
「羽二重トースト」とは?味は3種類!

羽二重トーストとは、文字通り福井の名産品・羽二重餅を食パンの上にのせてトーストする、という新しい食べ方を提案する商品。パッケージの可愛さが秀逸です。
製造するえびす堂は、102年続く老舗の和菓子屋を事業継承という形で「羽二重餅」や「けんけら」など福井の伝統的な和菓子の製造を行っています。羽二重トーストは、県内デザイナーと提携し開発されました。

フルーツ大福や羽二重アイスにするのもおすすめだそう
プレーン、よもぎ、黒ごまきなこ 各486円(税込)の3種類がありますが、筆者購入時プレーンは売り切れでした……オンラインショップでも売り切れ。インスタなどのSNSを見てもプレーンを買っている人が圧倒的に多く、やっぱりプレーンの白が可愛いよなあ……とちょっと残念な気持ちに。本当はプレーンが欲しかった……。
よもぎか黒ごまきなこで迷いましたが、今回は黒ごまきなこを試してみます!


開封すると、きなこにまみれてトレイに入った羽二重餅が3枚。触感はフワフワです。それでは早速、いろんな食べ方で実食してみたいと思います。
羽二重トースト&アイスのせで実食!
定番!羽二重トースト

まずは王道の羽二重トーストを。今回は小さめの食パンを用意しています。そのほうが写真に撮ったときに可愛いかなという狙いと、何枚も試食することになった場合苦しくならないように。羽二重餅の粉をよく落とし、パンにON! 形は自由に整えます。1枚1枚形が微妙に違うところに手作りっぽさが感じられて可愛い。
パンがこんがり焼け、お餅がプクッとなるまで焼いたらできあがり。

焼いているときはかなりプクッとなるのですが、トースターから出した途端しぼみます。白いプレーンだときっと可愛いのでしょうが、黒ごまきなこはかなり見た目は地味です。

ちょっと見た目の岩石っぽさに躊躇しながらもいただきます! 熱々なので火傷しないように気をつけないと……

中は真っ黒! 餅がとろりととろけます。甘みはしっかりついているので(個人差あるでしょうが筆者はそう感じました)、黒蜜などの甘みをプラスしなくても十分スイーツ感覚です。なんだか不思議な感じ……ピザにお餅をトッピングしているものが近いのかもしれませんが、その場合たいてい明太子やマヨネーズ風味だと思うんです。それがデザート風に甘いので、味覚が混乱するような新感覚。
でもなんとなく何かをプラスしたい気分……
アレンジ!塩羽二重トースト

そこで塩をパラりとかけてみたところ、これはヒット!塩大福のように、ほのかに感じる塩味がいいアクセントになって食べ飽きません。
アレンジ!羽二重アイス

次なるアレンジは、おすすめされていた羽二重アイス。バニラアイスの上にかぶせてみました。

スプーンですくっていただこうとしたところ……アイスの冷たさで羽二重餅がかたくなって千切れない……予想以上に格闘し、手で千切って一口大にしました。トーストしたときのとろりとした感じとは全く違い、グミのようにしっかり歯応えがある食感。食べにくさの方が優ってしまいました。個人的には羽二重アイスアレンジはリピしないと思います。
アレンジ!羽二重バタートースト

最後に、羽二重バタートーストも試してみたいと思います。塩羽二重トーストがおいしかっちので、同様に塩味をプラスできるという意味で間違いのないアレンジだと予想。しかもバターによりジューシーさもアップするので期待が高まります。

横から見るとますます岩のようですが……

これは正解! 食パンも羽二重餅もかわいた感じの素材なので、そこにバターが加わることでちょうどいい半生感が創出されます。バターのやわらかな塩味と羽二重餅の甘み、そこに黒ごまきなこの風味もあいまって、いい感じのバランスでいただけました。
羽二重トーストはどこで買える?

筆者はJR福井駅からすぐのショッピング モール・ハピリン2階の「福人喜 ハピリン店」で購入しました。オンラインショップもありますが、現在品切れのようです。
[All Photos by kanoa]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
kanoa ライター
自由とときめきを愛するライター。2児の母。都会のマンション暮らしを満喫しつつも、いつか田舎に移住し、縁側のある古民家に住みたいと憧れている。旅先で「ここでしか買えないお土産グルメ」を探すのが好き。特にパン屋を見つけると買わずにはいられない。
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