東京から日帰りで行ける!山そのものがパワースポットの「筑波山」とは?

Posted by: あやみ

掲載日: Apr 3rd, 2024

昔から「西の富士、東の筑波」といわれている「筑波山」は、茨城県中央部にある筑波山地の主峰です。古くから信仰の山として栄えてきました。今回は、そんな筑波山の歴史やパワースポットにフォーカス。ロープウェイやケーブルカーが整備されており、登山をしたり、約3,000年の歴史を誇る古社「筑波山神社」を参拝したり、さまざまな楽しみ方ができますよ。

茨城県・筑波山
 


 

筑波山とは?

筑波山の夕暮れ
男体山と女体山の2つの峰を持ち、朝夕に山肌の色が変わることから、「紫峰」とも呼ばれている「筑波山」は、「日本百名山」に挙げられる山の中で最も低い標高877mです。なだらかな裾野を有することから火山のように見えますが、噴火により形成された山ではありません。

約8000万年〜6000万年に、マグマが地下深部で時間をかけて固まり岩石となり、地殻変動によって隆起した山なのです。

山そのものが御神体! 「筑波山」の歴史

筑波山の日の出
古くから山そのものが御神体として崇められてきた霊山である「筑波山」。江戸時代には、「西の富士、東の筑波」と並び称され、物見遊山として人気を博していました。

『古事記』には、イザナギ、イザナミの二柱の神様が山頂の「天浮橋」(あめのうきはし)に立ち、手にした鉾の先から滴を垂らし、それが日本になったと記載されています。そのため、「筑波山神社」では、西峰に筑波男大神(つくばおのおおかみ)としてイザナギノミコトを、東峰に筑波女大神(つくばめのおおかみ)としてイザナミノミコトがそれぞれ山頂に祀られており、中腹の拝殿は2つの峯を仰ぎ拝む場になっています。

明治時代初めの廃仏毀釈により、仏教寺院のほとんどは消えてしまいましたが、筑波山神社の境内には、江戸時代の文化財が残っていて、見学可能です。

神秘的な雰囲気が漂う、筑波山のパワースポット5選

筑波山には、名所・旧跡のほか、はるか昔から数多くの伝説や言い伝えが残っています。山そのものが御神体であるため、そのパワーは計り知れないものがあるでしょう。ここでは、筑波山を代表するパワースポット5つをご紹介します。

縁結びや夫婦和合のご利益があるとされる古社「筑波山神社」

筑波山神社
約3,000年の歴史を誇る「筑波山神社」は忘れずに訪れたいスポット。境内は中腹の拝殿より山頂を含む約370haにもおよぶ、全国屈指の由緒ある神社です。筑波男大神(イザナギノミコト)、筑波女大神(イザナミノミコト)の夫婦神を祀っていることから、縁結び・夫婦和合・家内安全のご利益があるとされています。山頂からは、関東一円を望むこともできますよ。

また、境内の随神門近くに立つ大杉にも注目を。齢約800年、幹回り9.8m、高さ32mもあり圧巻です。この木のそばにいるだけでパワーを感じます。

親鸞と間宮林蔵の言い伝えが残る「立身石」

神霊石である「立身石」は、男体山頂近くに位置します。昔、浄土真宗を開いた親鸞(しんらん)がこの場所で念仏を唱え、餓鬼を救済したという伝説が残っています。さらに、江戸後期の探検家、測量家の間宮林蔵(まみやりんぞう)が少年時代に武士として身を立てられるように祈願した場所ともいわれています。この石に近づくだけでパワーをもらえそうですね。

願いが神様に届くようにと小石を置いたのが始まりの「大石重ね」

筑波山神社で祈祷された小石「願い石」に願い事を書き、山頂の本殿にほど近い、標高約750mのこの場所(大石重ね)に置くと願いが叶うとか! これはぜひ試してみたいですね。なお、初穂料は300円です。

ガマの油のセールストークが生まれたとされる「ガマ石」

筑波山神社のガマ石
筑波の名物といえば「ガマの油」ですが、ガマ口上を考案した永井兵助が、この石の前でガマの油のセールストークを考えたとされています。この石は、江戸時代には「竜石」といわれていたそうです。不思議な形をした石で、口の中に石を投げ込むと金運が高まるといわれています。

白い蛇を見かけたら財をなせるかもしれない「白蛇弁財天」

ここには白い蛇が住んでいるといわれ、その白蛇の姿を見ると財をなすことができるそうです。酒迎場分岐からすぐの場所にあります。

筑波山神社の奇岩
このほかにも、筑波山には多くの奇岩・怪石が点在しています。それぞれの言い伝えなどを調べれば、より充実した散策ができそうですね。

筑波山
住所:茨城県つくば市筑波1
電話:029-869-8333(つくば観光コンベンション協会)
交通アクセス:関東鉄道「つくば・つくばセンター駅」から筑波バス北部で約55分、「筑波山口」で下車、シャトルバスの沼田停留所まで徒歩約3分
公式サイト:https://ttca.jp/

また、登山が難しい場合は、ロープウェイやケーブルカーを利用するのがおすすめです。

絶景を拝める「ロープウェイ」「筑波山ケーブルカー」

筑波山ロープウェイ
筑波山ロープウェイは、関東平野を一望できるのが最大の魅力です。眼下には、霞ケ浦や太平洋はもちろん、東京都心のビル群、東京スカイツリー、富士山が見えることも。標高840mにある「女体山駅」からは、約5分で女体山頂に行けます。

一方の「筑波山ケーブルカー」は、筑波山の中腹に位置する「宮脇駅」と山頂の「筑波山頂駅」を、約8分で結んでいます。山麓の「宮脇駅」は筑波山神社の隣に位置しています。ケーブルカーの車窓からは、四季折々の景色のほか、樹齢500年を越える杉の巨木、筑波山を形作っているハンレイ石の巨岩も見ることができます。料金や時刻表など詳しくはこちらをご覧ください。


さらに、筑波山の麓には日帰り温泉施設「つくばの湯」も! 内湯、露天風呂に加え、サウナ、水風呂を完備しています。レストランもあり、そばやうどん、定食などを味わえますよ。登山で疲れた体を癒やすことができそうですね。

東京から日帰りで行ける筑波山をぜひ訪れて、絶景を拝み、疲れた体を温泉で癒やし、運気を高めたいですね。

[参考]
筑波山ケーブルカー&ロープウェイ
つくばエクスプレス
一般社団法人 つくば観光コンベンション協会
観光いばらき
つくば市

[Photos by Shutterstock.com]

PROFILE

あやみ

Ayami ライター

フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。

フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。

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