イヨシコーラとは?
コーラを愛してやまない「コーラ小林」こと、小林隆英さんが生み出したコーラ。クラフトコーラの作り方がほとんど世に出回っていない中、探究過程で100年以上前のコーラレシピを見つけたのだそうです。
さらに、イヨシコーラを作るにあたってヒントとなったのが、漢方職人の祖父・伊東良太郎さんの経験談や、漢方の調合技術。実は「伊良コーラ」この名前は、伊東良太郎の苗字と名前から一文字ずつ取っているんです。
そんなイヨシコーラは、カルダモンやシナモン、コーラの実など7種類のスパイスと生薬、柑橘を最高の割合で調合されていて、さまざまな製法で何度もアップロードしているのだとか。
できた当初は、キッチンカーで売っていました。クラフトコーラだけを売るキッチンカーは珍しいと、多くのお客さんが手に取り話題となったのだそうです。現在は、成城石井やナチュラルローソン、さらには銭湯・温浴施設で購入することができます。
缶に描かれているのは「カワセミ」。水に飛び込んで餌をとるカワセミのように、常識を気にせず果敢に挑戦しようという意味が込められているそうです。
温泉と相性のいいイヨシコーラ
漢方にルーツを持つイヨシコーラですが、「薬湯」を楽しむ日本の温泉文化と、とても相性がいいんです。お風呂上がりの一杯としても楽しまれています。
そんなイヨシコーラを、飲むだけでなく、身体の外からも味わってほしいという想いで生まれたのが「イヨシコーラの湯」。なんと、6月23日(日)、東京都浴場組合に所属する全銭湯(約420施設)で楽しむことができるんです。
今回は、日ごろからさまざまな変わり湯をやっている妙法湯で、一足先にイヨシコーラの湯を体感してきました。
イヨシコーラの湯の入浴剤。中を見てみると、なんと紫色をしています。もしかして紫色の湯なのでしょうか?
ところが、お湯にいれると……茶色に変わりました! 泡が出ている感じがまさにコーラみたいですね。
お湯につかると、ふわーっとコーラの香りを感じます。この香りも相まって、ものすごくイヨシコーラを飲みたくなりました。
入って数分後、イヨシコーラにスパイスが含まれているためか、血流がよくなって体がポカポカしてきました。とても心地よく、ずっと浸かっていたい、そんなお湯です。
また、壁にはイヨシコーラの説明などが書かれたポスターなんかも貼ってあるので、それを見ながらゆったりと過ごすのもよさそう。
そしてお待ちかね、風呂上がりの一杯! ポカポカの状態で飲む、キンキンに冷えたイヨシコーラはたまりません! ぜひみなさんにもこの爽快感を味わっていただきたいです。
暑くなってきて、湯船に浸からずに済ませてしまいがちなこの季節。 そんな時こそ、コーラの香りが爽やかな「イヨシコーラの湯」に入って、日ごろの疲れを癒してみてはいかがですか?
開催場所:東京都浴場組合に所属する全銭湯
開催日時:6月23日(日)
妙法湯
住所:〒171-0021 東京都豊島区西池袋4-32-4
交通アクセス:椎名町駅北口から徒歩約2分
営業時間:15:00~25:00
定休日:月曜日
料金:大人 520円、小学校以下 200円、未就学児以下 100円
※価格は全て税込です
公式HP:https://myohoyu.com/
[Photos by RUKA]
※浴室及び脱衣所内での撮影およびスマートフォンの操作は禁止ですが、今回は特別に許可を得て撮影しています
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