2024年リニューアル！スヌーピーミュージアム

アメリカの漫画家チャールズ M・シュルツさんが描いた4コマ漫画『ピーナッツ』に登場するビーグル犬のスヌーピー。作品の主人公チャーリー・ブラウンの飼い犬で、日本でも幅広い年代で愛され続けているキャラクターです。

東京・六本木から2019年に南町田グランベリーパークへ移転した「スヌーピーミュージアム」。2024年2月には、新常設展、期間限定の企画展、光と音楽と映像のショー演出などを設けリニューアルオープンしました。

お隣の「PEANUTS Cafe SNOOPY MUSEUM TOKYO（ピーナッツ カフェ スヌーピーミュージアム トーキョー）」も同時にリニューアルし、見て食べて満喫できるスポットになっています。最近では外国人観光客もじわじわと増えているそう。

【New】雲のような形をしたミラー「ウェルカム・スヌーピー」

まず、入館したら天井を見上げてみてください！ 雲のような形をしたミラー「ウェルカム・スヌーピー」を新しく飾っていて、スヌーピーやピーナッツの仲間たちがお出迎えしているような雰囲気に！

見どころ満載なミュージアム

【New】スヌーピーグッズ大集合「スヌーピー・ワンダールーム」

新しい展示「スヌーピー・ワンダールーム」。「みんなでつくる、みんなのミュージアム」をコンセプトに、ファンからの寄贈を含め約1,000点以上のスヌーピーグッズで埋め尽くされているお部屋です！

大きなものから小さなもの、ぬいぐるみや玩具まで、いろんなジャンルのスヌーピーグッズが大集合。昔のもの、レアなものと、まるでタイムカプセルのような空間に！

漫画家シュルツさんの歴史「チャールズ・シュルツ・ギャラリー」

スヌーピーの生みの親、シュルツさんの創作の歴史に触れる展示「チャールズ・シュルツ・ギャラリー」。1950年から2000年まで50年間描き続けた歩みを知ることができます。

『ピーナッツ』やキャラクターたちを紹介「ピーナッツ・ギャング・ギャラリー」

1950年にアメリカの新聞7紙で連載が始まったコミック『ピーナッツ』やキャラクターたちを紹介した展示「ピーナッツ・ギャング・ギャラリー」。最盛期には75カ国、21の言語、2200紙で連載されました。複製原画から色彩や筆圧を至近距離で見ることができて、見ごたえも読み応えもあります！

【New】音楽・映像・光の演出「スヌーピー・ルーム」

広いお部屋で大きなスヌーピーの像を見ることができる「スヌーピー・ルーム」。全長約8mのスヌーピーが寝ていたりスケートをしていたりと、コミックと同じポーズをしたスヌーピーの隣に立って来館者も同じポーズで撮影を楽しめます！

4分ごとに行われる、楽しげな音楽と連動した映像と光の演出（約2分）。部屋中をスヌーピーが駆け巡ってワクワクするショーは必見！

スヌーピーたちもいる屋上テラス

屋外テラスでは、芝生広場でゴルフをするスヌーピーと見守る親戚や友人一行というユニークなシチュエーションに！ 南町田の景色を眺めてちょっと休憩も。

メッセージも残せる「スヌーピーの『ベリー・ハッピー・ホーム』」

赤い屋根のビッグドッグハウスがある「スヌーピーの『ベリー・ハッピー・ホーム』」。自分が小人になった気分です！ ハウスの中では映像も流れているので、室内も要チェック！

同じフロアでは、付箋にスヌーピーへのメッセージを書いて大好きな気持ちを届けることができます。付箋は壁に貼られていて、平日でもファンの気持ちがたくさん寄せられています！

期間限定の新企画展もあり

また、2024年2月1日（木）～2024年9月1日（日）まで新企画展「旅するピーナッツ。」も開催中。スヌーピーやスヌーピーのきょうだいたちが旅をしているシーンがたくさん展示されています。

【New】要予約で体験ワークショップ

1階ではワークショップも体験できます。

先着順・要予約（6月実施分以降の参加費6,600円、所要時間80分、1アカウントにつき2枚まで・付き添い入室不可）、各回定員は12名。ミュージアム入館チケットが必要なので、前売券もゲットしておくとよいでしょう。

＊参加費は5月開催分までの金額です（6月開催分以降、参加費変更予定）。

2024年4月現在、スヌーピーのボディ（本体）に詰め物や綿を入れてスヌーピーを作れる「ぬいぐるみワークショップ」が開催中。ファンだけでなく、イベントごとの思い出にする参加者も多く、チケットは即完売するほど大好評とのこと！

自分の名前を入れた好きな色のTシャツや首輪をつけて生まれる自分だけの特別なスヌーピーです！

綿の量が「多め・少なめ」で見た目も変わります！巾着袋にオリジナルスタンプを自由に押して我が家へお持ち帰り！

ほぼ新作のオリジナルグッズ！

1階のグッズ売り場「ブラウンズストア」には、雑貨やぬいぐるみなど色々なオリジナルグッズが棚いっぱいに並んでいます。書籍以外すべてミュージアム限定商品で、“「NEW」と書かれた黄色いPOP”がリニューアルで追加となった新商品の目印。

2月のリニューアル時には165点、4月26日（金）からはさらに、へッドウェア&アパレルブランド「NEW ERA®（ニューエラ）」とコラボしたものなど新作約40点が追加されます。では、人気・おすすめを中心に一部紹介します！

【New】人気1～3位

人気1位「アクリルスタンド（ランダム） スヌーピー」（全14種・各税込990円）。13種類とシークレット1種とあり、いろんな表情やポーズをとってどの子も可愛らしい！

