隠れ家から手土産まで！赤坂通になれるホテル「OMO3東京赤坂 by 星野リゾート」体験記

都心の一等地・赤坂の「街ナカ」ホテル

江戸幕府のお膝元として発展し、今日では政治やビジネスの表舞台として知られる都心の一等地、赤坂。「OMO3東京赤坂 by 星野リゾート」は、そんな赤坂の魅力を満喫できる「街ナカ」ホテルです。

東京メトロ 丸ノ内線・銀座線「赤坂見附」駅10番出口より徒歩約3分、東京メトロ 千代田線「赤坂」駅1番出口より徒歩約3分、と駅近な好立地。一ツ木通りに面した場所にあります。

チェックインはタブレットで

まずはチェックイン。入り口から入ってすぐの場所に設置してあるタブレットからチェックインします。現金不可なので、要注意。

無料＆有料アメニティもチェック

お部屋にはアメニティが置かれていないので、タブレット横にあるボックスからアメニティを自由に選びます。

ボックスの中には、こちら4点が用意されていました。

さらに奥へ進むと、有料のアメニティも発見。

ルームウエアも200円でレンタルできます。「OMO」のロゴがデザインされた、半袖、ショートパンツのセットアップです。

赤坂のおすすめスポットが満載！「ご近所マップ」

こちらはフロント、ラウンジを備えたパブリックスペース「OMOベース」。さりげなくお花が添えられ、ほっと一息つける空間です。

「OMOベース」からは、「ご近所マップ」を眺めることができます。

「ご近所マップ」には、OMOのスタッフが実際に足を運び、ぜひ体験して欲しいと思ったおすすめのお店やスポットが掲載されています。OMO3東京赤坂の「ご近所マップ」は、赤坂が江戸時代に繁栄した街であることから、古地図風のデザインになっているそう。

店主のこだわりがつまった老舗店、食通や業界人が足を運ぶ知る人ぞ知る料亭や小料理屋、ビジネスマンに愛される個性的なお店などの情報が、壁一面にびっしり。木札ひとつひとつに、それぞれのスポットのおすすめポイントが記載されています。

よく見ると、「木札取るとイイことあるよ！」と書かれた木札を発見。

木札を取ってみると、宿泊特典の情報が！　滞在中、入店時にルームキーを提示することにより宿泊者限定の特典を受けることができますよ。

選べる3タイプの客室

ダブルルーム
 

ツインルーム
 
「OMO3東京赤坂」は、2階から11階が客室となっており、4階にはウォーターサーバーや電子レンジを備えたランドリールーム、3階には喫煙室があります。

客室は、160cm幅のダブルベッドを備えた「ダブルルーム」や、女子旅など友人同士の旅行におすすめの「ツインルーム」、バスルームとトイレに手すりを完備し、移動スペースに余裕のあるユニバーサル仕様の「ダブルルーム（ユニバーサル仕様）」の3タイプから選べます。

冷蔵庫も設置されていますが、ペットボトルは入っていません。星野リゾートでは、プラスチックごみ削減に向けた活動の一環で、ペットボトルフリーを目指しているそう。

その代わり、飲み水を汲むためのウォータージャグが用意されており、4階にあるウォーターサーバーで給水することができます。

そのほか、空気清浄機、加湿器、TV、電気ケトル、金庫、歯ブラシ、ヘアブラシ、バスアメニティ、カミソリ、タオル、ドライヤー、ハンガーなど、充実の設備。Wi-Fiも、全客室・共用エリアともに無料で利用可能です。

また、どの客室もバスルーム、トイレ、洗面台を別々に配置した3点独立型。ゆとりある湯船で、ゆっくりと寛ぐことができそうですね。

宿泊者限定の朝食メニュー「赤坂キューブトースト」

「OMO3東京赤坂」の1階には、「上島珈琲店 赤坂一ツ木通り店」を併設。こちらでは、星野リゾートと上島珈琲店がコラボした朝食メニュー「赤坂キューブトースト」をいただくことができます。

「赤坂キューブトースト」は、宿泊料金8,300円～（2名1室利用時1名あたり、1泊、税込、朝食付）のなかに含まれている、宿泊者限定のメニュー。キューブトースト、ヨーグルト、スープ、ドリンクがセットになっています。

セットドリンクはRサイズですが、＋120円でLサイズに変更も可能。以下のドリンクから選べます。

こちらが、キューブトースト。ずっしり存在感のあるトーストに、港区の花である薔薇をイメージしたベーコンや、ブロッコリー、ミニトマト、レタスがトッピングされた、華やかな一品です。

トーストを切り開けば、熱々のラタトゥイユとチーズソースがとろけだします。香ばしいトーストに、合わないわけがありません！　ボリュームたっぷりで、見た目だけでなく、おなかも満足すること間違いなし。野菜たっぷりなので、意外とペロリと食べられましたよ。

