内容は変更になることもあります。最新情報は公式サイト等でご確認ください。