「南あわじラーメン」とは

「美菜恋来屋（みなこいこいや）」のフードコートにある「南あわじラーメン」外観

「南あわじラーメン」はもともと、食材研究家「馬崎泰成」氏が兵庫県南あわじ市津井の自宅横に小屋を建てて営む屋台店でした。そんな馬崎氏が作るラーメンに惚れ込み、「ご当地ラーメンとして広めたい」と手を挙げたのが、株式会社セライナ代表「川田尚果」氏。

「南あわじラーメン」についての告知物

そして2023年8月4日、コアラがいる動物園「淡路ファームパークイングランドの丘」に隣接する産直市場「美菜恋来屋（みなこいこいや）」のフードコートに移転オープン。移転後には「おもちゃ付キッズメニュー」も追加するなど、親子連れも大歓迎のラーメン店です。

「南あわじラーメン」調味料やベビーチェア

「カプチーノラーメン」とは

「南あわじラーメン」の「カプチーノラーメン」。メニュー名は、「ラーメン」

「カプチーノラーメン」とは、きめ細やかでクリーミーな極上泡スープが評判で、多くのメディアでも取り上げられている「南あわじラーメン」の人気メニュー。「鶏カプチーノ」や「南あわじラーメン」と呼ばれることもありますが、メニュー名は「ラーメン」です。

肝心の味は…

親鳥だけで丁寧にダシを取り、麺を入れる前の工程で調味料などと合わせ、ブレンダーで極上の泡を作ります。完成したスープは、ふわっふわの極上泡がやさしい口当たり。そして、あっさりとしていてまろやかなのに深みのある味わいで、とてもおいしいです！

無料でカスタマイズ！

「南あわじラーメン」では、味の好みについて無料でカスタマイズができます。「味濃いめ」をお願いできたり、たまねぎ・青ねぎ・もやし・きくらげ・チャーシューといった苦手なトッピングを抜いてもらったりできるほか、下記のようにアブラやニンニクの増量も可能です。

■アブラ増し

■ニンニク増し

「チャーシューマヨ丼」との組み合わせも人気

「南あわじラーメン」チャーマヨ丼＆鶏カプチーノラーメン

「ラーメン」といっしょによく注文がある人気の組み合わせについて、「チャーマヨ丼（チャーシューマヨネーズ丼）」だと教えてくれたので、こちらも実食。チャーシューがやわらかくてとてもおいしく、マヨネーズとの相性が抜群でした。ぜひ食べてみてほしい1品です。

「南あわじラーメン」チャーマヨ丼

店主おすすめガッツリ系カスタマイズ

「南あわじラーメン」マシマシ鶏カプチーノラーメン

アブラもニンニクも大好きだというガッツリ系の人には、「アブラマシ＋ニンニクマシ」の組み合わせがおすすめなのだとか。実際に食べてみたところ、ニンニクがガツンと香り、スープの泡立ちが2倍ほどになっていて、舌触りもさらにクリーミーだと感じました。

「南あわじラーメン」の挑戦

「南あわじラーメン」では、「南あわじラーメンが作るラーメンを、ご当地ラーメンとして広めたい」という想いから、さまざまなことにチャレンジしています。コラボ企画や期間限定メニューなどもありますので、お見逃しなく！

「練物屋」とのコラボ企画

「練物屋」とのコラボラーメン。画像提供：南あわじラーメン

「美菜恋来屋」フードコートの同フロアにある「練物屋」とのコラボ企画も開催中です。かまぼこやナルトがトッピングされているラーメンはよく見かけますが、こちらは練物と組み合わせる斬新なコラボメニューです。最初は「平天」からがおすすめなのだとか。終了期間については未定のため、興味のある方は早めに足を運んでみてください。

冬季限定メニュー「辛臭旨麺」

冬季限定メニュー「辛臭旨麺」。画像提供：南あわじラーメン

2023年12月6日からは、唐辛子とニンニク好きな人のための冬季限定メニュー「辛臭旨麺（税込900円）」の提供もはじまっています。こちらも終了期間については不明なので、早めの注文がおすすめ。食券は販売していないため、スタッフの方に直接注文してください。

ジャンボラーメン完食で1年間ラーメン無料

「南あわじラーメン」大食いチャレンジについて。画像提供：南あわじラーメン。

対象の南あわじラーメン特製ジャンボラーメン（総重量6.2㎏）を30分で完食すると、達成者本人のみラーメンが１年間無料になる「大食いチャレンジ」も開催中です！「大食いには自信がある！」という人は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか？

大食いチャレンジに挑戦するチャレンジャー。画像提供：南あわじラーメン

失敗したときには5,000円を支払うことになりますが、7,000円相当の爆烈ボリュームとのことなので、お得感があります。「応援や水を運ぶなどのセコンド行為はOK」「達成後は同量での挑戦はできない」などいくつかルールがありますので、事前に確認のうえ挑戦してください。
 

リヤカー屋台もオープン！

「南あわじラーメン」リヤカー屋台。注意：写真撮影のためテントを捲り上げています。写真は、開店前

2023年10月25日からは、兵庫県洲本市海岸通りにある「BAR ROOTS」横の空き地でリヤカー屋台もスタートしています。近くにある海岸から吹いてくる海風を感じながら、風情あふれるリヤカーでアツアツのラーメンが食べられる激アツレアスポットです！

「南あわじラーメン」リヤカー屋台の行列。注意：写真撮影のためテントを捲り上げています。写真は、開店前

水・木・金・土曜日の夜限定で、営業開始はだいたい21：00ぐらいから。地元の方たちに見守られながらゆっくりとはじまり、50食限定。売り切れ次第終了となっています。また、天気が悪いときなどは営業中止となるため、事前にInstagramでチェックしてくださいね。
 

あわせて楽しみたいスポット

「南あわじラーメン」が入居する産直市場「美菜恋来屋」、隣接する「イングランドの丘」の看板。

記事のなかでも少し触れていますが、「南あわじラーメン」が入居している「美菜恋来屋」は、産直市場。フードコートがあるほか、地元で採れた野菜や淡路ビーフ、淡路島をモチーフにした雑貨や土産品などの販売もしていて楽しめるスポットです。

また、「美菜恋来屋」に隣接している「イングランドの丘」では、日本全国で7か所の動物園にしかいないコアラも鑑賞できます。とってもキュートなその姿には、何度見ても癒されること間違いナシです。
 

やまももわかめ丸

yamamomowakamemaru ライター