【横浜】昭和歌謡が流れる海上のカフェ＆バー「PIER21 MUSIC CAFE & BAR」で絶品スイーツを楽しむ！

散歩の休憩に行きたい海に浮かぶ音楽スポット

（画像提供：PIER21 MUSIC CAFE & BAR）

横浜赤レンガ倉庫やみなとみらい駅付近の海沿いに浮かぶ「ぷかりさん橋」。パシフィコ横浜からも直結しているこちらの建物の2階に、2024年6月、ミュージックカフェ＆バー「PIER21 MUSIC CAFE & BAR」がオープンしました。

一面ガラス窓に囲まれたモダンで開放的な内装。店内には54席（内、個室1室8席）あり、どこに座っても海を目の前にリラックスできる空間です。

ウッドデッキに出て穏やかな海風と波の揺れを感じられるのも、海上ならではの癒されポイント。

ミュージックカフェ＆バーなので、アナログレコードのジャケットも飾っています。山口百恵さん、小泉今日子さん、薬師丸ひろ子さんなど、レジェンドぞろい。店内はBGMとして昭和歌謡をが流れていてノスタルジーな雰囲気。ジャンルを問わず聴きたい曲をリクエストすることもOKです。

レトロで新しいカフェメニュー

懐かしの音楽を聴きながらいただくカフェメニューもレトロ感でいっぱい！ メニューには大分県のブランド玉子「蘭王たまご」を使われており、見た目だけでなく素材にもこだわっています。

デザートは全部気になるラインナップ！

「フレンチトースト（ベリー&キャラメル／レモン&バター）」（各税込1,650円）、「プリンパフェ」（税込1,320円）は好評で、「アイスクリーム（バニラ／ストロベリー／塩キャラメル）」（税込 シングル660円、ダブル880円）のお手軽タイプもあります。

ボリューミーなサンドイッチは5種類。

「熟成鎌倉ベーコンの”BLT” サンドウィッチ」（税込1,870円）、「スクランブルエッグの”BLE”サンドウィッチ」（税込1,870円）、「ローストビーフサンドウィッチ」（税込2,420円）、「クロックムッシュ」（税込1,650円）、「津軽どりと半熟卵のサンドウィッチ」（税込1,870円）。クロワッサン以外は、全粒粉パンで具材をサンドしています。

「ナポリタン」（税込1,320円／大盛り＋330円）、「オムライス」（税込1,540円／大盛り＋330円）、「ベーコンと半熟卵のシーザーサラダ」（税込1,540円）といった、喫茶店らしいメニューもあります！

人気デザートを実食

一目ぼれするプリンパフェ

お店自慢の「プリンパフェ」。イチゴと生クリームの上に、堂々とプリンが君臨する可愛らしい出で立ち。別添えのカラメルソースをかければ味の変化も楽しめます。

懐かしさを感じる固めのプリンは、スプーンですくっていざ口に入れてみるとトゥルンッとなめらか。甘さ控えめで「蘭王たまご」のコクがあってミルキーな味わいです！

カラメルソースを絡めてみると、プリンの甘みとほろ苦さという間違いないハーモニーも訪れます！

プリンの下には極薄にカットしたイチゴ、たっぷりの生クリーム、スポンジで層を作り、グラノーラで食感にアクセントをプラス。生クリームが多めの量なので、ショートケーキを食べているような幸せな気分になります。しかも、スポンジの下にはあんこもドンッと入っています！

生クリームとあんこも最高ですが、残していたカラメルソースを注いでみたら、ビターなカラメルがグッと大人味に。和洋の調和に拍手喝采でした！

工程にこだわるフレンチトースト

こちらも人気の「フレンチトースト ベリー＆キャラメル」。数種類のベリーを散りばめて、キャラメルソースとアイス、生クリームをトッピングしたポップなワンプレート！

フレンチトーストを開発された山口店長によると、ミルクのアパレイユ（※）にしっかりと浸したパンを、焼く前に「蘭王たまご」のアパレイユにくぐらせて、パリっと外側を焼き上げているのとのこと。

ミルクと卵という2つのアパレイユを使い分けるのがおいしさの秘密！

※液体状の生地のこと

パンはふっくらと弾力もあって、ミルクの優しい甘みもふわぁ～と訪れます。この食感と風味には一口目から感動しました。フルーティーなベリー、甘いアイスと生クリームでスイーツ感もアップ！

今後は、季節限定フレンチトーストも登場する予定とのこと。

お食事メニューを実食

全粒粉パンのクロックムッシュ

サンドイッチの「クロックムッシュ」は、一般的なベシャメルソースではなく、全粒粉パン、肉感ある熟成鎌倉ベーコン、チーズを合わせています。シンプルですがリッチな食べ応え！

付け合わせの「ポテサラ」もあなどるなかれ！ マスタードとミックスナッツを合わせた珍しいタイプで、絶妙な味と食感のバランスでスタッフさんとお客さんからも大好評の一品。私もお皿いっぱい食べたくなりました！

ワクワクのオムライス

喫茶店と言えば「オムライス」。大きなお皿にドーンッと盛りつけて、先ほど紹介したポテサラ付きでテンションもアップします！

ケチャップチキンライスはふっくらとやさしい味付けで、コクのある「蘭王たまご」の薄焼き玉子で上手に包み、全体の味も穏やかにまとまっています。

喫茶ドリンク

ドリンクは、「クリームソーダ」（税込880円）、「ミルクセーキ」（税込770円）の王道喫茶店ドリンクから、コーヒー系やウィンナーコーヒー、ジュース、クラフトビールまでそろっています（税込660円～）。

青いクリームソーダもステキですが、今回は純喫茶の定番「ミルクセーキ」をチョイス。表面がふわふわに泡立てられて、カスタードの甘みが広がります。

食後のスイーツドリンクや、まったりと時間を過ごす時にぴったりな、なぜか懐かしい心地がするこの甘み。

夜景を一望するバータイㇺ

18時～22時までのバータイムには、フルーツフィズ、ウィスキー、クラフトビール、カクテルなど、オシャレなアルコール系（税込770円～）が登場。フレンチフライやアイスクリームなど、おつまみや軽食系も充実しています（税込660円～）。

赤・白・スパークリングとワインも多彩（税込1,200円～）。夜はみなとみらいの夜景やイルミネーションなどを眺めて、音楽にも包まれて、ドラマチックな時間に酔いしれそうですね。

幅広い年代をノスタルジーに誘う

お店には、昭和歌謡が聴けると聞いて訪れる方も多く、シティポップ好き・レトロメニュー好きの若い方もいらっしゃるそう。年上層には懐かしく、若者には新しく、幅広い世代の琴線に触れているみたいです。

知っている曲が流れると、ふっと当時を思い出し、心もあの頃へタイムワープ。レコードの形をしたコースターの裏に、この日の思い出や、懐かしいあの日の記憶を綴ってみてもいいですね。

［photos by kurisencho］

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。