海外から集められた日本の作品
仏陀、シヴァ神、ヴィシュヌ神などのブロンズ像を見てみると、昔の人々が天国をどのように想像していたかが垣間見えますね。ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館、ライデン世界博物館、パリのセルヌスキ美術館、ケルン市立東洋美術館からは、日本の仏像や工芸品など計8点が出品されています。
今回の展示のための特別な魔鏡
魔鏡とは?
魔鏡とは光を当てると鏡の背に施された文様を投影する鏡のこと。江戸時代に弾圧を受けていた隠れキリシタンが、隠れてマリア像やキリスト像を崇拝するために使われていました。
今回の展示のため、山本合金製作所(京都)の鏡師 山本 晃久氏に特別に発注した「魔鏡」2点も展示されています。同氏は、伝統的な手作業で魔鏡制作を続ける日本で最後の鏡師です。
開催場所:アムステルダム国立美術館 フィリップス棟
開催期間:2024年9月27日から2025年1月12日
公式サイト:https://www.rijksmuseum.nl/ja/visit