地上49階建て「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」

虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの建物最上部である49階には、新しい価値や体験、情報を発信する舞台「TOKYO NODE」があります。その広さは10,000平方メートルで、イベントホール、ギャラリー、レストラン、屋上ガーデンなどが複合する情報発信拠点です。

現在はTOKYO NODE 開館記念企画 第一弾として、「“Syn : 身体感覚の新たな地平” by Rhizomatiks × ELEVENPLAY」が2023年11月12日まで開催。変形する空間と、目の前に現れる24人のダンサーとともに、イマーシブな世界が立ち上がる特別な体験ができますよ。

さらに、2023年12月5日（火）～2024年2月25日（日）の期間には、TOKYO NODE 開館記念企画 第二弾として、「蜷川実花展 : Eternity in a Moment」を開催。写真家・映画監督の蜷川実花氏がクリエイティブチームEiMとして挑む、圧倒的なスケールの空間体験型展覧会です。

同じく最上階の49階には、レストランに加え、「SKY GARDEN & POOL」という東京を見渡す、インフィニティプールを備えた絶景ルーフトップガーデンも！　入場は、今後オープンするレストランの利用者のみが予定されており、対象レストランは、KEI Collection PARIS（2024年冬オープン予定）とapothéose（2023年11月21日オープン予定）の2店舗です。

地下2階のフードエリア「T-MARKET」

虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの地下2階は、全27店舗が集まるフードエリア「T-MARKET」。虎ノ門ヒルズ駅の改札を出てすぐの駅前広場「ステーションアトリウム」に直結しており、アクセスも便利です。

中央の約140席あるパブリックテーブルは、昼はテイクアウトして食事ができます。夜は、各テーブルのQRコードから各店舗の一部メニューが注文でき、スタッフがサーブしてくれます（17時以降・夜のテーブル利用は要予約）。

クラフトビールにフィッシュアンドチップスが合う「dam brewery restaurant」

そんなT-MARKETの中にある「dam brewery restaurant」は、クラフトビール醸造所併設のブルワリーレストラン。座席数82席に加え、スタンディングスペースも。

落ち着いて飲食が楽しめる座席もあれば、仕事帰りにカウンター席で軽く一杯、という使いかたもできます。

クラフトビールは、東京都文京区のアウグスビールが製造から販売までプロデュース。店内にあるタンクがまた近未来的な雰囲気を醸し出します。

「どんな食事にも最高に合うビール」がコンセプトになっているだけに、同店で楽しめるフィッシュアンドチップスにもめちゃめちゃ合います！

クラフトビール

ここからは、お店で楽しめるクラフトビールやフィッシュアンドチップスをご紹介。

左から daily paper -Sasion-／day light -IPA-／dawn brew -Brown Ale-

まず初めにオーダーするなら、写真左、毎日の新聞と名付けられたシグネチャービール「daily paper-Sasion-」を。軽やかでドライな口当たりながら、フルーティーかつスパイシーな風味が楽しめて、毎日飲みたくなるようなビールです。

写真中央「day light -IPA-」は、グレープフルーツのような甘さ、ハーブ、シトラス系の爽やかな香りを最大限に引き立てたIPA。

写真右「dawn brew -Brown Ale-」　は、期間限定コーヒーブラウンエールで、東京・青山にあるロースターカフェ「Littele Darling Coffee Roasters」、徳島・上勝町にある醸造所「RISE&WIN」、dam brewery restaurant 3社のコラボレーションから生まれたビール。

新しい一日の始まり（dawn＝夜明け）がイメージされた、丁寧に焙煎されたコーヒー豆と麦芽の芳醇な香りが特徴なのだそう。

店内にズラリとぶら下がるビールグラスも可愛い。

フィッシュアンドチップス

「dam brewery restaurant」では、NYミシュラン3つ星店「Jean-Georges」で日本人初のスー・シェフとなり、現在完全紹介制レストラン「No Code」オーナーシェフを務める米澤文雄氏がフードメニューを監修したそう。看板メニューのフードは、本場イギリスの定番おつまみであるフィッシュアンドチップス。

フィッシュアンドチップスは、白身魚、大海老、イカ、ソフトシェルクラブ、サーモンから選べます。外はカリっと、中はふんわり食感、魚介の旨みがぎゅっとつまったフィッシュアンドチップスは、最高にうまい！　これはビールも進むおいしさです。

使われている白身魚は「パンガシウス」という聞きなれない魚ですが、ナマズの一種で淡白な味が特徴。フィッシュアンドチップスにするとふっくらとしていて、とても合うなと思いました。

白身魚のイメージが強いフィッシュアンドチップスですが、どの魚介も美味なのでぜひお試しを。個人的にはサーモンがお気に入りでした。

フィッシュアンドチップスには、バーベキュー、シラチャマヨネーズ、自家製タルタルソース、モルトビネガーのディップソース4種類が用意。どのソースもおいしいのですが、爽やかなハーブがアクセントのアンチョビハーブタルタルソースが特におすすめです。

フィッシュアンドチップスのプレートにつく、「オリジナルポテトチップ」もくせになるおいしさ。オリジナルスパイスがきいた、これまたビールが進むポテトチップです。

フィッシュアンドチップス以外にも、カクテルやワインなどのドリンクメニューや、お酒にも合う一品料理がそろっています。

お酒も食事も楽しめる虎ノ門の新スポット

「dam brewery restaurant」は、おいしいクラフトビールとフィッシュアンドチップスが楽しめるお店。仕事帰りに一品料理とお酒でサク飲みにも、友人や仲間との食事にも利用したいレストランです。

[Photos by TABIZINE編集部]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
 

Chika

Chika

都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒される。