開店前から行列! 銀座「トリコロール 本店」
「トリコロール本店」は、銀座駅から徒歩5分程度の場所にある1936年(昭和11年)創業の老舗喫茶店。煉瓦造りの壁に、赤いひさし、そして重たい回転扉が、ヨーロッパのカフェを彷彿させます。
筆者が訪れたのは金曜日の開店5分前。一番のりかと思っていましたが、朝8時という時間にもかかわらず、すでにお店の前には5人ほどの行列が。常連客も多く、ルーティンにされている人も。朝イチからお馴染みの喫茶店でモーニングなんて最高ですね。
回転扉をお店の方が開けてくださり、中に入ると赤いベルベッドの椅子のテーブル席がずらっと並んでいました。カウンターの椅子のクッションも赤いベルベット。古き良き時代の喫茶店の姿がそこにありました。
もちろん、シャンデリアもありました! 小さめではありますが、やっぱりレトロ喫茶店にはシャンデリアですよね。
ほかにも、エルメスのスカーフが飾ってあったり、アンティークな雰囲気のランプや食器、置物なども飾ってありました。
実は2階にも席があるんです。モーニングでは使われていませんでしたが、1階とは違うアンティークな雰囲気が漂っています。
開店してしばらくすると、店内はほぼ満席。ふと周囲を見ると、外国人観光客がいっぱいです。銀座という立地もあるのかもしれませんが、今やレトロ喫茶は外国人にも人気なのですね。
- ・分厚いトーストがおいしいモーニングセットは税込930円!
- ・レトロな店内は観光客で常に満席状態
- ・カフェ・オ・レのパフォーマンスに注目!
モーニングでゆったり銀座時間
モーニングは開店時間の8時から提供。モーニングセットは、トリコロール独自のブレンド「アンティークブレンドコーヒー」とトーストとサラダのセット。差額をプラスすれば他のドリンクを選ぶことも可能です。
注文してから10分程度でモーニングセットが到着。金色で縁取られた白いお皿に、トースト、サラダ、ジャム&バターが盛られています。
やっぱり喫茶店のモーニングといえばトーストですよね。トーストは4枚切りくらいの分厚さで、こんがりときつね色に焼かれていておいしそう。中はふわふわです。
バターとジャムをたっぷりつけていただきます! シンプルながらもほっと安心するおいしさです。
添えられたサラダにはプチトマトとパプリカ。シャキシャキのレタスなどの野菜にフレンチドレッシングがたっぷりかかっていて、フレッシュな味わいを楽しめました。
カフェ・オ・レのパフォーマンスに注目!
モーニングセットのセットドリンクは、トリコロール独自のオリジナルブレンド「アンティークブレンドコーヒー」。一杯ずつネルドリップし、芳醇な香りを楽しめるコーヒーに仕上げています。昭和30年代の頃の味を追求した味なのだそう。
「アンティークブレンドコーヒー」ももちろんなのですが、トリコロールに来たら注文して欲しいのがこのふわふわの泡が印象的な「カフェ・オ・レ」です。この泡、どうやって作っているのかというと…次の動画をチェックしてみてくださいね。
実は、この泡は温かいコーヒーとミルクを高い位置からカップに注ぐことでできあがるんです! このパフォーマンスを見るだけでも注文する価値がありますね。
飲んでみると、泡はまろやか。カフェなどのきめの細かいフォームミルクとは違った、やさしいふんわりミルクを楽しめますよ。
銀座でゆったりモーニングを楽しんで!
長く銀座で愛されてきた「トリコロール 本店」。常連さんだけでなく、レトロ喫茶好きの若者から、インバウンドの観光客も多く訪れる人気店ですが、ゆったりした時間を過ごせるのは間違いなしです。
土日はかなり混雑するそうなので、時間に余裕を持って行ってみてくださいね。
東京都中央区銀座5-9-17
営業時間:8:00〜19:00((L.O.18:30)
電話番号:03-3571-1811
定休日:不定休 ※Instgramで確認を
公式サイト:http://www.tricolore.co.jp/ginza_trico/index.html
公式Instagram:https://www.instagram.com/tricolore_honten
[All Photos By Kaori Simon]
Do not use images without permission.