「OMO3東京赤坂」で楽しめるアクティビティは？

赤坂手土産ナビゲーター

赤坂はかつて料亭が多く軒を連ねており、芸者に手土産を渡す文化がありました。そして、政治や経済の中心地として発展した現在の赤坂でも、ビジネスマンが取引先や挨拶用に手土産を購入したりと、手土産文化が続いています。

多くの名店が点在し、お店選びに迷ってしまうことも。そんな人におすすめしたいのが「赤坂手土産ナビゲーター」。OMOレンジャーがその人にぴったりのお店選びをサポートしてくれます。

どんな人への手土産か、その人は洋菓子派か和菓子派か、などチャート形式で選択。そのお店についての隠れた名品やお得情報など、街を知り尽くしたOMOレンジャーならではのナビゲートで、楽しくお店を選べます。

お店が決まったらオリジナルマップを片手に街へ。どれも徒歩10分圏内の8店舗が紹介されます。

おすすめの店舗で手土産を購入した人は、宮内庁御用達のご近所さんである「陶香堂」の器をレンタルすることができます。

また、手土産と一緒に楽しめるよう、明治創業の「土橋園」のお茶もプレゼント。赤坂ならではの手土産とお茶、上質な器の組み合わせで、贅沢なひとときをお部屋で過ごすことができそうです。

まさかの赤坂さんぽ

「まさかの赤坂さんぽ」は、赤坂にまつわる「ま・さ・か」をテーマに、ご近所ガイドOMOレンジャーと街を散歩しながら赤坂のまさかな魅力を見つけるガイドツアー。

坂の街である赤坂の坂を巡りつつ、それぞれの坂の名前の由来などの説明を交えながら、歩いていきます。

散歩の途中に立ち寄った、豊川稲荷東京別院。こちらでは、さくっと敷地内で七福神巡りをすることができるのです。

最後には、知らないと辿り着くのが難しそうな場所にある、まさにかくれ家のような「BAR・salonのら犬」へ。優雅な気品をまとった元芸者の女将さんが出迎えてくれます。手作りのウェルカムドリンクで、ほっと一息。なんとも癒される空間で、「まさかの赤坂さんぽ」に参加したお客さんがリピーターになることもあるそう。

この日は、近くにある創業120年の老舗和菓子店・赤坂青野の水ようかんも女将さんからいただきました。歩き疲れた体が、甘く癒される、至福のひとときを過ごして、ゴールとなります。

Flower Stay

「Flower Stay」は、お気に入りの花器とドライフラワーをレンタルしお部屋で楽しむことができるアクティビティ。

華道の流派は300以上もあると言われており、その中でも、日本三大の名を持つ草月流の本拠地が、赤坂にあります。館内にはさまざまな花器とドライフラワーが用意されています。

お花と花器を選んだら、お部屋へ。好きな場所に飾ることができます。お部屋を自分だけの特別な空間で、ゆっくりと寛げそうです。ドライフラワーと花器は購入することも可能なので、おうちでもお花を楽しめますよ。

また、草月流協力のもと作成された、いけばなを楽しめるオリジナル冊子のQRコードを読み込むと、草月流師範、石田草次郎さんの一輪挿しのオリジナルデモンストレーション動画の視聴も可能です。

早起きは三文の徳ツアー

©︎星野リゾート

日中はビジネスマンで賑わう赤坂も、朝は人通りが少なく、静かで落ち着いた雰囲気。まだ人が少なく、静かな神社に行って順番待ちすることなく参拝できたり、車通りが多くなる前の坂でランニングを楽しんだりと、朝ならではの「徳」を感じられるスポットへ、OMOレンジャーが案内してくれます。

ツアーの最後には、参加者への特典が付いた、朝食におすすめのお店もご紹介！

奥深い赤坂の魅力に浸る

都心の一等地であり、好アクセスな立地で利用しやすいのはもちろん、赤坂を満喫し尽すアクティビティも充実している「OMO3東京赤坂」。なんとなく敷居の高いイメージの赤坂ですが、一歩踏み込めば、また違った姿を見つけることができるかもしれません。知れば知るほど、どこか昔ながらの情緒も感じさせる奥の深い赤坂の魅力に、どっぷり浸かってみませんか？

[Photos by 星野リゾート,Sayaka Miyata]

PROFILE

Sayaka Miyata

Sayaka Miyata

カフェでぼーっとすることと、あてもなく散歩することと、おいしいものを探したり食べたりすることが好き。子どもが生まれてからは睡眠も好きになりました。

カフェでぼーっとすることと、あてもなく散歩することと、おいしいものを探したり食べたりすることが好き。子どもが生まれてからは睡眠も好きになりました。