人気2位「ハニーローストピーナッツ」（税込2,970円）。約25cmのスヌーピーのケースの中にお菓子が個包装で入っています。食べ終わったらケースは使えて、レトロな雰囲気もナイス！

人気3位「ゆるくたぬいぐるみ スヌーピー グレー」（税込3,300円）。くた～っと少し前かがみになった姿がなんともキュート！

【New】お店のオススメ1～3位

オススメ1位「ゆるくたぬいぐるみ オラフ」（税込3,850円）。ふわふわで、少し重みがあって、抱っこすると安心感をもたらしてくれます。このゆる〜い表情もたまらない！

オススメ2位「ゆるくたスヌーピー ロングポーチ」（税込2,970円）。背中側がチャックになっていて文具を収納。勉強や作業の癒しになりますね。

オススメ3位「フラワーベース」（税込1,650円）。50年代に描かれたスヌーピーをモチーフにした一輪挿し。上目遣いにキュンとします！

ステーショナリー、図録、ポストカードなど続々

「penco バレットボールペン」（全8種類・各税込1,100円）。キャップにスヌーピーを描いて、インクリフィルが交換式なのでずっと使えます。

「マスキングテープ」（各税込495円〜）。15㎜幅、30㎜幅とあってカラフルで、コミックを読んでるみたいににぎやか！

「カチューシャ＆チョーカー」（税込2,530円）。ほわほわの耳付きカチューシャと、首輪をイメージしたチョーカーのセット。入館したらこちらを身に着けてミュージアムを巡るのもいいですね！

「コミック缶バッジ（ランダム）」（各税込660円）。スヌーピー、ウッドストック、ピーナッツ・ギャングの正方形型の缶バッジ。コミックのコマ割りのデザインもオシャレ。

「ストラップ＆フォンタブ」（税込2,750円〜）。キャラクター違いのデザインで、ショートタイプと肩にかけられるタイプと長さ違いでフォンタブとセットになっています。

「ミニタオル」（税込880円）は、種類豊富で気軽なお土産にぴったり。

まるで図書館のような一室も！

ダイカット、ペナント型、ポップアップタイプなど、色々なポストカードやポスター、現在・過去に行われた企画展の図録が並んでいます。

チョコクランチ、人形焼、カタヌキバウム、ワッフルクッキーなどお菓子もたくさん。

Tシャツ、トートバッグ、ヴィンテージデザインのグラス、ポーチなどと魅力的なアイテムばかり！

1会計につき2枚まで、コミック風のオリジナルショップバッグに入れてもらえます。

商品によって完売もあり。再入荷情報は施設のインスタグラムにて、完売情報は公式サイトにて発信しているので、チェックしておくといいでしょう！

＊リニューアルオープン後、2月1日から食品以外の全商品個数制限を設けています。品切れの場合もあるので予めご了承ください。

はしごしてGO「ピーナッツ カフェ」

東京・中目黒・原宿、神戸、大阪、名古屋、博多に展開している「PEANUTS Cafe（ピーナッツ カフェ）」。

南町田グランベリーパークの「PEANUTS Cafe SNOOPY MUSEUM TOKYO」もリニューアルし、新たにテラス席も設けています。

ミュージアムの後に立ち寄ったので少し紹介します！

大きな窓ガラス越しに鶴間公園の豊かな緑に囲まれてウッディな店内。椅子にも壁にも至るところにキャラクターたちがいて、こちらもミュージアムのようなワクワク感に包まれています！

【New】メニューも盛りだくさん

メニューも新しくなっていて、テイクアウトOKのメニューもあります。

パスタやタコスのお食事系、ピクニックボックス、デザート系、季節限定、ミュージアムの企画展と連動したメニュー、キッズプレートなどと盛りだくさん！

オススメのデザート「スヌーピーの“RARF RARF”パンケーキ」（税込1,496円）。スフレタイプのフワッフワのパンケーキに、玄米フレークとバニラアイス、バナナを添えています。

ミュージアムの入口やカフェ内のデザインと同じく、“RARF”と吠えるスヌーピーをクリームの上に描いていて写真撮影も楽しい！

筆者、絶妙なとろけ具合のクリームにまず感動！ パンケーキの真ん中にはリンゴがフルーティーなクリームを閉じ込め、キャラメルソースと散りばめたナッツの食感とハーモニーを味わえます！

色々頼んでシェアしたくなるメニューばかりで、取り皿もキュート！

ドリンクのマグカップ、ミルク、シュガー、マドラーに至るまでスヌーピー尽くし！

ピーナッツ カフェは各店舗でドリンクを1杯注文すると“店舗限定の紙コースター”もランダムで1枚プレゼントされています。南町田限定は緑色の全3種、さらに期間限定のピンク柄も登場。メッセージカードにもなるほど紙質が厚めなので、この日の思い出を綴ってもいいですね。

カフェもグッズ展開！南町田店限定あり！

カフェで使用されている竹素材のプレートなど、カフェでもグッズが販売されています。

ランチボックスやカトラリー、Tシャツ、キーホルダーなど、ミュージアムとはまた違ったグッズも勢ぞろい！

南町田限定・数量限定「thermo mug タンブラー」（税込3,740円）。ピーナッツ カフェ全店舗で利用できるドリンクチケットも付いています！

スヌーピーを探して1日満喫！

渋谷から約40分で到着する南町田グランべリーパーク駅。駅にも施設にも、お隣の鶴間公園にもスヌーピーのオブジェがあるので、スヌーピー探しの探検をするのもありですね。

ミュージアム内の階段もコミックのイラストを飾ってリニューアルしているので、移動もウキウキ！ スヌーピー愛に溢れた良き1日を過ごせそうです！

© 2024 Peanuts Worldwide LLC

［all photos by kurisencho］
 

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kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。